水疱瘡でかさぶたにならない原因と対処法!跡を残さないコツも!
水疱瘡は子供が良く感染する病気の一種で発熱の他にも赤い発疹といった症状があります。
そして、この赤い発疹が水疱瘡の特徴となっていて、お腹や顔といった部分に出てそれ以外に体全体へ広がっていくものです。
しかし、この水疱瘡による赤い発疹が出てから一定期間過ぎてもかさぶたにならないで完治するケースや治っても跡が残ってしまうケースもあるのです。
また、水疱瘡によるかさぶたがなくならないと感染力が高いと言われているため、外出するのも気が引けてしまいます。
そこで今回は、水疱瘡でかさぶたにならない原因と対処法について、また、跡を残さないコツもご紹介いたします。
水疱瘡でかさぶたにならない原因と対処法は?
一般的に水疱瘡に感染すると、赤い発疹が発生するようになりその発疹が膨らんで水ぶくれとなって最終的にはかさぶたになり症状が落ち着いていきます。
しかし、稀にこのかさぶたができないで発疹の症状が治まってしまう人がいるのです。
まず、このケースの場合考えられるのは、予防接種や抗ウイルス薬を服用することで症状が軽くなり赤い発疹が水ぶくれに移行せずにそのまま消えてしまうということですが、これは特に問題はないのでそのまま治ったと考えても問題なしです。
そして、逆に問題があるケースは、皮膚の二次性細菌感染や肺炎などの合併症が起きてかさぶたにならないときです。
ここで、特に注意が必要なのが、ステロイドを使っている人や抗がん剤治療を行っている人、またはエイズ患者や臓器移植を行った人達で、この人たちは症状が重くなって合併症になりやすくなる傾向にあるので注意してください。
そのため、熱などの症状もなく発疹によるかさぶたもない人は症状が軽く済んだと判断して特別な対処法を行う必要はありませんが、逆に合併症の疑いがある人は熱が4日以上続いたり発疹が化膿する傾向にあるので早急に医師に相談するようにしましょうね。
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水疱瘡でかさぶたの跡を残さないコツは?
水疱瘡によるかさぶたは治ってきている証拠ともいえるので、安心していい状態ともいえますが、かさぶたの跡が残ってしまうのは避けたいものですよね。
ですので、ここではかさぶたの跡が残らないようにするためのコツをいくつか説明していきます。
まず、大切なことはかさぶたを剥がしたり水疱瘡を潰したりしないことなので、発疹の跡がかゆくなってしまう刺激になるお風呂やシャワーはやめましょう。
また、頭を洗うのも生え際にある見えないかさぶたを剥がしてしまったり水疱を潰してしまう可能性があるのでできる限り控えて、髪の毛のべたつき感だけとるようにしてください。
そして、服のこすれでも刺激となってかゆみにつながってしまうのでシルク生地の物を用意するなどの工夫をしましょうね。
それ以外にも、薬を塗るときは指で塗り込むことは逆に刺激に繋がってしまいかゆみになってしまうことがあるので極力避けて、綿棒で載せてあげるように塗ってください。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか?
今回は、水疱瘡でかさぶたにならない原因と対処法について、また、跡を残さないコツもご紹介いたしました。
まず、水疱瘡で発疹がかさぶたにならないケースは症状が軽くなっている時と逆に合併症が発生して症状が重くなっていることがあるので、他の症状が一切ないなら治ったと判断し、他の症状も引き続き残っていて重くなっているなら合併症を疑って早急に医師に相談するのが大切だということでしたね。
また、水疱瘡でかさぶたの跡が残らない方法は、とにかく刺激をしないことにあるので刺激の原因となる物や行為は極力避けるようにする工夫が必要ということでした。
最後に、子供を中心にはやりやすい水疱瘡ではありますが、流行の時期や感染予防のコツを理解していれば、感染そのものを防げるようになるので、しっかりとした予防方法を理解し、二次感染や二度目の感染を防ぐようにしましょう。
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「水疱瘡の流行る時期と感染予防のポイント!二回目を防ぐには?」についての記事はコチラ!?
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