まぶたのアトピーの原因や治らない時の対処法!薬のおすすめも!
アトピーの方の中には、まぶたが赤く腫れ、痒みを伴ってしんどい思いをされている方もいらっしゃいますよね。
また、まぶたが腫れると、アトピーの症状のせいで、目つきが悪く見えてしまったり、ものが見づらくなってしまうなどの嫌な思いをしたり不便なこともあります。
特に、女性はまぶたのアトピーのせいで、お化粧をするのにも苦労されますよね。
そこで、今回はそんなまぶたのアトピーの原因や治らない時の対処法、また、薬のおすすめをご紹介していきたいと思います。
目次
まぶたのアトピーの原因は?
まぶたは角質が薄く顔の中でも繊細な部分のため、ちょっとした刺激でもトラブルの原因になりがちですが、まぶたのアトピーの原因も様々です。
例えば、冬場は暖房で乾燥してしまいがちなので、アトピーの症状も出やすいですよね。
特に、皮膚が薄いまぶたは敏感なのでアトピーの症状が出やすく、痒みも感じやすいです。
そうすると、指でついつい擦ってしまい角質層を剥がし、さらにアトピーの症状を悪化させ赤く腫れたり痒みが増します。
また、アトピーの方が乾燥を防ぐために、肌に合っていないものや、添加物を含む化粧水や保湿液をガンガン使ってしまうのも、アトピーの症状を悪化させる原因になりますよね。
そして、夏場だって汗や紫外線などの刺激により、角質の薄いまぶたは直にその影響を受けてしまいがちなんです。
したがって、こうした、まぶたの薄い角質層が様々な要因によって乱されることにより、バリア機能を低下させ、重いアトピー症状を引き起こす原因となってしまうのです。
加えて、アトピーの症状により、長い間ステロイドを使っていた方が、急にステロイドを止めてしまうことにより、体内に残ったステロイドが皮膚への刺激となりリバウンドという、さらにひどいアトピー症状になってしまうことがあるのですが、やはりその場合も角質の薄いまぶたに症状が強く現れてしまうのです。
まぶたのアトピーが治らない時の対処法は?
原因は分かりましたが、まぶたの角質層を剥がさないように、掻いたりしない方が良いと分かっていても、アトピーによる痒みは激しく、なかなか擦ったり、掻いてしまうのを止めることは難しいですよね。
そんな場合、まぶたのアトピーをどのようにしたら改善することができるのでしょうか。
それは化粧をなるべく控えるようにし、低刺激の保湿液などでしっかり保湿してあげることです。
こうすることで、少しでも痒みがましになりますので、まぶたのアトピーの治りも早くなりますよ。
では、ここでいくつかアトピーの方におすすめの保湿液をご紹介しておきます。
・Cetaphil セタフィル Moisturizing Lotion モイスチャライジング ローション
こちらの商品は、「一生使えるスキンケア」というコンセプトで、デリケートな赤ちゃんの肌にも使えるという商品で、天然成分由来の保湿成分と、アルコールやパラベンなどの化学物質を含んでいない低刺激の保湿クリームとなっています。
また、使った方からは、保湿力はワセリン以上という声もあるくらい保湿力は抜群ですね。
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・アクアゲルマジェル
こちらも、無添加でかつオイルも使用されていない低刺激の保湿剤となっています。
そして、ナノ還元水を使用しているため角質層まで成分が浸透しやすいため、まぶたのアトピーのように角質層が乱れやすいところには効力が期待できますね。
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まぶたのアトピーにおススメの薬はコチラ!?
アトピーに効く薬として良く知られているものには、ステロイドがありますよね。
そこで、まぶたのアトピーにはどのような薬が良いのか見ていきたいと思います。
・リンデロンA軟膏
特に、まぶたのように薄い皮膚には、ステロイド眼軟膏という非常にステロイドの成分が弱いものがあります。
そして、このリンデロンA軟膏にはベタメタゾンという非常に弱い成分が使われているので、皮膚の薄いところにも安心して使えますよ。
しかし効力が非常に弱いため、アレルギー症状がひどい場合はあまり効き目がないのが難点です。
・プロトピック軟膏
こちらの軟膏は、2歳以上から使えるものがあり、ステロイドが使われてはいないのにリンデロンと同じくらいの効力があるため、ステロイドを使いたくないという方にはおすすめの薬です。
またステロイドが使われていないので、皮膚が分厚くなることがないのも嬉しいですね。
・リドメックスコーワ/プレドニゾロン他
こちらの薬は、ステロイド外用薬の中でも顔などに使われるもので、リンデロンよりは効力が強めのものになります。
そして、まぶたのように皮膚が薄い所であっても、症状がひどい場合には使うのも良いかもしれませんね。
以上より、医師の指示のもと、まぶたのアトピーの症状の程度に合わせて、自分に合った薬の強さのものを使うようにしましょう。
また、これらの薬は市販では売られていないものになりますので、きちんと病院を受診するようにしてくださいね。
というのも、市販のものだと、どんなに弱いものでも、目の周りの使用には充分な注意が必要なため、専門家の判断無しに使用するのはかなりの危険が伴うのです。
なので、くれぐれも市販薬を自分の判断で目の周りに使用せず、きちんと時間を作って病院を受診するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、まぶたのアトピーの原因や治らない時の対処法、また、薬のおすすめをご紹介いたしました。
まぶたは非常に薄い角質層のため、他の部分よりもアトピーの症状が出やすいということが分かりましたね。
そのため、乾燥や、汗、紫外線などの刺激を肌に与えないようにし、低刺激のものを利用して保湿をするなどアトピー症状を悪化させないようにしてあげましょう。
また、ステロイドなどの薬を使う場合は、医師に相談した上で症状の程度に合ったものを選ぶことも大切ですね。
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