痛風でくるぶしに腫れや痛みがある時の対処法!薬についても!
風が吹いただけでも痛いと言われる激痛が生じる「痛風」は、初期症状で一般的なのは足の親指の付け根が赤く腫れて激痛に見舞われるというものです。
しかし、この足の親指付け根以外にもくるぶしに痛みや腫れといった症状が現れることがあります。
確かに、痛風はしくみを考えれば体のどこで起きてもおかしくはないので、くるぶしで起きるのもおかしいことではありません。
そこで今回は、痛風でくるぶしに腫れや痛みがある時の対処法や薬についてお伝えします。
痛風でくるぶしに腫れや痛みがある時の対処法は?
痛風発作の初期症状が出る一般的なところは足の親指の付け根となっていますが、低確率でくるぶしに出ることもあり、くるぶしに出るのは最悪の事態と言われています。
では、そのような最悪の事態が生じた時の対処法は、まず医師に薬を処方してもらっているのならばその薬をすぐに服用し、それが無い場合はアスピリンが含まれていない鎮痛剤を飲んでください。
そして、医師に処方された薬かアスピリンが含まれていない鎮痛剤を飲み終えたら、冷やしたタオルや氷嚢で患部を冷やして、患部を心臓よりも高い位置にして安静にしましょう。
また、この動作は仮に薬が無かった場合でも、ある程度の痛みを抑えることができるので必ず行うようにしてくださいね。
たまに、痛風による痛みがひどくてマッサージやもみほぐしを行う方がいますが、これは逆効果になってしまうので控えるようにしましょう。
ちなみに、なぜ最悪の事態と言われているかというと、くるぶしは歩くたびに体重が絶対にかかる場所になっているので、ここに発作が発生すると松葉杖でもない限りまず歩けなくなるからです。
確かに、脚の親指の付け根に発作が起きた場合は、その部分が地面に触れないようにして負担を減らしながら歩くことは不可能ではないけれど、くるぶしで負担なしは無理ですよね。
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痛風発作に対処できる市販薬の選び方!
高尿酸血症などの痛風になる可能性が高い病気持ちの方は、痛風発作が発生した時のために痛み止めの薬を用意するのが一般的です。
ただし、この、痛風発作で使える市販薬はアスピリンなどのサリチル酸が絶対に含まれていないことが前提条件になります。
なぜなら、アスピリンは痛風発作による症状を悪化させてしまう可能性があるためNGとなっているからです。
そのため、具体的な市販薬はどのようなものが良いのかというと、第一三共ヘルスケアの「ロキソニンS」や「ロキソニンSプラス」、ライオン株式会社の「バファリンEX」、エスエス製薬の「イブA錠」といったところでしょうか。
もちろん、これ以外にも鎮痛効果があってアスピリンが含まれていない薬はたくさんありますので、含まれている成分を確認しながら選ぶようにしてくださいね。
ただし、中には副作用がかなり強いものもありますので、購入する際に必ず行われる薬剤師からの説明をちゃんと聴くようにしましょう。
また、同じバファリンでも「バファリンA」はアスピリンが成分として含まれているので、同じバファリンだから大丈夫と安易な考えを持つのは止めてくださいね。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか?
今回は、痛風でくるぶしに腫れや痛みがある時の対処法や薬についてお伝えしました。
くるぶしに痛風発作が発生した場合は医者に処方された薬やアスピリンが含まれていない鎮痛剤があるならそれを服用すること、そして薬があってもなくても冷やして安静にし、患部を心臓より高い位置にもっていくことが大切ということでしたね。
また、薬の選び方としてはアスピリンが含まれていないことが前提条件で、成分をよく確認することが大切であるということ、そして中には副作用が強い薬もあるので薬剤師の説明をちゃんと聴くことが大切であるということでした。
最後に、痛風は放置していたら勝手に収まるものなので放置している方も中にはいますが、そうなると慢性化して発作が繰り返されることになるので、慢性化しないためにも食生活の改善や医師による診断並びに治療を必ず行ってくださいね。
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