ノロウイルスだと何日休むべき?会社への出勤対応と診断書の料金
ノロウイルスは、冬の時期に流行しやすいウイルス性の感染症で、感染力が強いため集団感染の恐れがあります。
なので、ノロウイルスだと会社は何日休むべきか、出勤対応に迷うのではないでしょうか?
また、ノロウイルスなのに仮病だとされないように、診断書をもらうとしたらその料金はいくらかかるのかも知りたいですよね。
そこで今回は、ノロウイルスだと何日休むべきか、会社への出勤対応と診断書の料金について詳しくお伝えしていきます。
目次
ノロウイルスだと何日休むべき?出勤対応や診断書について
ノロウイルスは、牡蠣などの二枚貝が原因食材となって発症するウイルス性感染症で、感染力が非常に強く、人から人への接触感染などでもうつるので、集団感染を起こしやすいです。
そのため、ノロウイルスを発症してしまったら、会社は何日休むべきか判断に迷いますよね。
ただ、ノロウイルスで大人の場合は、症状に個人差があり、中には軽い風邪と下痢程度で済む方もいるそうです。
そして、学校保健法でも登校禁止対象の病気とはされていないため、ノロウイルスにかかったからといって、必ず会社を休まなければならないという決まりはありません。
しかし、周りへの感染を起こさないよう配慮するために休むのであれば、ノロウイルスの症状が強く出るのは、大人の場合、発症から1~3日と言われているので、少なくとも3日は休んだ方が良いでしょう。
そして、3日を過ぎるとノロウイルスによるくしゃみや咳などの飛沫感染や、手に付着したウイルスが他の人に触れてうつる接触感染の確率は一気に減るそうです。
そのため、症状が回復していて業務に支障がないようだったら、3日を過ぎれば基本的には会社に出勤して問題ないでしょう。
ただし、ノロウイルスは、体の中で約1ヶ月間は残るとされていて、発症してから1~2週間は便から排出されることが確認されています。
なので、ノロウイルスにかかったら、少なくとも1ヶ月の間は無理をせず、トイレを使用したら除菌シートで除菌するなどこまめな気遣いを続け、手洗いやうがいなどを徹底するなどした方が良いでしょう。
それから、食品従事者の場合は、ノロウイルスを発症した場合は必ず休まなければならないため、組織の決まりに応じて休暇をとるように心がけてください。
ノロウイルスにかかった時の診断書の料金は?
ノロウイルスで会社を休む場合、上司への報告のみで済む場合もありますが、中には仮病と思われないように気にしたり、会社からも必要とされることから病院で診断書をもらう場合がありますよね。
そして、この診断書を書いてもらうには費用がかかるのですが、病院によってその費用はことなり、3,000~10,000円程度支払わなくてはならないので注意しましょう。
それから、仕事に復帰するための検査費用や、保険適用分の診察費などを合わせるとトータルで30,000円程度かかってしまうので、痛い出費ですよね。
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ノロウイルスで家庭内感染予防をするには?
ノロウイルスで会社を休んでいる間は、家庭内感染を起こさないように気をつける必要もあります。
そして、家庭内は外出先に比べて他の人との接触や、物の共用なども多く、気づいた時には家族全員が感染していたということが少なくありません。
そうして、子供にまで感染してしまうと、乳幼児の場合はひどい下痢で脱水症状を起こしたり、他の病気を合併することもあるので、注意しましょう。
そのため、ノロウイルスで会社を休んでいる間は、次の点を徹底しましょう。
・手洗い、うがいを徹底し、タオルなどは共用しない
・使い捨てのマスクを着用する
・入浴は別々にし、感染者は最後にする
・食卓でも食器などをシェアしない
・下痢が付着したトイレや、吐瀉物を床などにこぼしてしまったら、速やかにペーパーで拭き取り、消毒液で消毒をする
細かいようですが、こうした点を徹底するだけで、ノロウイルス感染の確率は下がるので、大事な家族にひどい症状をうつさないよう、十分に気をつけましょうね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ノロウイルスだと何日休むべきか、会社への出勤対応と診断書の料金について詳しくお伝えしました。
まず、ノロウイルスの場合、必ず出勤を停止しなければならないといった国の決まりはないため、まずは上司に相談して個々で決めることになりますが、周りへの配慮で自主的に休むなら症状がピークを迎える3日目までは休んだ方が良いとのことでした。
そして、症状の回復具合を見て会社へ復帰し、手洗いやうがいなどを徹底しマスクを着用するなどすると良いとのことでしたね。
また、診断書をもらうには高くて10,000円かかるので、検査費用など含めるとかかる費用は高額になりますし、休んでいる間も家庭内感染を起こさないよう注意する点をお伝えしましたが、ノロウイルスにかかると様々な点が本当に大変ですよね。
なので、再発を繰り返さないよう、ノロウイルス感染予防について、次の記事をチェックしましょう!
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