ノロウイルスの家族がいる時の仕事について!出勤の際の注意点も

画像1ノロウイルスは、冬場に流行しやすいウイルス性の感染症で、感染力が強いので家庭内でも感染することが多いです。

そのため、ノロウイルスに感染した家族がいる場合、大人は出勤していいのか、出勤停止にならないのかなど、仕事に関することが気になりますよね。

また、ノロウイルスの家族がいる時、子供は学校へ行っていいのかも知りたいのではないでしょうか?

そこで今回は、ノロウイルスの家族がいると時の仕事について、また、出勤の際の注意点も詳しくお伝えしていきます。

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ノロウイルスの家族がいる時の仕事について!出勤や学校は?

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ノロウイルスは、牡蠣などの二枚貝が原因食材になることが多いですが、食材を直接口に含む経口感染以外にも、感染した人の手に付着したウイルスが他の人の口に付着することなどによる接触感染でもうつります。

そして、こうしたノロウイルスの感染力は非常に強く、感染期間も長いため、家庭内感染を起こしやすく、ひどい場合だと家族全員が順番にノロウイルスに感染してしまい、なかなか回復することができなくなります。

そのため、まだ症状が現れていなくても、家族の誰かが感染したら、大人の場合は仕事のため出勤しても良いのかなど判断に迷うのではないでしょうか?

家族がノロウイルスにかかったら?

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ノロウイルスに感染すると、1~2日と短期間のうちに発熱、下痢、嘔吐などの症状が突発的に現れ、特に便の色が白っぽく、水様性で、魚が腐ったような生臭い臭いがしたらノロウイルス感染を疑って間違いないそうです。

そのため、家族にこうした症状が現れたら、まずはノロウイルスの二次感染を防ぐため、手洗いとうがいを徹底し、感染経路の大元は吐瀉物や便からの感染なので、トイレや食卓などの除菌はもちろん、家庭内のあらゆるところをしっかり消毒しましょう。

また、感染者が使用したタオルの共用や、お風呂へ一緒に入浴することも感染の原因となるため、感染者は基本的には隔離し、ケアしてあげるときには使い捨ての手袋やマスクを着用することを忘れないようにしましょう。

そして、ノロウイルスは、学校保健法でも出席停止対象の病気とはなっていないため、大人でも出勤停止になるとは限りませんが、まずは上司に報告して相談するようにしましょう。

それから、ノロウイルスやインフルエンザなどの感染症に対しては、企業防衛のために各企業が社内マニュアルを取り決めていることも多くなっているので、それに従って出勤の判断を行うと良いです。

ただし、給食センターや飲食店、食品加工工場や多くの人に配食をする施設等、食品に深く関わる職場であったり、学校や保育園、介護施設のような多くの人が集団生活を行う職場であれば、感染によって引き起こされる被害は計り知れないものになります。

そのため、こうした職場の方は必ず職場のルールに従って休暇を取るようにしましょう。

それから、学校などの場合も、担任の教師に相談してから出席をとりやめるか判断する程度で問題ありません。

また、職場や学校などへ出勤・登校する時の注意点としては、必ず使い捨てのマスクを着用し、手洗い・うがいを徹底することです。

そして、タオルの共用などでも感染するため、手洗い場などでの共用は避けるようにし、施設のトイレを使った後も、こまめに除菌シートなどで除菌すると良いですね。

それから、ノロウイルスでは下痢や嘔吐によって脱水症状の恐れがあるため、仕事中に我慢して、気づかぬうちに体液が失われていることなどないように、温かいお茶と塩分をバランス良くこまめに摂るようにし、くれぐれも無理をしないようにしましょう。

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ノロウイルスの症状はいつまで?感染期間も

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ノロウイルスの症状は、人によって個人差があり、発熱・下痢・嘔吐の中でも一部しか現れない方もいるそうです。

そして、大人の場合は症状が1~3日続きますが、子供の場合は3~5日と比較的長く続くなどの違いがあります。

また、ノロウイルスの感染期間は非常に長く、症状が落ち着いてからも、1~2週間ほどは便からウイルスが排出されるそうです。

そのため、ノロウイルスにかかった場合は感染してから少なくとも1ヶ月間程度はまわりへの感染を起こさないよう気を遣い、タオルの共用を避け、マスクを着用し、手洗い・うがいを徹底するなどの配慮が大切ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、ノロウイルスの家族がいる時の仕事について、また、出勤の際の注意点も詳しくお伝えしました。

ノロウイルスの感染力は非常に強いため家庭内でも感染することがあり、出勤などの心配がありますが、食品従事者を除き、基本的には出勤停止になる病気ではないので、まずは上司に相談して決めると良く、これは学校への出席も同様でした。

また、出勤・出席をする際にはマスクを着用し、手洗い・うがいを徹底し、タオルの共用を避けるなどの注意点がありましたね。

ただし、ノロウイルスの感染力は非常に強く、感染期間も長いため、感染した場合はその後1ヶ月間は周りへの感染をしないよう配慮する必要があるとのことでした。

そして、ノロウイルスは一度感染してもまた感染する可能性のある病気なので、予防のため免疫をつける方法については次の記事をチェックしましょう!
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「ノロウイルスへの免疫をつける効果的な方法!」についての記事はコチラ!?

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