花粉症で寝れない時の対策を症状別に!寝起きがつらい時の対策も
花粉症の時期は、鼻水や鼻づまりの症状が悪化して、寝れない方や、寝起きがつらい方が多いのではないでしょうか。
なので、寝れない時の対策として、喉や目、くしゃみなどの症状別の対処法を知りたいですよね。
それから、花粉症で寝起きがつらい・ひどい時の対策としても、くしゃみや目やに、喉や頭痛、目の充血などの対処法が気になるのではないでしょうか。
そこで今回は、花粉症で寝れない時の対策を症状別に紹介するとともに、寝起きがつらい時の対策についても詳しくお伝えしていきます。
目次
花粉症で寝れない・寝起きが辛い時の対策は!?症状別!
花粉症の方は、花粉が飛散する時期になると、とにかく寝不足になる・寝起きが辛いなど、睡眠障害を訴える方が多いですよね。
そして実際に、製薬会社のグラクソ・スミスクラインが行った花粉症と眠りに関する調査の結果でも、次のようなことが挙げられたそうです。
※ 対象と内容:全国に住む20歳以上の花粉症患者500人に対してインターネットを通じたアンケートを実施
・ 花粉症の時期に最もつらいと感じる時は?
1位:就寝時 27%
2位:仕事中・デスクワーク時 21%
3位:睡眠中 20%
4位:人と話をしている時 6%
5位:起床時 5%
このように、睡眠中とその前後の悩みを持つ人が、全体の過半数も占めることが分かったそうです。
・ 鼻がつまって一番困ることは?
1位:睡眠 81%
2位:呼吸 74%
3位:仕事・勉強 40%
4位:食事 35%
5位:会話 33%
さらに、鼻づまりによって困っていると感じることのトップには睡眠がきています。
しかも、花粉症による睡眠障害が起きることで、睡眠不足になり、免疫力が低下し、さらに花粉症の症状が悪化するという負のスパイラルに陥っている方も多いことが分かりました。
そのため、心身共に改善させ、花粉症の時期をできるだけ元気に乗り越えるためには、睡眠時やその前後の花粉症の症状を抑える対策を行うことが大切です。
花粉症で寝れない時の対処法は?
花粉症の症状が悪化すると、くしゃみを連発したり、喉の痛みが現れたり、目がかゆくて仕方ないので、とにかく寝れない・寝付きが悪くなるといったことが多いですよね。
そんな時は、次の対処法を行いましょう。
1、 寝る前に体を温める
寝る前にはお風呂にゆっくり浸かって、体を中から温めると、蒸気によって鼻の通りが良くなり、くしゃみや鼻水などが出にくくなります。
2、 部屋の湿度を上げる
空気が乾燥していると、目や喉もかゆくなりやすいですし、鼻もつまりやすくなるので、加湿器をつけて部屋の湿度をあげて眠りにつくようにしましょう。
3、 寝る体勢を工夫する
上半身を起こし、頭を上にした状態で寝るか、体を横向きにすると鼻づまりが緩和されるので、タオルや枕などの位置を工夫してみましょう。
4、 寝る前に薬を飲む
花粉症の薬は、鼻づまりや鼻水、喉のかゆみ、目のかゆみなど症状全般に効果的なので、眠る前に飲むと睡眠中に症状が出て起きてしまうといったことを防ぐことができます。
花粉症は寝起きがつらい!モーニングアタックの予防法は?
グラクソ・スミスクライン社では、花粉症の場合、朝の寝起きのつらい症状「モーニングアタック」を46.1%の方が経験していると発表しています。
それくらい、寝起きの花粉症の症状とはつらいものですが、せっかく爽やかなはずの朝にもくしゃみを連発し、目が充血していたら、残念ですよね。
こうした朝の寝起き時に花粉症の症状が悪化する理由には、寝ている間に床や寝具に降り積もった花粉が起床時に撒き上げられることや、起床時に自律神経の切り替えがうまくいかないことなどが関係しているそうです。
そのため、次のような対策を行うと良いそうですよ。
・ マスクをして眠る
鼻も口も覆うマスクをすることで、睡眠中に花粉を吸い込まないようにでき、喉の炎症を抑え、鼻づまりの悪化で頭痛などが起きないように予防ができます。
そして、最近ではハーブの香りがするものや、喉の潤いシートが装着されたマスクなど、花粉症の方にもオススメのタイプが色々出ているので、お気に入りを見つけてみてくださいね。
・ 空気清浄機にタイマーをかける
起床時の1~2時間前に空気清浄機のタイマーをかけてから眠れば、睡眠中につもった花粉を吸引し、爽やかな空気の中起きることができます。
・ 部屋の拭き掃除をする、寝具をこまめに洗う
床の拭き掃除や、寝具、枕カバーなどをこまめに洗うことも大切なので、できる限り頻繁に行うと良いでしょう。
これによって、目やにや目の充血なども防ぐことができ、朝起きてから慌ててケアする必要などもなくなりますよ。
スポンサーリンク
眠る前の鼻炎薬は、服用するタイミングも重要!
就寝前に市販の鼻炎薬を服用することで症状が抑えられ、睡眠障害の予防ができますが、十分に薬の効果を引き出すためにも、服用するタイミングとしては、就寝前の30分前から3時間以上前に服用すると良いそうです。
そして、十分に薬の効き目を感じてから就寝することで、睡眠中にくしゃみで起きたりといったことなくぐっすりと眠り、朝も気持ちよく起きられるそうなので、タイミングを意識してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、花粉症で寝れない時の対策を症状別に紹介するとともに、寝起きがつらい時の対策についても詳しくお伝えしました。
花粉症では、鼻づまりや鼻水がつらくてよく眠れない方が多いのですが、不眠が続くと免疫力が落ちて、さらに花粉症の症状が悪化するので、寝る前には体を温める・寝る姿勢を工夫する・湿度を上げる・薬を飲むといった対策を行ってから眠ることをオススメしましたね。
そして、寝起きのつらさも花粉症の特徴なのですが、これは寝ている間に降り積もった花粉を吸い込むことや、自律神経の乱れも関係しているので、空気清浄機のタイマーを利用したり、鼻までマスクを覆って眠るなどの方法が良いのでした。
それから、眠る前は少し余裕を持って鼻炎薬を飲み、しっかりと効き目が現れたのを実感してから眠ると良いということでしたね。
このように、花粉症は睡眠不足にも影響して本当につらいので、次の記事で根本的な体質改善をしましょう!
↓↓↓
「花粉症を体質改善で治す方法!効果的な食べ物や食事と漢方など!」についての記事はコチラ!
スポンサーリンク