アデノウイルスで保育園の登園許可は必要?出席停止の目安!

%e7%94%bb%e5%83%8f%ef%bc%91アデノウイルスは風邪ウイルスの一種で、特に5歳以下の乳幼児に感染することが多く、ウイルスの感染力が非常に強いことで知られています。

そのため、集団感染を防ぐために、アデノウイルスに感染すると保育園や幼稚園が出席停止となるので、発疹の具合など登園の目安や、登園許可が必要なのかといったことが気になるのではないでしょうか?

また、大人がアデノウイルスに感染した場合、出勤についての対処法はどのようにするのが正しいのかといったことも知りたいですよね。

そこで今回は、アデノウイルスで保育園の登園許可は必要かといったことや、出席停止の目安についても詳しくお伝えしていきます。

スポンサーリンク

アデノウイルスで保育園が出席停止になる場合は?登園許可についても

アデノウイルスは、現在確認されているだけでも51種類もの型があり、感染した型によって症状が異なるのが特徴です。

そして、代表的なものにはプール熱、はやり目、胃腸炎などが多く、感染力が非常に強いので保育園や幼稚園で集団感染することが多いそうです。

アデノウイルスに感染したら、保育園や幼稚園は出席停止!

%e7%94%bb%e5%83%8f%ef%bc%92

アデノウイルスの場合、症状によって保育園や幼稚園への出席に関する決まりが異なりますが、特に感染力が強いプール熱かはやり目に感染すると、学校保健法に基づいて出席停止扱いとなるとされています。

そして、学校保健法ではアデノウイルスについて「発熱・のどの痛み・結膜炎などの症状が消えてから2日経過するまでは登園、登校を禁止」と定められているそうです。

それから、こうした症状が消えてから登園、登校を再開する場合にも、保育園などで定められた用紙をもらい、病院へ行って医師にサインをしてもらい登園許可証を用意してから再開が可能になるところがほとんどだそうです。

ただし、住んでいる地域や学校、保育園や幼稚園によっては、ルールが微妙に異なる場合もあるので、予め確認しておくと安心ですね。

ちなみに、アデノウイルスでは高熱によって発疹が現れることもありますが、解熱とともに自然と引いて行くものなので、登園や登校の目安としても、解熱を確認すれば多少発疹が残っていても問題ないそうです。

ただし、解熱から何日経っても発疹が減らずに現れているようだったら、他の病気の可能性もあるので、再度病院へ行くようにしましょうね。

アデノウイルスで大人の場合、出勤への対処法は?

%e7%94%bb%e5%83%8f%ef%bc%93

アデノウイルスというと子供の病気、という印象が強く、実際に感染者の90%は5歳以下の乳幼児とされていますが、残りの10%は大人の感染者ということになります。

そのため、大人でアデノウイルスに感染したら、会社への出社も停止になるのでは?と思いがちですが、実は大人の場合は学校保健法のような明確な定めがありません。

そして、大人の場合は症状も軽くて済む場合が多いので、安易に考えてしまいがちですが、ウイルスの感染力は大人も子供も変わらないので、出社する場合は次のようなマナーをきちんと守り、周りへ不用意に感染させてしまわないようにしましょう。

・必ずマスクを着用する

・手洗いをしっかりする

・オフィスで使ったマグカップや食器などはそのままにせずにすぐに洗う

・タオルを共用しない

アデノウイルスはくしゃみや咳などの飛沫感染が最も多いので、上記のような部分に気をつけていれば良いでしょう。

ちなみに、学校保健法のような定めはないですが、企業によってはアデノウイルスに感染すると出社停止になるところもあり、特に食品関連の会社や介護・教育現場の職場などはその可能性が高いので、もしも感染してしまったら必ず上司に問合せましょう。

スポンサーリンク

アデノウイルス感染症の治療法は?

%e7%94%bb%e5%83%8f%ef%bc%94

アデノウイルスは、現在のところウイルス単体に効果的な抗ウイルス剤はまだないとされています。

そして、病院へ行っても熱には解熱剤、結膜炎には目薬といったように、症状に合わせた対症療法のための薬しか処方されず、自宅で安静にして過ごすようにと診断されるそうです。

ただし、子供の場合、アデノウイルスに感染することで高熱が長期間続いて他の病気へ合併したり、胃腸炎によって下痢や嘔吐がひどくなり脱水症状を起こしたりと、重症化することがとても多いので、注意が必要です。

そのため、自宅で治療している間は大人が子供のそばを離れず、状態を良く観察して、少しでも早く元気に保育園・幼稚園へ登園を再開できるように見守ってあげるようにしましょう。

そして、看病している大人が二次感染しないように、マスクの着用や手洗い、うがい、タオルの共用を避けるなどの基本の予防法には気をつけるようにしましょうね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、アデノウイルスで保育園の登園許可は必要かといったことや、出席停止の目安についても詳しくお伝えしました。

アデノウイルスでは、プール熱とはやり目に感染すると、学校保健法によって保育園・幼稚園への出席が停止になるのでしたね。

そして発熱・のどの痛み・結膜炎の症状が消えてから2日経過するまでは登園・登校禁止なので、症状が治まったら登園許可証をもらい再開し、発疹については解熱とともに消えますが残るようなら病院へもう一度行くと良いとのことでした。

それから、大人の場合は出社停止にならないので、周りへ感染しないようマスク着用などの配慮をしながら行けば問題ないのですが、食品会社など企業によっては上司に確認してからにするべきなのでしたね。

子供のアデノウイルスは家庭内感染も起こす可能性があって大変なので、次の記事で予防法をチェックして家族全員で気をつけるようにしましょう!
↓↓↓
「アデノウイルスの感染経路とうつるのを効果的に予防する方法!」についての記事はコチラ!?

スポンサーリンク

このページの先頭へ