痛風に対するクエン酸の効果と摂取量の目安!梅干しの効果も!
痛風は、尿酸が体の中に溜まってしまい、それが結晶化することで、関節などに激しい痛みが現れる病気です。
そして、痛風の症状緩和にクエン酸が効果的と言われているので、その摂取量の目安が具体的に知りたいのではないでしょうか?
また、クエン酸を含む食品として梅干しがあるので、その効果も気になりますよね。
そこで今回は、痛風に対するクエン酸の効果と摂取量の目安や、梅干しの効果についても詳しくお伝えしていきます。
痛風に対するクエン酸や梅干しの効果は?摂取量の目安についても
痛風は、体内の尿酸値が一定基準値を超えてしまい、結晶化することで痛みや腫れが現れる症状なので、治療法としては、炎症を抑えるような薬や尿酸降下薬が処方されるのですが、薬は一時的なもので、再び症状が現れることが多いです。
そんな中、良く食べ物に含まれるクエン酸には、症状緩和に効果があることが知られています。
というのも、クエン酸そのものは、尿酸と同じ酸性に分類されますが、分解されるとアルカリ性になるため、アルカリ性の力で尿酸を溶かす効果があるそうです。
そして、尿として体の外へ排出を促す効果があるので、尿酸値を徐々に下げていき、痛風の症状を緩和させる効果があるそうです。
そのため、痛風になった時は、クエン酸が多く含まれたレモンや梅干しを意識的に摂ると良いとされていて、ドラッグストアなどでクエン酸そのものも販売されているため、これを直接水に溶かして飲んでも効果があるそうですよ。
それから、1日で摂取する量は、レモンなら1個~半分くらいで、お酢なら1回に20mくらいが適切だそうなので、コンビニなどで販売されている黒酢ドリンクでも良さそうですね。
また、クエン酸自体はレモンやオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘系の果物に多く含まれていますが、梅干しであればクエン酸だけでなく、血液を浄化する効果のあるリンゴ酸やムメフラールなどの成分も含まれているので、痛風の予防、解消対策としては最もオススメです。
ちなみに、痛風対策に梅干しを摂るなら、大きな梅干しなら1日に1~2個、小さな梅干しなら1日に3~4個で充分だそうですよ。
ちなみに、梅肉エキスでも効果的で、1日の摂取量である3~5gをお湯で薄めてハチミツを入れて、よく混ぜて飲むと、痛風対策の他にも、疲労回復、血液の浄化、活性酸素除去、胃腸の活性作用、体内を弱アルカリ性に保つ効果もあるそうです。
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血液サラサラ効果のある玉ねぎも、痛風対策にオススメ!
梅干しについて、血液を浄化する作用があることをお伝えしましたが、玉ねぎにも血液の流れをスムーズにする効果があるそうですよ。
そして、玉ねぎはスープやシチューなどの料理に温野菜として使うのも良いのですが、最も理想的なのは玉ねぎを薄くスライスして、野菜サラダに入れて生で食べることだそうです。
それから、玉ねぎを生の状態で食べることによって、ケルセチンという、毛細血管や血管壁を強化する効果が期待できるそうです。
なので、例えば、玉ねぎのスライスと梅肉を和えたサラダなどを食べると、痛風の予防、改善はもちろん、動脈硬化や高血圧、高脂血症の予防、改善のためにも効果があるので、毎日の習慣として取り入れると良いそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、痛風に対するクエン酸の効果と摂取量の目安や、梅干しの効果についても詳しくお伝えしました。
クエン酸は酸性ですが、分解するとアルカリ性になって尿酸を溶かし、体の外へと排出する効果があるので、レモンなら1個~半分くらい、黒酢なら1日20mlを摂取すると良いとのことでした。
そして、梅干しなら、尿酸値降下作用以外にも血液浄化作用もあるので、大きな梅干しなら1日に1~2個摂り、梅肉エキスなら1日3~5gを摂ると疲労回復効果なども期待できるとのことでした。
また、玉ねぎにも梅干しと同様、血液を浄化する作用があり、特に生の玉ねぎが良いので、玉ねぎのスライスと梅肉和えなどを習慣的に摂ると、痛風改善以外にも高血圧などに効果的なので食べてみてくださいね!
このようにクエン酸は痛風改善に効果があることが分かりましたが、緩やかな効果しかないので、次の記事で食習慣の見直しについてもしっかりチェックしましょう!
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「痛風に効く食べ物とダメな食べ物!改善に効果のある成分とは?」についての記事はコチラ!?
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