ノロウイルスの腹痛でお腹ゴロゴロの時の対処法と薬の注意点!
ノロウイルスに感染して胃腸炎になった場合の症状として、吐き気の他にお腹ゴロゴロの酷い腹痛に悩まされますよね。
ただ、ノロウイルスに感染した場合の腹痛は、どのあたりの場所がどのように痛むのかを知らないため、本当にノロウイルスによる腹痛なのか悩む人も多いのではないでしょうか。
そして、ノロウイルスの腹痛にはどのような対処法をとるべきか、またどんな薬があるのかなど、気になる点もたくさんありますよね。
そこで今回は、ノロウイルスの腹痛でお腹ゴロゴロの時の対処法と薬の注意点についてをご紹介いたします。
目次
ノロウイルスの腹痛はどのあたりの場所が、どう痛む?
ノロウイルスに感染して腹痛を起こす時は、ウイルスに感染して胃腸炎になっているので、へそ周辺から下腹部あたりの場所に痛みを感じることが多いようです。
また、痛みの種類には個人差があり、チクチクと刺すような痛みやキリキリとうずくような痛みだけでなく、お腹が破裂するのではと思うほどの激しい痛みで身動きが取れない場合もあるのだとか。
なかには、お腹だけでなく背中にまで痛みが及ぶ人もいるそうで、同じノロウイルスでも腹痛の症状には、かなり差があるようです。
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・下痢止めには注意
ノロウイルスによる腹痛でお腹がゴロゴロしてくると、その後激しい下痢に襲われる人が多く、1日に何十回もトイレに駆け込むようなことになります。
そのため、下痢をとにかく早く止めたいと思うので下痢止めを飲んでしまう人が多いようですが、ここで下痢止めを飲んでしまうと、治癒が遅れてしまうと言われています。
なぜなら、下痢によってノロウイルスを一緒に排泄しているので、それを無理に止めてしまうと体内にウイルスがいつまでも滞在してしまうからなのだとか。
そして、ノロウイルス専用の治療薬はないため、病院でも対症療法として、吐き気止めや整腸剤だけが処方されるようです。
しかし、それらの薬も、ぴたっと腹痛や下痢を止めてくれるわけではないので、残念ながら時間をかけて治癒を待つしかありません。
ただ、お腹の周辺を温めると、胃腸周辺の筋肉がほぐれて、腹痛や下痢が比較的やわらぐそうなので、湯たんぽなどを使って温めてみるのもおすすめです。
・脱水症状に注意
また、ノロウイルスで腹痛を起こして下痢が酷い場合には脱水症状にならないように最も注意が必要です。
ただ、嘔吐をはじめて6時間程度は無理に水分を与えすぎると、逆に吐き気を悪化させてしまうことが多いのだとか。
そのため、初めの嘔吐から6時間程度経過してから少量ずつ水分を摂り始めると良いそうですが、真水よりも経口補水液の方が少量で高い栄養素を補給できるのでおすすめです。
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そして、ノロウイルスの場合、病院に行ってもすぐに治るものではなく、個人差はありますが、症状が落ち着くまでには3日程度かかる場合が多いようです。
そのため、水分補給が自分でできるようであれば、病院に行かないで耐えしのぐ人も少なくないのだとか。
ただ、乳幼児や高齢者などの場合は身体への負担が大きいですし、特に水分補給がうまくできない場合には病院で点滴を打つことも多いようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ノロウイルスの腹痛でお腹ゴロゴロの時の対処法と薬の注意点についてご紹介いたしました。
ノロウイルスには専用の治療薬がないため、整腸剤などで対症療法をするしかないようですが、下痢止めはなるべく飲まないように注意してくださいね。
また、嘔吐や下痢で想像しているよりも体内の水分が失われていますので、脱水症状にならないように、まずは少量ずつ水分を補給していきましょう。
そして、ノロウイルスに感染しても、身体に免疫力があるかどうかで症状に差が出ますし、全く症状が出ない人もいるそうですので、免疫力を高めることが一番の予防策と言えるのではないでしょうか。
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