アトピーの時の離乳食の進め方や時期!本やレシピのオススメも!
赤ちゃんの離乳食は、通常であれば6か月程度から開始することが多いようですが、アトピーの子の場合は、離乳食の開始時期や進め方に注意が必要だと言われています。
なぜなら、健康な赤ちゃんの腸でも消化や分解はまだまだ苦手ですが、アトピーの子の腸内はさらにデリケートで、食物アレルギー反応を起こしてしまう可能性が高いのだとか。
そこで今回は、アトピーの時の離乳食の進め方や時期、本やレシピのオススメをご紹介いたします。
目次
アトピーの時の離乳食の進め方や時期はコチラ!?
アトピーの赤ちゃんの離乳食の開始時期は、個人差はありますが、7か月から1歳あたりで始める場合が多いようです。
ただ、離乳食の開始時期が遅れることにより体重が増加しなかったりと、発育の面で問題がある場合もありますので、主治医と相談しながら進めている人が多いのだとか。
そして、病院でのアレルギー検査は1歳未満の場合は、あまり数値があてにならないこともあり、検査の結果に頼るよりは、1つずつ慎重に食べられるものを見極めていくしかないようです。
そこで、個人差がありますので目安にはなりますが、アトピーの子の離乳食の進め方の参考例です。
準備期:7~8か月
初期:8~10か月
中期:10~12か月
後期:12~14か月
完了期:14~18か月
そして、与える回数の目安は、初期までは1日1回、中期には2回、後期からは2~3回とおやつになります。
まずは、ご飯粒をすりつぶしたお粥と、ゆでた野菜を細かく刻んだものなどから始めて、タンパク質は1歳を過ぎる頃までは避ける人が多いそうです。
また、食材は必ず加熱してから使うことが重要で、そうすることで、食材の分子が変化して低アレルゲン化され異物とみなされにくくなるのだとか。
ただ、低アレルゲン化できる食材は、果物や肉、卵などで、魚介類や、穀類、豆類は火を通してもあまり変化がないようです。
そして、新しい食材を食べさせる場合は、平日で、1日に1種類、午前中にあげるようにすることが重要なのだとか。
なぜなら、アレルギー反応が出た場合に原因を特定しやすく、すぐに病院に駆け込める体勢にしておく必要があるからです。
アトピーの時の離乳食作りのオススメ本はコチラ!?
離乳食の本はたくさんありますが、アトピーのお子さんの場合には、食物アレルギーについて特に詳細に書かれている本がおすすめです。
そして、様々な食材を無理に食べさせようとせずに、あくまでお子さんの様子を慎重に見ながら、少しずつ離乳食のバリエーションを広げてくださいね。
特に「卵」「乳製品」「小麦」は食物3大アレルゲンと呼ばれており、それらを除いたレシピが多く掲載されている本を参考にする人は多いようです。
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また、アトピーの子の場合は数ヶ月遅れて離乳食を始めることが多いので、通常の離乳食で使いやすいと評判の下記の本を、ご自分のお子さんのスピードにあわせて参考にするのも良いですね。
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他にも、離乳食のレシピ本ではありませんが、子どものアレルギーについての理解を深めるという点では、これらの本もおすすめです。
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アトピーの時の離乳食のレシピのオススメはコチラ!?
・粉ミルクを使ったホワイトソース
野菜を煮詰めたスープに粉ミルクを入れ、片栗粉でとろみをつけるホワイトソースは、離乳食初期におすすめです。
このレシピであれば薄力粉やバター、牛乳を使わずに済みますので、アレルギー対策に良いですね。
・ヨーグルトを使ったポテトサラダ
卵アレルギーの子のために、マヨネーズを使わずにヨーグルトで代用したポテトサラダがおすすめです。
また、離乳食中期以降であれば粉チーズ、後期以降であれば砂糖を使ったりと、少し味付けに工夫しても良いそうです。
・さつまいものごはんお焼き
離乳食中期頃には、さいころ状にしたサツマイモを柔らかく茹でてご飯と混ぜ、良質な油を使ってこんがり焼き上げるお焼きもおすすめです。
ただ、その際に使う油は古いものや安いものは避けて、敏感な赤ちゃんの腸のために良質な油を選ぶようにしてあげてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、アトピーの時の離乳食の進め方や時期、本やレシピのオススメをご紹介いたしました。
離乳食の開始時期や食べ物によっては、アトピーの子にとってはアレルギー反応を起こす可能性も高く、非常に重要な時期だと言えます。
なので、なるべく主治医と相談しながら、無理に急がず、少しずつ慎重に離乳食を進めていくことが大切なようです。
また、離乳食を終えてからもアトピーの子は食物アレルギーに悩まされることが多いと言いますので、日頃の食事を気を付けてアトピー予防対策を心がけていきたいですね。
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「アトピーの予防や掻きたい衝動などの症状を改善する方法!」についての記事はコチラ!?
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