アトピーにムヒsを使う時の注意点!ステロイドの有無や副作用も
アトピー性皮膚炎は、食べ物やダニなどのハウスダストのアレルゲンへの反応として現れる皮膚の炎症で、ひどい痒みが慢性的に続いてしまうので辛いですよね。
なので、アトピーのかゆみ対策としてムヒsを使う方も多いと思うのですが、その効果が気になりますよね。
また、アトピーにムヒsを使う時の注意点や、ステロイドの有無や副作用も知りたいのではないでしょうか?
そこで今回は、アトピーにムヒsを使う時の注意点や、ステロイドの有無や副作用について詳しくお伝えしていきます。
目次
アトピーにムヒsを使う時の注意点!ステロイドの有無や副作用も
アトピー性皮膚炎は、元々アレルギー体質の方がかかりやすく、様々なアレルゲンが原因となって皮膚の炎症を繰り返し起こし、ひどい痒みに悩まされます。
そして、かゆみ対策として身近な商品にムヒがありますが、ムヒにも、
・液体ムヒS2a
・液体ムヒαEX
・ムヒs
・ムヒアルファEX
など、様々なタイプがあり、上記はステロイドが使用されていることをご存知でしょうか?
そして、アトピー性皮膚炎では、皮膚科でもステロイド薬を処方されることが多く、アトピーの抗炎症作用があるので使用してはいけないということではないのですが、ステロイドには副作用があるので、むやみに使い続けるのは注意した方が良いのです。
(関連記事:ムヒアルファEXのステロイドの強さや副作用と効く虫!ブヨには?)
アトピーにムヒsを使う時の効果と副作用!
アトピーの痒みが生じた時、ムヒsを塗ると一時的に痒みが抑えられる効果があります。
そして、ムヒsはステロイド薬の中でも比較的ステロイドが弱い軟膏薬で、副作用も軽い方ですが、長期間使い続けると、次のような副作用が現れます。
・発赤
・痒みの悪化
・肌の免疫力の低下
・薬が効かなくなる
・使用を止めたときのリバウンド
ステロイドには、その強さに関わらず、皮膚が持つ免疫力を低下させる作用があるため、長期間使い続けることによって、だんだんと薬の効果が薄れ、効かなくなったり、人によっては発赤、痒みの悪化などを招くこともあるそうです。
また、最も怖いのは、症状が落ち着いてきたかなと思って、使用をやめたとたんにリバウンドを起こし、以前より重いアトピーの症状が現れることです。
そして、これは皮膚科で処方されるステロイドにも同様に言えることで、全身をアトピーで覆われる重篤のアトピー皮膚炎の患者は、動くことも出来ない痒みに襲われるため、ステロイドを使用し続ける傾向にありますが、根本的な治療にはならないのです。
そのため、市販薬でムヒsを買い求め、アトピー肌に使用する場合は、長くても2週間程度の使用にとどめ、使用を中止する時はすぐにやめるのではなく、1日2回塗っていたのを1回に減らすなどしながら、ゆっくりとやめるようにしましょう。
また、発赤や痒みが生じた時には、それ以上使用せず、すぐに皮膚科を受診するようにしてください。
スポンサーリンク
痒みが我慢できない!ステロイドを使っていない市販のかゆみ止めは?
アトピー性皮膚炎の症状は、体の中に入ったアレルゲンに対して反応を示し、体が不要だと感じる物を排出しようとする皮膚のデトックスのような症状です。
そのため、薬を使用せずに自然に排出できれば一番良いのですが、アトピーの痒みは非常につらく、我慢して掻かないことも大変で、薬を塗らずに掻いてしまうことで、皮膚の痒みはさらに悪化し、傷跡ができたり、色素沈着を起こしてしまうのです。
なので、ステロイドを使用していないかゆみ止めの薬で、市販でも購入できるものを使用するなら、ラナケインSがオススメです。
ラナケインSはムヒSのようにスースーしないかゆみ止めで、顔や掻きむしってしまったところなど、様々な所に使用でき、局所麻酔剤を5%配合しているので、塗ったそばからかゆみを抑えてくれます。
そして、親水性でべたつかず、塗りやすいやわらかなクリームで、使用期間なども気にせずに使うことができますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、アトピーにムヒsを使う時の注意点、また、ステロイドの有無や副作用について詳しくお伝えしました。
まず、アトピーの痒み止めにムヒSを使う方が多いのですが、実はムヒSにも弱めのステロイドが配合されているため、長期間使用すると効果がなくなったり、発赤や炎症の悪化などを起こし、突然やめるとリバウンド症状を起こすのでしたね。
なので、一時的なかゆみ止めの効果はあるものの、使用するなら短期間にとどめた方が良く、基本的にはアトピーは自然治癒ができるのが一番良いのですが、どうしても痒みを我慢できない場合はステロイド非配合薬のラナケインSをオススメしました。
アトピーは皮膚のデトックスのような症状なので、根気よく排出できるようしていくことと、その後も再発を繰り返さないように予防につとめることがポイントなので、アトピーの予防法については次の記事をチェックしてみましょう!
↓↓↓
「アトピーの予防や掻きたい衝動などの症状を改善する方法」についての記事はコチラ!?
スポンサーリンク
(関連記事)赤ちゃんなどの敏感肌に使える虫除け日焼け止めを選ぶ際の注意点!