インフルエンザは兄弟でうつる?隔離の必要性や登園の許可など!
インフルエンザは感染力の非常に高い感染症で、もし子供が感染してした場合、兄弟や姉妹がいるご家庭ではうつるかどうかが心配になりますよね。
しかし、インフルエンザにかかってしまったとはいえ、兄弟間での接触を減らすような隔離までする必要があるのか、した場合どの程度の隔離を行えばいいのか、わからないものです。
それにインフルエンザに兄弟のどちらか一人が感染してしまったなら、登校や登園、または習い事に行っていいのか悩みどころになるでしょう。
そこで今回は、インフルエンザは兄弟でうつるのかを確認し、隔離の必要性や登園・習い事の許可は必要なのか、また、家族の正しい対処法についてお伝えします。
目次
インフルエンザは兄弟などの家族でうつる?隔離についても
インフルエンザは感染力の高い病気であるということは、日本人なら誰もが知っていますし、感染してしまったら学校や職場には行ってはならないということも、もはや常識となっているのではないでしょうか。
ですが、家族がインフルエンザにかかってしまったら、感染した人の容態も気になりますが、家族間や兄弟間での感染も悩みの種になりますよね。
そのため、まずは家族間で感染する確率がどの程度あるのか、家族でも感染しないようにするためには隔離を行う必要があるのかを確認していきましょう。
◇インフルエンザの家族間や兄弟間での感染確率はどれくらい?
インフルエンザでも種類があり、それぞれ確率は異なるものではありますが、約10%の割合で家族間でうつると言われています。
ただ、これがもし子供がいない大人のみでの環境であったなら、この感染確率も半分ぐらいに低下するようで、感染源となるのは大人よりも子供となることの方が多いのです。
ということは、子供を媒体とするケースである兄弟間や姉妹間、または子供から親への感染は一番気を付けなければいけないということになりますね。
◇インフルエンザに感染したら隔離をする必要性があるのか?
結論から言うと、隔離を行う必要があり、患者となるお子さんに兄弟や姉妹がいるか家族に高齢の方がいるなら特に重要になります。
というのも、先ほどの家族間での確率についてお伝えしたように、子供は感染源となりやすく、さらには子供や高齢者は免疫力が低く重症化しやすいため、より一層の注意が必要となるからです。
このように感染力の高いと言われているインフルエンザは飛沫感染・接触感染・空気感染と様々な方法で感染してしまうため、予防対策も大変重要になってきます。
◇インフルエンザ患者をかかえる家族が行うべき予防方法は?
隔離により接触を減らすといった対策の他にも家族で予防を行う必要があり、まず第一に家族全員でマスクの着用を行うようにしましょう。
次に、湿度を保つために加湿器などを設置することが必要で、飛散したウイルスが浮遊する状態はあくまで低温乾燥という条件であるため、逆に50~60%ぐらいの湿度があれば浮遊できなくなり、インフルエンザウイルスを吸い込む確率が低下します。
さらに、患者が触ったリモコンやスイッチ、ドアノブまでもきっちりと清潔にして、空気の入れ替えや布団の除菌を行うことで、インフルエンザウイルスを生活空間から除去していきましょう。
放置していたらインフルエンザウイルスは1~2日は生き延びてしまい感染確率が上がってしまうので清潔を心がけてくださいね。
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インフルエンザに感染した兄弟がいた場合、登園や習い事は行って良い?
まず、インフルエンザに感染した本人は当然休みになりますが、その感染した子供の兄弟や姉妹は登園や習い事、登校を行っていいのかわかりませんよね。
では初めに、登園についてはどうすればいいのかというと、保育園により異なるケースがあるため、確認をとって許可が下りた場合は登園をするようにして、許可が下りなければ登園は控えるようにしましょう。
続いて、習い事や登校についてですが、こちらは発症していないのなら行かせることは可能ですが、必ずマスクをして熱などの症状が出ていないかの確認を行ってください。
また、お子さんが発症しておらず体調も良くて元気いっぱいの状態であっても、お友達の家に遊びに行くなどの積極的な外出は控えて、トラブルの原因とならないようにしましょうね。
最後に社会人の場合でも、会社によっては家族の誰かがインフルエンザにかかってしまった場合出勤停止となるケースや報告自体が義務となっているケースもあるため、必ず会社に確認をとり自己判断しないようにしてください。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか?
今回は、インフルエンザが兄弟でうつる確率や隔離の必要性、家族に感染者がいる場合での登園・習い事・登校、さらには出社について詳しくお伝えしました。
もし、兄弟のいるお子さんがインフルエンザにかかってしまったら、子供同士だとうつる確率も高く、たとえ発症していなかったとしても登園は拒否される可能性があり、習い事や登校も他の人にうつさないように気を付ける必要があるということでした。
そのため、家族間での感染確率を少しでも下げるべく隔離は必ず行って、予防策としてマスクの着用、適切な湿度の維持、より一層清潔にすることが大切になることもわかりましたね。
もし、家族の誰かがインフルエンザにかかってしまったら、その子のためにも他の人への感染を少しでも減らして優しく看病を行うとともに、再感染しないように、しっかり予防を意識するようにしましょう。
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