風邪で涙が出る理由と止まらない時の対処法!片目だけの場合も!
風邪の症状にもいろいろありますが、中には涙が出るといったものもあります。
しかし、この風邪で涙が出る症状には色々とわからないところがあり
・風邪でなんで涙が出るの、理由は?
・鼻水となにか関係はあるの?
・片目だけ涙が出たり、涙が止まらないといった症状はある?
・子供にその症状が出た場合注意点はあるの?
といった様々な疑問点があるのではないでしょうか。
そこで今回は、風邪で涙が出る理由と止まらない時の対処法についてや上記の悩みなども説明し、片目だけの場合もご説明します。
目次
風邪をひいたら涙が出るのは当たり前?
風邪の症状としてよく知られているのは熱・咳・鼻水といったものですが、この中で症状が重い場合に涙に繋がることがあり、それは鼻水です。
まず、涙はまぶたの鼻側の端に穴(涙点)が空いている部分から出るようになっていて、この穴は鼻涙管という細い管を介して鼻腔内につながっています。
そして、涙というものは感情の高ぶり等が無くても日常的に分泌されていて、この鼻涙管を通って鼻に抜けていっているのですが、風邪や蓄膿症といった炎症によって狭くなったり鼻水の量が多すぎることで詰まってしまうと、涙がこの管を通れなくなって発生した涙の抜け道が無くなってしまうのです。
要するに、鼻の症状がひどいと涙がうまく鼻の方に抜けられなくなり、涙目や目ヤニといったトラブルが発生するようになるということですね。
また、鼻の症状は左右が均等ではないので、片側のみがひどく出て片目のみ涙が多発することもあるのです。
片目から涙が出る原因は本当に風邪?
(関連記事:片目だけ涙が出る原因や病気と治し方!鼻水や赤ちゃんの時は?)
涙が止まらない時の対処法
風邪をひいた場合に、鼻の症状がひどい場合は涙が出やすくなるということでしたが、鼻の症状が全くない状態で涙があふれてくる場合は流涙症(りゅうるいしょう)の可能性があります。
これは、涙の通り道が細くなったり詰まったりするのが原因で起こるのですが、放置することで古い涙が溜まってしまい、細菌が感染して涙嚢炎(るいのうえん)などの病気を引き起こす可能性もあるので注意してくださいね。
また、この流涙症の場合は内科ではなく眼科に該当するので病院に行く際には気を付けましょう。
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風邪で子供は涙が出やすいの?
子供が風邪をひいた時に涙目になったり、目ヤニが多発するといった症状を見たことがある人もいるでしょう。
というのも、子供は大人よりも鼻涙管が短く大人よりも未発達なので鼻水が流れ込み、詰まる確率が高いので涙目や目ヤニといった症状が出やすいのです。
そのため、仮に子供が元気そうにしていたとしても目ヤニや涙目が多発していた場合は鼻づまりといった症状が無いかを見て風邪をひいているのかを確認してみましょう。
なぜなら、風邪の鼻水が除去されない限り目ヤニや涙目といった症状は改善されないので、原因となっている風邪を治す必要があるからです。
それに、たかが目ヤニと思ってしまうかもしれませんが、目ヤニが多すぎると角膜を刺激することがあり、風邪の菌によって結膜炎になる可能性も高まるので、放置するのはあまりよくありません。
涙が出る原因は本当に風邪?
(関連記事:涙が出る病気と症状や精神との関係!理由がわからない時は要注意!)
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、風邪で涙が出る理由と止まらない時の対処法ついてや様々な悩みなども説明し、片目だけの場合もご説明しました。
風邪の症状である鼻水によって鼻づまりが発生すると、涙が鼻に流れなくなって涙目になってしまうということでしたね。
そのため、風邪によって涙が出るということはよくあることなので不思議ではないということでした。
ただし、子供の場合は鼻涙管が短く未発達なので目ヤニや涙目といったトラブルが発生する確率が大人よりも高いということでしたね。
最後に、今回は風邪による症状の一つの涙目について詳しく解説しましたが、この症状も風邪をひかなければ本来なら気にする必要も無いことなので、しっかりと風邪予防をするようにしてくださいね。
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