アトピーの汁を止める対処の仕方!止まらない原因や臭い対策も!

画像1アトピー性皮膚炎は、元々アレルギー体質の方がかかりやすく、その原因となるアレルゲンは様々なものがあるので、再発が多くなかなか治りません。

そして、アトピー性皮膚炎のかゆみで、我慢できずに掻き続けると、症状が悪化して皮膚から汁のような体液が出てくるので、この汁を止める対処の仕方が気になりますよね。

また、アトピーの汁が止まらない原因や、臭い対策についても知りたいのではないでしょうか。

そこで今回は、アトピーの汁を止める対処の仕方や、止まらない原因や臭い対策について詳しくお伝えしていきます。

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アトピーの汁を止める対処の仕方!

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アトピー性皮膚炎は、元々アレルギー体質の方がなりやすく、食べ物やハウスダスト、ダニなどの様々なアレルゲンに対して現れる反応で、皮膚が炎症状態になってしまいます。

そして、ひどい時だと全身が炎症状態になり、あまりの痒みに掻き続けると、浸出液やリンパ液と呼ばれる、炎症が生じた際に分泌される液体が出てきてしまうのですが、これは免疫反応が高まると出てくる体液とされています。

それから、これを膿と捉える人がいますが、膿は皮膚をすりむいた時などにバイ菌が感染し、増えて、炎症を起こした時に出ているもので、アトピーの浸出液とは異なります。

そして、アトピーの汁は、長く使っていたステロイドを一気にやめた時に出ることが多いのですが、ステロイドの使用で皮膚の状態が柔らかく弱くなり、免疫機能が低下している状態なのに、続いている痒みを我慢できず掻いてしまうと炎症がひどくなります。

そして、その際に、生体反応でできた体液が、皮膚が破れたところから出てきてしまうんですね。

そのため、この体液が出てくること自体は問題ではないので、侵出してきた時はまずはすぐに拭き取ったりせず、出せるだけ出して、かさぶたができるまでそっとしておきましょう。

また、早く乾かすために、通気性の良い衣服や下着を身につけ、自然に乾燥するのを待つと良いでしょう。

そして、この時期を乗り越えると、症状の改善に向かっていくことができるので、痒くても掻いたりしないよう、頑張りましょう。

止まらない原因や臭い対策も!

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汁は炎症を起こしている皮膚を治すために出ているので、それを止めよう抑えようとするのは治癒を遅らせるばかりか、ますます皮膚の状態を悪化させるので、辛いのですがステロイドを再度使用したりはせずに、汁は出るだけ出し切るのが良いでしょう。

そして、アトピーの汁は強い痒みやほてり、腫れや皮膚の強ばりなどを伴うので、ただじっとしているだけでも辛く、

・乾燥してひび割れた傷からじゅくじゅくと汁が出る

・赤く腫れ上がった皮膚のどこからともなく汁が出る

・とてもかゆい水疱が出て、それがやぶれて汁が出る

など、様々な症状があらわれるそうです。

そして、ステロイドを長期間使っていればいるほど、やめた時の反動が大きいため、突然止めた場合にはなかなか汁が止まらなくなり、独特の臭いも伴うので、気になってしまいますよね。

そのため、ステロイドをやめるときは、いきなり全部やめるのではなく、徐々に使用量を減らしたり、朝晩塗っていたのをどちらかにするだけなど、ステップを踏んで止める方が、やめた後の反応を抑えることができます。

ただ、それでも、汁が止まらなくて困っている場合は、ティッシュで拭き取らずに、そっと抑える程度にし、通気性の良い衣服の中でも、特に下着はシルク100%のものがアトピーの侵出液が出ている時期にオススメらしいので、試してみてくださいね。

また、臭いがつらくて我慢できない場合は、皮膚科を受診し、抗生物質を処方してもらうと良く、体液を抑えた後に、水でよく洗って抗生物質を服用すると、比較的すぐに臭いが気にならなくなるようです。

しかし、抗生物質では対症療法にしかならないので、根本的にアトピーを解決し、嫌な臭いや汁などに悩まされないようになりたいですよね。

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アトピー改善には砂糖断ちもオススメなのはなぜ?

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アトピー性皮膚炎の方に砂糖は良くないという話を聞いたことがある方は多いと思いますが、きび砂糖や黒砂糖など、様々な砂糖がある中でも、白砂糖が最も悪いと言われています。

というのも、この白砂糖はビタミンやミネラルを一切含んでいない人工的に作られたカロリーの塊です。

そして、これを摂取すると急速に血液中に吸収されるため、すぐに血糖値が上がってしまい、それを下げるためにインスリンが大量に分泌されます。

すると、今度は低血糖になるため、さらに血糖値が下がらないように様々なホルモンが分泌されます。

そして、その中の一つにアレルギーを防止するコルチゾールがあるのですが、白砂糖の摂取によって、コルチゾールが一度に大量に分泌されると、体内のコルチゾールが不足し、かゆみが増して、アトピーが悪化してしまうというわけです。

そのため、砂糖断ちをすることはアトピー改善に効果的と言えますが、白砂糖はお菓子だけでなく調味料など様々なところに含まれていて、完全に断つのは本当に難しいですよね。

それに、気にしすぎるのもストレスをためて、アトピーの原因になってしまいます。

なので、せめて市販の菓子や調味料は控えるようにし、できるだけ天然成分で作られた材料で料理をするなど、できることから少しずつ始めることをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、アトピーの汁を止める対処の仕方や、止まらない原因や臭い対策について詳しくお伝えしました。

まず、アトピーの体液はステロイドをやめたことによる生体反応の場合が多く、出した方が良いので、対策としてはティッシュでそっと押さえ、拭き取らないようにするのがポイントで、かさぶたができるまで待つのでしたね。

そして汁が止まらない時は、自然に乾かすことができるよう、衣服や下着はシルク100%を着用するのが効果的で、また、嫌な臭いがする時は皮膚科で抗生物質をもらうと良く、ステロイドは徐々にやめると反応を抑えることができるのでした。

さらに、アトピーに良くない食材に白砂糖があり、これは白砂糖の摂取でコルチゾールというアレルギーを防止する成分が低下するためなので、ステロイドと同様、できる範囲から徐々にやめて、ストレスをためないようにしましょう。
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「アトピーの予防や掻きたい衝動などの症状を改善する方法!」についての記事はコチラ!?

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