インフルエンザで飛行機の搭乗の可否!キャンセルについても!

画像1インフルエンザは秋口から2月末くらいまで流行するウイルス性の感染症ですが、旅行や出張の予定直前に急にかかってしまうことってありますよね。

そして、インフルエンザに感染していると飛行機の搭乗ができなくなる場合があるので、 キャンセル方法やキャンセル料について知っておきたいのではないでしょうか。

それから、インフルエンザに感染して飛行機に搭乗できない場合、変更ができるのかどうかも気になりますよね。

そこで今回は、インフルエンザで飛行機の搭乗の可否や、キャンセルについても詳しくお伝えしていきます。

スポンサーリンク

インフルエンザで飛行機の搭乗の可否!キャンセルなど

画像2

インフルエンザは、ウイルスのタイプによりますが、ほとんどの場合ウイルスの感染力が非常に強いため、集団感染を起こしやすく、学校では出席停止扱いにもなる病気です。

そして、不特定多数の人が密閉空間に押し込まれる状態の交通機関は特に移りやすい場所になるため、飛行機にも搭乗できなくなる場合があるそうです。

それから、大手航空会社であるANAとJAL共に、「学校保健安全法で出席停止が定められている感染症のうち、出席停止期間の基準を過ぎていないお客様については飛行機搭乗に適しておりません」としています。

そして、JALではさらに詳しく「発症したあと5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児にあたっては3日)を経過するまで」と規定があります。

一方で、ANAの場合は「医師により感染の恐れがないと認められた場合にはこの限りではありませんので、主治医にご確認をお願いいたします、場合によっては診断書をご用意いただくこともございます」とあります。

そして、JALは診断書に関しては「航空会社所定の診断書が提出された場合には搭乗いただけることもございます」としているので、医師への相談、診断書があれば出席停止基準内であっても搭乗できる可能性がないわけではないようですね。

インフルエンザで飛行機の変更やキャンセルは可能?

画像3

ところで気になるのは変更やキャンセルの場合ですが、ANAの場合は次のように規定があるそうです。

==
お客様が病気などの理由で旅行不可能な場合、次の特別対応をいたします。

詳しくは、ANA予約案内センターまでお問合せ下さい。

・病気などの理由で変更、払い戻しをする場合は、医師の診断書等の提出が必要となります。

・ご登場予定日の翌日から起算して30日間以内の予約変更を承ります。

・払戻手数料、取消手数料は適用いたしません。

==

また、JALの場合は、次のように規定があります。

==

お客様、またはご同情者の病気により旅行不可能な場合は、医師の診断書などの提出を条件に、払戻手数料、取消手数料をいただかずに払戻いたします。

==

つまり、医師の診断書があれば両会社共に相談に応じてくれるようなので、よほど急ぎの出張でない限り、周りへの感染を予防するためにも診断書を持って相談し、フライトを変更するかキャンセルし、払戻の対応をしてもらうようにしましょう。

スポンサーリンク

インフルエンザで診断書はいつ書いてもらえる?料金は?

画像4

インフルエンザでは通常、病院へ行って、ウイルス検査を行なった上で陽性反応が出ると、医師に診断書を書いてもらうことができます。

そして、その診断書の料金は医療機関にもよりますが、平均的に3,000円から5,000円ほどだそうなので、結構高額ですよね。

ただし、インフルエンザの検査は迅速診断キットといって、ウイルスの数が一定数まで満たないと、感染していたとしても陰性が出てしまうことがある簡易的な検査なので、発熱から48時間程度が適切な検査のタイミングと言われています。

とはいえ、インフルエンザでは扁桃腺の腫れや視診で分かる全身の症状などへの問診で、医師がインフルエンザと診断することが大半なので、たとえ陰性であったとしても総合的に判断して検査の結果に依存せず診断書は書いてもらえるようです。

また、治療期間中に入って飛行機のキャンセル、変更が必要となった場合、後からでも同じ医療機関を訪ねれば診断書はもらえるので、飛行機会社に相談する前に必ず病院で診断書をもらうようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、インフルエンザで飛行機の搭乗の可否や、キャンセルについても詳しくお伝えしました。

まず、インフルエンザに感染すると、学校保健安全法で定められている出席停止期間に準じて搭乗はできないのですが、医師への相談や診断書があれば搭乗が絶対NGというわけでないのでしたね。

また、フライトを変更、キャンセルする場合も病院の診断書があれば可能なので、それぞれの航空会社の規定に応じて診断書を提出し、相談すると良いのでした。

そして、インフルエンザでは感染していても検査のタイミング次第では陰性になりますが、他の症状と総合して医師が判断し診断書を書くのと、後日でももらうことはできるので、飛行機のキャンセルなどで必要な場合にはもらうと良いとのことでした。

こうしてインフルエンザに感染すると旅行や出張も予定が狂うことになるので、感染しないよう予防法についても次の記事をチェックしましょう!
↓↓↓
「インフルエンザに二回かかる人に共通している特徴と予防法!」についての記事はコチラ!?

スポンサーリンク

このページの先頭へ