インフルエンザで卒園式を欠席するか決める目安と対処の仕方!

画像13月頃に行なわれる幼稚園や保育園の卒園式の時期は、インフルエンザがまだ流行していている時期です。

そんな時に、子供が卒園式まで日数がないというのにインフルエンザに罹患してしまったら、卒園式に出席して良いかどうか、判断に迷ってしまうのではないでしょうか?

また、インフルエンザに罹患しないよう、予防接種を受ける方が多いと思いますが、その注意点についても気になりますよね。

そこで今回は、インフルエンザで卒園式を決める目安と対処の仕方について詳しくお伝えしていきます。

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インフルエンザで卒園式を決める目安は?対処の仕方も

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インフルエンザは秋口から流行が始まり、年が明けて2~3月まで半年間ほど感染する可能性が高いウイルス性の病気です。

そして、3月頃に子供が罹患してしまうと、せっかくの卒園式に出席できるのかどうか、迷ってしまいますよね。

では、子供が卒園式間近にインフルエンザに罹患してしまった場合、どのように対処したら良いのでしょうか。

インフルエンザで卒園式を欠席するか決める目安や対処法について

インフルエンザは、感染すると38度以上の高熱に加えて、咳や鼻水、のどの痛みに加えて、頭痛や筋肉痛や関節痛、倦怠感など全身に症状が現れることが特徴的ですよね。

そして、ウイルスの型にもよりますが、最も症例の多いインフルエンザA型の場合、感染力が非常に強いため、特に幼稚園や保育園に通う乳幼児は重症化しやすく、最悪の場合死に至るケースもあるので、厳重に注意する必要があります。

それから、インフルエンザでは、感染してから1~3日程の潜伏期間を経て症状が現れるのですが、この期間に体内で菌が増殖するため、潜伏期間中と症状を発してから1~3日後は特に感染力が強いとされています。

このことから、学校保健法では、インフルエンザの場合、発症から5日が経過していて、解熱してから2日(乳幼児の場合は3日)が経つまでは、学校や幼稚園、保育園に出席してはならないというルールが定められています。

そして、学校や園によりますが、ほとんどの場合が登園する際には「登園許可証」や「治癒証明書」を医師に書いてもらった診断書の提出を求められるそうです。

ちなみに、この治癒証明書は、受診した医療機関で発行してもらえるのですが、それぞれの病院で料金が異なり、無料のところもあれば、1,500円~5,000円と大人の診断書と同じくらいの金額をとるところもあるそうなので、事前に電話で確認すると安全です。

このように、多少お金はかかってしまいますが、卒園式を間近に控えている時期にインフルエンザにかかっても、学校保健法に基づいた期間を過ぎていて、診断書があれば無事に卒園式にも出席できるので、学校や園に確認の上、病院へ行くようにしましょう。

尚、運悪くインフルエンザに罹患してしまい、学校保健法に基づく出席停止期間内に卒園式が行なわれる場合は、残念ですが、周りへの感染の危険性も考えて、必ず欠席をするようにしましょう。

そして、周囲への迷惑ももちろんありますが、子供自身もインフルエンザに罹患している最中は体力を大量に消耗し、無理をして外出をすると症状が悪化する危険性もあるので、子供の体調を考えてお休みさせるのが正しい選択と言えます。

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子供は要注意!インフルエンザの合併症!

インフルエンザにかかっている最中、人は大量に体力を消耗するため、免疫も下がり他のウイルスや細菌に感染しやすくなるのですが、元々免疫が低い子供はインフルエンザにかかると、他のウイルス性感染症だけでなく、合併症も起こす可能性があるので注意です。

そして、子供のインフルエンザによる合併症には、インフルエンザ脳症や脳炎、髄膜炎などがあり、特に脳炎や脳症の場合は後々まで後遺症を残す可能性の高い病気です。

こうしたこともあって子供がインフルエンザにかかった場合、学校保健法により出席停止期間が定められていますので、その期間中は大事な卒園式であっても必ず休むようにしましょう。

また、自宅で休ませている間にも、子供が高熱を出して熱けいれんを連続して起こしたり、意識消失の状態に陥るようなことがあれば、脳症を起こしている危険性が高いです。

そして、治療が手遅れになると最悪の場合、命の危険性にも関わる病気なので、夜中であっても病院の救急にかかり、医師に診てもらう必要があるので注意しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、インフルエンザで卒園式を欠席するか決める目安と対処の仕方について詳しくお伝えしました。

インフルエンザでは、学校保健法で「発症から5日が経過していて、解熱してから2日(幼児の場合は3日)」まで出席停止と定められているので、卒園式間近に感染した場合はこの期間を目安に欠席するか判断するのでしたね。

そして、医師の診断書を準備し、残念ながら出席停止期間中に卒園式が行なわれる場合は、周りへの感染や子供の体力消耗も考えて欠席するべきとのことでした。

また、子供のインフルエンザは重症化しやすく脳炎や脳症などの合併症を起こして、後遺症が残ったり、治療が遅れると命に危険が及ぶ場合もあることから、必ずルールに従うようにし、子供の安静を第一にしてあげましょうね。

さらに、インフルエンザの症状は辛いですが、2度かかるともっと辛いので、次の記事で予防法をチェックしましょう!
↓↓↓
「インフルエンザに二回かかる人に共通している人の特徴と予防法」についての記事はコチラ!?

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