脂漏性皮膚炎の抜け毛は回復して生える?原因とひどい時の対処法
脂漏性皮膚炎は頭皮に増殖した真菌が原因なので、皮膚科で治療薬を処方してもらい対処することが重要ですが、脂漏性皮膚炎によって起こった抜け毛やはげは薬だけでは対処ができません。
なので、脂漏性皮膚炎の抜け毛の特徴で細い、毛根などのことや女性や赤ちゃんの場合、また、完治すると脂漏性皮膚炎で起こった抜け毛は回復して生えるのかといったことを知りたいのではないでしょうか。
それから、脂漏性皮膚炎の抜け毛がひどい場合の対処法も気になりますよね。
そこで今回は、脂漏性皮膚炎の抜け毛は回復して生えるのか、また、原因とひどい時の対処法についても詳しくお伝えしていきます。
脂漏性皮膚炎の抜け毛の特徴や原因!回復して生える?
脂漏性皮膚炎は、マセラチア菌など、毛穴にもともといる常在菌が原因になり、皮脂中に含まれる中性脂肪を分解し、皮脂分泌が盛んに行われることにより、マセラチア菌が異常増殖し、分解した中性脂肪が肌の刺激となり、炎症が起こることが原因とされています。
そして、皮脂分泌過多による頭皮付近への大きなフケや、頭皮の赤みやかゆみが現れ、悪化すると炎症を起こしている皮膚を保護するためかさぶたができるのですが、病院に行かずに放置していると炎症が進み、頭皮環境が悪くなり、髪の毛が細くなる、毛根へのダメージで髪の毛が抜けるなどの症状が起きます。
それから、この段階までくると見た目にも頭皮が皮脂でべたべたしており、毛穴に皮脂がびっしり詰まっているのが目で見ても分かるくらいひどくなります。
そして、皮脂を取ったとしても、すぐに新しく皮脂が分泌されてしまい、毛穴の奥まで炎症が起きているので脱毛量が増え、頭皮が赤くなり、かゆみも生じます。
こうした脂漏性皮膚炎は赤ちゃんと青年期以降の成人に多く、皮脂の分泌は男性ホルモンによるものなので、成人の場合は特に男性の方が患者として多いのですが、女性でもストレスや栄養バランスの乱れ、生活習慣の乱れによってホルモンバランスが崩れると脂漏性皮膚炎になることがあるそうです。
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脂漏性皮膚炎の抜け毛は回復して治る?抜け毛がひどい場合の対処法!
脂漏性皮膚炎に起因する脱毛は、年齢を重ねた男性に多い男性形脱毛症(AGA)とは異なり、皮膚炎に関連する症状なので、原因が明確ですから、脂漏性皮膚炎を完治させれば頭髪も回復します。
そのためにも、脂漏性皮膚炎を放置しておかずに、まずは皮膚科を受診し、頭皮の炎症を抑えてから頭皮の真菌を減らすため、ステロイド剤や抗真菌剤などを処方してもらって、治療を開始するようにしましょう。
そして、特にかゆみがひどい場合には、かゆみを抑える抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤を処方されることもあり、ビタミンBも皮脂分泌を抑制する働きがあるので、ビタミン剤が処方されることもあるそうです。
こうして治療を開始すると、人にもよりますが、頭皮の脂漏性皮膚炎は4~6週間程度で完治するとされています。
これによって、頭皮の環境が正常に戻り、毛根の炎症もなくなってくると、頭皮や髪の毛に栄養が運ばれて、徐々に健康な髪の毛が生えやすくなります。
そのため、薬で脂漏性皮膚炎が完治した後も、普段の食生活で頭皮への栄養を考えたバランスの良い食生活を心がけ、生活習慣のリズムも整えると良いでしょう。
それから、あまりに抜け毛がひどい場合は、頭皮への刺激を最小限にするためにも、肌に合った洗浄力の優しいシャンプーを使用することもオススメで、乾燥をふせぐために保湿できるタイプを選ぶと良いでしょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、脂漏性皮膚炎の抜け毛は回復して生えるのか、また、原因とひどい時の対処法についても詳しくお伝えしました。
脂漏性皮膚炎は頭皮の皮脂の分泌が過剰になり、毛穴に皮脂が詰まって炎症が起きるので、頭皮環境が悪くなり毛が細くなり、抜け毛が起きるといった症状が現れ、こうした症状は男性に特に多いですが、成人の女性にもあるのでしたね。
そして、脂漏性皮膚炎による抜け毛は脂漏性皮膚炎自体を完治させれば治り、毛根も回復してくるので、まずは皮膚科を受診し、かゆみや炎症を抑える抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、ステロイド剤や、真菌を殺菌する抗真菌剤などを処方してもらい、症状が回復した後もビタミンなどを意識して髪の毛に栄養を送ると良いのでした。
それから、症状があまりにひどい場合は乾燥を防ぐためにも脂漏性皮膚炎対策に良いシャンプーを併用するとより確実に治すことができるので、次の記事も合わせてチェックしてくださいね!
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