水疱瘡で発疹の出始めとピークの特徴と時期!少ない場合とは?

%e7%94%bb%e5%83%8f1水疱瘡は子供や幼児の時に感染する確率が高い病気で、多くの人たちは幼いうちに感染してしまいます。

そして、この水疱瘡という病気は発疹という特徴的な症状が発生するので、この発疹について、どのようなものなのか詳しく知りたい方も多いのではないでしょうか。

特に、水疱瘡の症状の発疹の特徴、発疹のピークの時期、発疹の初期症状、発疹の出る場所に加えて、発疹が少ない時はあるのか、そして発疹はちゃんと綺麗に消えるのかといったところが気になりますよね。

そこで今回は、水疱瘡で発疹の出始めとピークの特徴と時期について、また、発疹が少ない場合とはどういったものなのかを紹介します。

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水疱瘡で発疹の出始めとピークの特徴及び時期は?

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水疱瘡の発疹は、初期症状である37度程度の発熱・食欲低下・頭痛といったものが出てから1~2日程度経過した後に、出始めることが多くなっている病気です。

しかし、中には全く熱が出ない人もいるのでいきなり初期症状のように発疹が発生することもあります。

この時に、最初に発疹が出る場所は体の中心部分であるお腹から出ることが多くなっています。

また、発疹のピークは発疹が最初に2・3個でてから半日~1日の間で、この期間に一気に全身に広がっていき、全身に発疹の症状が出るようになります。

また、発疹は基本的に全身に出てきますので顔・お腹・腕・背中といった場所以外に、口の中・髪の毛の中・肛門・陰部といった場所にも出てくるので普段見えていない部分にも気を配るようにしてくださいね。

そして、発疹が出てから数時間後に発疹が膨らんでいき水疱瘡の特徴である水ぶくれに変わって、強い痒みが生じるようになるでしょう。

最後にこの水ぶくれはかさぶたになるのですが、かさぶたになるまでの期間は水ぶくれができてからだいたい3~4日後となっていて、かさぶたが全部剥がれ落ちるまでは約3週間はかかると言われています。

◇水疱瘡は跡を残さずに綺麗に消えるの?

基本的に、水疱瘡の最後の症状である水ぶくれがかさぶたになった段階で無理やりはがしたり、水ぶくれを潰してしまったりしなければ跡は残りません。

ただ、かさぶたや水ぶくれの段階で掻きむしってしまうと細菌感染して化膿してしまう安納性があるので、感染したお子さんの爪は切っておくようにしてくださいね。

そして、一見かさぶたの状態に見えたとしても、実は治りかけの状態で細菌やウイルスが入りやすい状態になっていることもあるので、触れるのも避けるようにしましょう。

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水疱瘡での発疹が少ない場合は?

水疱瘡における発疹や水ぶくれは水疱瘡の特徴と言える症状なのですが、稀に水疱瘡になったとしても水ぶくれにならないでそのまま終息してしまうパターンがあるのです。

ここで考えられるのは、予防接種や抗ウイルス薬投与をしたけれど発症してしまったケースで、予防接種を行っていることによって水疱瘡の原因ウイルスに対する抗体が体内にできているため症状が非常に軽くなって、水ぶくれにならずに発疹が少なくて済む場合があります。

このように、予防接種を行ったとしても発症してしまうケースは確かにありますが、全く無意味なわけではなく、たとえ発症したとしても症状がかなり抑えられるので治療が非常に楽になるのです。

また、発疹が全身に広がっているのに水ぶくれにならないケースでは皮膚の二次性細菌感染や肺炎などの合併症が起きている場合があり、この場合は熱が4日以上続いたり発疹がそのまま化膿してしまうおそれがあるので早めに医師に相談するようにしましょう。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか?

今回は、水疱瘡で発疹の出始めとピークの特徴と時期について、また、発疹が少ない場合とはどういったものなのかを紹介しました。

まず、水疱瘡の特徴は全身に広がる発疹と水ぶくれで、初めに体の中心であるお腹あたりに発疹が出てから、一気に目に見えない部分を含めた全身に最初に発疹が出てから半日~1日後に広がっていくということでしたね。

また、水疱瘡は水ぶくれの段階やかさぶたの段階でつぶしたりはがしたりしなければ、跡は残らないということでした。

そして、予防接種を行うことで発疹症が全身に広がらず、水ぶくれにもならないで回復することもあるということでした。

最後に、水疱瘡は非常に感染力が高い病気なので感染を完全に防ぐのは困難ですが、流行の時期や感染対策を理解するように努めて、二次感染や二度目の感染を防ぐようにしましょう。
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「水疱瘡の流行る時期と感染予防のポイント!二回目を防ぐには?」についての記事はコチラ!?

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