水疱瘡でお風呂やシャワーの注意点!いつから?兄弟でうつる?

%e7%94%bb%e5%83%8f%ef%bc%91水疱瘡は10歳までの子供がかかりやすい感染症ですが、特に1~4歳までの乳幼児期にかかる可能性が高いそうです。

そして、水疱瘡では全身に発疹が現れることが多いので、肌を清潔にするためにお風呂やシャワーには入れたいけどいつから入って良いのか、知りたいのではないでしょうか?

また、水疱瘡の時のお風呂では、兄弟で入るとうつるのか感染についての注意点や、シャンプーの使い方などについても気になりますよね。

そこで今回は、水疱瘡でお風呂やシャワーに入って良い時期や兄弟での感染の有無などについて詳しくお伝えしていきます。

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水疱瘡の時のお風呂やシャワーの注意点は?感染についても

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水疱瘡は、水痘ウイルスが原因で起こる感染症で、伝染力が非常に強く、ウイルスに感染すると10~20日間ほどの潜伏期間を経て、発症するとされています。

そして、まずは赤い発疹が出始め、急速に全身に広がっていきます。

それから、発疹は徐々に水疱になり、強いかゆみを伴うのですが、1週間前後でかさぶた状態になって枯れていくそうです。

水疱瘡になったらお風呂はどうすればいいの?

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水疱瘡にかかっている最中、子供は全身が真っ赤に腫れる子が多く、本当にかわいそうなので、保護者としてはお風呂に入れて肌を清潔にしてあげたくなりますよね。

ただ、水疱瘡にかかっている時は湯船につかるのは基本的に避けるようにしましょう。

なぜかというと、お風呂に入ることで体が温まり、発疹のかゆみが助長されてかきむしってしまう可能性があり、それによって発疹が悪化したり、発疹の痕が残ってしまう可能性があるからです。

また、水疱瘡の発熱は38~39度程度でそれほど高熱にはならないのが特徴ですが、それでも熱が出ている間は湯船はもちろん、シャワーも避けるようにしてください。

なので、もし、夏場で汗が気になるようであれば、蒸しタオルで押さえるようにして汗をぬぐうだけでも良いですが、ごしごしこすると水疱が化膿してしまう危険性があるので、注意しましょうね。

それから、熱が下がってきていても、発疹が残っているようなら湯船にはつからず、シャワーをさっと浴びるだけにします。

そして、頭を洗う時は特に注意が必要で、頭の発疹が全部にかさぶたになったことを確認してから、基本的にはお湯のシャワーを水圧の弱い状態で、優しくかけてあげるようにしましょう。

ちなみに、頭の汚れはお湯のシャワーだけでも半分以上落とせると言われているのでいつもようにシャンプーでゴシゴシ洗わなくても問題がないそうですよ。

ただ、もし、頭皮の水疱が少ない場合は、低刺激のシャンプーを先に手で泡立ててから、泡で優しく包み込むようにしてそっと洗うようにしましょうね。

それから、おむつをしている赤ちゃんの場合は、こまめにおむつを交換し、おしりに風を当てて乾燥させることでおむつかぶれを防ぐようにするなど、工夫は必要です。

水疱瘡になってからお風呂に入れるのはいつから?兄弟でうつる?

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水疱瘡で現れた発疹は、1週間前後でかさぶたになるとされていて、かさぶたは軽く触るとぽろっと落ちてくるそうです。

そして、全ての水疱がかさぶたになって医師から許可がでたら、お風呂に入るようにしましょう。

それから、水疱瘡のウイルスは発症1~2日前から発症期間中の1週間程は感染力が非常に強いため、この期間中にお風呂に入ってしまうと、ウイルスがお風呂に残り、兄弟にも感染してしまうリスクが高まるそうです。

また、そもそも、水疱瘡の時にはお風呂に入れない方が良いのですが、どうしても入る場合には、かゆくなって子供がかいても良いように、爪は短くカットしておくことと、お風呂の順番は最後にするよう注意しましょう。

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水疱瘡の子供と一緒にお風呂に入ると、大人にも感染するの?

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水疱瘡と言えば小さな子供の病気のイメージが強いですが、水疱瘡の免疫は終生免疫ではないため、幼い頃に感染した経験がある大人でも、再度うつるリスクがある病気です。

そして、家庭内での接触で大人が水疱瘡を発症する確率は90%と報告されており、いかに水疱瘡のウイルスの感染力が強いかがわかりますよね。

特に、大人が水疱瘡になると重症化することも多く、肺炎や髄膜炎、脳炎への発展には注意が必要とされています。

なので、もし、過去に水疱瘡の発症経験がなく、予防接種を受けたことがない方は特に注意が必要なので、心当たりのある方は改めて確認しましょう。

そして、特に小さなお子さんがいる方は、発症経験のあるなしに関わらず、水疱瘡の予防接種を受けて万一の場合に備えておいた方が安全ですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、水疱瘡でお風呂やシャワーに入って良い時期や兄弟での感染の有無などについて詳しくお伝えしました。

水疱瘡の時は、お風呂で身体を温めると発疹のかゆみを助長してしまう危険性があるため、入浴は控え、発熱のある間はシャワーも控えた方が良く、蒸しタオルで発疹部分を押さえるだけでも充分とのことでした。

そして、頭はシャワーを当てるだけでも汚れが落ちるので、シャワーは頭の発疹が全てかさぶたになってから低刺激のものを使用するなどの注意点がありましたね。

それから、水疱瘡のウイルスの感染力は非常に強く、発疹が出ている1週間の間は特に感染率が高くて家庭内感染を起こすことも多く、大人にもうつるので、お風呂に一緒に入るのは控えて、もし感染者が入る場合でも最後にすると良いのでした。

また、水疱瘡は、一度発症経験のある人でも二度うつることがあるので、次の記事もチェックして2次感染や2度目の感染に備えましょう!
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「水疱瘡の流行る時期と感染予防のポイント!二回目を防ぐには?」についての記事はコチラ!?

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