インフルエンザの腰痛が治らない時の対処の仕方!原因についても

画像1インフルエンザは、高熱に加えて食欲不振や倦怠感など、全身に症状が現れることが特徴ですが、中にはひどい腰痛に悩まされる方も多いようです。

そのため、インフルエンザの腰痛の原因や、緩和するためのマッサージや湿布など、治らない時の対処法について知りたいのではないでしょうか?

また、インフルエンザの腰痛がひどい時に鎮痛剤などを服用して良いのかも気になりますよね。

そこで今回は、インフルエンザの腰痛が治らない時の対処の仕方や原因についても詳しくお伝えしていきます。

スポンサーリンク

インフルエンザの腰痛の原因は?治らない時の対処法も

画像2

インフルエンザに感染すると、予兆などはほとんどないまま突発的に高熱が現れて、あっという間に全身に症状が広がってしまいますよね。

そして、体の節々が痛くなり、全身に倦怠感が広がるので、ベッドに横たわったまま、動けなくなってしまうことがしばしばあります。

それから、インフルエンザの症状の一つとして、体のふしぶしの痛みが起こるので、関節痛や筋肉痛が生じ、腰痛には「体を動かす時にギシギシと痛む」ということが多く、体を動かしていなくてもじっと寝ているだけで腰に痛みがあることもあります。

インフルエンザで腰痛になる原因

こうしたインフルエンザの症状で腰痛を始めとした関節痛が起こるのは、インフルエンザウイルスが体の中に入ることによって体内で発生するプロスタグランジンという物質が関係しています。

そして、このプロスタグランジンが発生することで血管を広げて発熱し、熱に弱いウイルスを撃退しようと体の免疫反応を高め、インフルエンザが重症化するのを防いでくれるのです。

ただ、このプロスタグランジンの発生の知らせとして、体のあちこちが痛む原因を作ってしまうので、インフルエンザで体のふしぶしが痛い時には、体がウイルスと戦っている証拠として受け入れる必要があるのです。

また、インフルエンザでは、寝たままの体勢でほとんど動かなくなるので、それによって腰痛が起こることもあります。

インフルエンザの腰痛が治らない時の対処法は?

腰痛に悩んでいる方は、次の5つの対処法を試してみましょう。

1、 横向きで眠る

あおむけの姿勢は腰に負担がかかりやすくなるので、横になることで腰への負担を軽減しましょう。

そして、足は軽く曲げた方が負担の軽減になるとされていて、体の右側には大きな血管が通っているので、血流が滞らないように7:3の割合で体の左側を下にして寝ると良いでしょう。

2、 マッサージ

痛んでいる背中や腰に電気毛布や湯たんぽを使ってゆっくりと温め、家族などにさすりながら優しくマッサージをしてもらうのも良いでしょう。

そして、痛みが少し和らいだら、水分をたっぷり飲んで安静にしておきましょう。

3、 湿布

腰痛に効く湿布には温湿布と冷湿布がありますが、冷湿布の場合、体が冷えてしまう可能性があるため、インフルエンザなどの高熱が出ている場合は、寒気や悪寒などを感じてしまう場合があります。

そのため、温湿布を利用して血液の循環を良くすることで痛みが軽減されるため、貼る場合は患部より少し上側の背骨に貼るとより効果的とされています。

4、 お風呂にゆっくりつかる

インフルエンザで腰痛になってしまうことの原因のひとつとして、寝たきりによる血流の悪化も考えられるので、お湯につかることで血流が良くなり、痛みの改善に有効だそうです。

ただし、長時間お風呂につかると、体力を消耗してしまって、症状が悪化してしまうので、熱が下がって少し楽になってきてからにしましょうね。

5、 バランスの良い食事

インフルエンザのウイルスと戦うために頑張っている体は疲れも溜まっているので、疲れを取るために有効な豚肉などに含まれるビタミンB1を積極的に食事に取り入れましょう。

また、ダイズ製品などにも含まれているので、固形の肉などは食欲がなくて食べられない場合、納豆や豆乳を温めたものなどでも十分ですよ。

スポンサーリンク

インフルエンザの腰痛がひどい時に鎮痛剤を飲んでもいいの?

画像4

あまりにインフルエンザの腰痛が長引く場合は、鎮痛剤を使用しても良いのですが、インフルエンザの抗ウイルス薬を服用している場合、併用すると症状がかえって悪化し、重篤な合併症を起こすこともあるので、注意が必要です。

そして、鎮痛剤として一般的なのは、カロナール、ロキソニン、イブなどがありますが、これらのうち、インフルエンザの抗ウイルス薬と併用しても安全とされているのは、カロナールです。

それから、イブも一応問題は無いとされていますが気をつけた方が良く、特にロキソニンの併用は脳症などの合併症が起きて、後遺症などを残す原因となるので、絶対に併用を避けるようにしましょう。

そして、基本的には医師に相談してから薬を選び、服用すると安全なので、できるだけ病院を受診してから対処するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、インフルエンザの腰痛が治らない時の対処の仕方や、原因についても詳しくお伝えしました。

インフルエンザでは、ウイルスが体内に侵入したことで発生するプロスタグランジンによって関節の痛みが生じるので、腰痛が起きたり、つらい全身の症状で寝たきりになるので血流が悪化して腰痛がひどくなることがあるのでしたね。

そのため、寝る時の姿勢を工夫したり、湯たんぽや温湿布、お風呂などで温めてからマッサージをしたりすると効果的で、疲れを取るためにビタミンB1の摂取もおすすめしました。

それから、鎮痛剤を併用しても良いですが、安全なのはカロナールで、ロキソニンには重篤な合併症を起こす危険性があるので注意し、できるだけ医師に相談してからにすると良いとのことでした。

また、こうした体の痛みも辛いインフルエンザに2度かかりたくない方は、予防法に関する次の記事もチェックしましょう!
↓↓↓
「インフルエンザに二回かかる人に共通している特徴と予防法!」についての記事はコチラ!?

スポンサーリンク

このページの先頭へ