インフルエンザはいつまで休む?安静にする期間と回復の目安!
インフルエンザはウイルス性の感染症で、感染力が非常に強いため、国の法律で学校などは出席停止扱いになりますよね。
そのため、インフルエンザに罹患したら、いつまで休むべきなのか、安静にする期間や回復の目安を知りたいのではないでしょうか?
また、インフルエンザだけどどうしても外出したい場合はどのように対処したら良いでしょう?
そこで今回は、インフルエンザはいつまで休むのか、安静にする期間や回復の目安について詳しくお伝えしていきます。
インフルエンザはいつまで休む?回復の目安など
インフルエンザウイルスは感染力の強いウイルスの一種で、集団感染の確率が高いため、罹患すると学校へは出席停止扱いになり「学校保健安全法施行規制」という法律により子供は「解熱後2日間(幼児は3日間)、発症後は5日間は出席停止」と決まっていますよね。
そのため、インフルエンザに罹患した場合は、まずは病院へ行きウイルス検査を行なった上で、処方された薬を服用すると、1日~2日以内に解熱するので、解熱後3日までは安静にしておいた方が良いとされています。
そして、インフルエンザのウイルスは体の中の熱を上昇させることで死滅し排出されていくため高熱が出るとされていて、その排出期間が3日間なので、解熱後3日間が特に安静にするべき目安の日数なんですね。
ただ、インフルエンザのウイルスにはA型やB型など様々な型があり、感染したタイプによって解熱するまでの日数や回復までの期間が異なります。
なので、インフルエンザに罹患した場合は、平均的にいって「発症後1週間~10日間」は安静にして休むと良いということになっていて、「解熱後5日」が確実な回復の目安として知られています。
ただ、回復までの日数がどれくらいかかるかは、その人の体が持つ免疫力によって個人差があるので、心配であれば病院で再度ウイルス検査をすると安心ですし、特に治りかけの状態で油断すると危ないので注意が必要です。
そして、治りかけの時期に、処方された薬を飲みきらずに途中でやめてしまったり、解熱してから日数が経っていないのに無理して外出したりすると、他の細菌に感染したり、インフルエンザの症状がぶり返してしまうのです。
それから、特にインフルエンザに感染してから2~3日以内はウイルスの感染力も強く、他の人へうつす確率が高いため、家庭内での接触には気をつけ、物理的な距離も2m以上は置いておかないとくしゃみなどで簡単にうつしてしまうのです。
そのため、インフルエンザの治りかけの時期は自宅で安静にしながら栄養をしっかり摂って体を休ませ、脱水症状などにも注意するようにしましょう。
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インフルエンザでも外出したい場合はどうすればいい?
インフルエンザの場合、学校は出席停止になりますが、大事なテストの時はどうしたら良いのか迷ってしまいますよね。
また、社会人に関しては、国の法律で会社への出勤停止が定められているわけではないので、その都度職場に確認する必要がありますが、インフルエンザに罹患したからといって10日間も会社を休むことは非常に難しいですよね。
ただし、インフルエンザの中でも特にA型は感染力が強く、集団感染を起こすと周りへ迷惑がかかるため、学校のテストなどは学校側へ相談して個別に受けさせてもらうようにし、しっかり休んだ方が良いでしょう。
一方、仕事を休むわけにはいかない社会人は、発症してからせめて解熱後3日間は休んだ方が、マナーとしては正しいです。
そして、10日と待たず出社する場合は、必ずマスクを着用して、手洗い、うがいには気をつけ、周りの人の前でくしゃみや咳などをしないよう十分に配慮しましょう。
それから、インフルエンザにかかったかも?という予感がしたらできるだけ早く病院を受診し、少しでも早くきちんと薬を服用し、安静にすることが職場への早い復帰につながるので、遅れずに対処しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、インフルエンザではいつまで休むのか、安静にする期間や回復の目安について詳しくお伝えしました。
まず、インフルエンザの場合は体の熱を上昇させることでウイルスを死滅させ、解熱後から3日間かけて排出するので回復の目安となるのですが、ウイルスの型などによって異なるので平均1週間~10日が安静にする期間なのでしたね。
そして、特に治りかけの時期に症状をぶり返したり他の細菌に感染することがあるので、この時期はきちんと安静にして栄養を摂り、社会人でどうしても出社しなければならないなどでない限り、きちんと休むべきとのことでした。
それから、10日を待たずに出社、または外出する場合はマスクを着用し、手洗いやうがいを徹底することと、他の人へ感染しないようくしゃみや咳を人前ではしないと良いのでしたね。
インフルエンザは罹患すると日常生活に支障がでますので、予防法を次の記事でチェックしましょう!
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「インフルエンザに二回かかる人に共通している特徴と予防法!」についての記事はコチラ!?
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