アトピーが腕にできる原因!ぶつぶつや色素沈着への対処法も!

1アトピーは身体の様々な箇所にできますが、なかでも腕にできると目立ちますし、掻きやすい箇所でもあるのでつらいですよね。

そして、アトピーは腕の外側だけでなく内側にもできやすく、それぞれに異なる理由があると言われています。

また、特に女性はアトピーで腕に色素沈着が残ることも心配でしょうし、ぶつぶつがある状態も早めに避けたいものですよね。

そこで今回は、アトピーが腕にできる原因と、ぶつぶつや色素沈着への対処法をご紹介いたします。

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アトピーが腕にできる原因と対処法はコチラ!?内側と外側の違いも!

アトピーが腕にできる主な原因は、食べ物やハウスダスト、花粉などの「アレルゲン」と「細菌」だと考えられています。

特に、新陳代謝をうまく行うことができずに、溜め込まれたアレルギー物質を汗として排出しようとしている時に、初期症状であるかゆみが引き起こされるのだとか。

そして、アトピーは身体の様々な場所にできますが、関節の部分にできることも多いため、肘や手首なども含めて腕は発症しやすいようです。

・アトピーが腕の内側にできた場合の対処法

腕の内側で、特に肘の裏側は、「脾臓(ひぞう)」という循環器系の臓器と密接な関係があり、脾臓 の状態が悪いとアトピーが腕の内側にできやすいという説もあります。

つまり、脾臓とは、免疫力を高めるリンパ球の生成や、血液の成分である赤血球や血小板の貯蔵のほか、血液を循環させたり不要になった老廃物を処理したりする役割があるのですが、脾臓が正常に機能していないと身体の新陳代謝が悪くなり、アトピーができやすくなるようです。

そのため、対処法としては、脾臓だけでなく他の内臓も活発に動くように、規則正しい生活と、適度な運動、食事、睡眠を心がける必要があります。

また、そのような内臓面からの問題だけではなくて、意外とデスクワークなどで、いつも腕の内側の同じ部分を接していたりすると、そこに汗が溜まりアトピーができてしまうこともあるようです。

なので、その場合には、体勢をこまめに変えて触れる場所が同じになることを防いだり、接してしまう場所に清潔なハンカチを挟んでみることで、肌との密着を防ぐようにしましょう。

・アトピーが腕の外側にできた場合の対処法

腕の内側と同様に、外側にできる場合も新陳代謝の問題が関係していますが、それ以外に「紫外線」による影響もあるのだとか。

なぜなら、アトピーの人は肌が敏感ですので、紫外線の刺激によってアトピーが再発したり悪化することがあるそうです。

そのため、なるべく紫外線の強い時期は肌の露出を避け、敏感肌用の日焼け止めを使うなどして、腕を保護していきましょう。

アトピーが腕にできたあと、色素沈着させないための対処法はコチラ!?

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アトピーが腕にできてしまうと、治ってからも色素沈着してしまうのではないかと心配になりますが、きちんとケアをすれば、ほとんど気付かない程度まで薄くなるようです。

まず、アトピーでの色素沈着を防ぐためには、肌を正常にターンオーバーさせ、古い角質が剥がれ、新しい肌をつくることが大切です。

ただ、アトピーの場合は皮膚の機能が弱くなってしまっているので、正常な肌よりもターンオーバーがしにくい状態なのだとか。

そのため、まずはアトピーのかゆみや炎症を取り除き、肌がある程度落ち着いた状態になったら、保湿を重点的に行うことで効果が現れるようです。

また、アトピーを掻きむしってしまうと、どうしても跡が残りやすくなりますので、医師と相談しながらステロイド剤を適切に使うなどして、なるべく掻かないように頑張りましょう。

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アトピーで腕にぶつぶつができた時の対処法はコチラ!?

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アトピーで腕にぶつぶつができた時、かゆみと赤みがある状態のぶつぶつであれば炎症を起こしていますので、薬を使った処置が必要です。

そして、この場合も、原因としては新陳代謝が悪くなっていることや、紫外線が関係していることが多いと言います。

また、かゆみや赤みが少なく、ぶつぶつが肌の色と同様で出ている場合は、「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」という皮膚病の可能性もあります。

特に、毛孔性苔癬はアトピーの人は合併しやすいと言われており、触るとザラザラしているのが特徴なのだとか。

また、毛孔性苔癬の原因は、毛穴の出口周辺に皮脂などが溜まることで、細菌に感染した場合は赤みが出てくることもあるようです。

そして、毛孔性苔癬の対処法としては、毛穴の出口を柔らかくするために尿素配合のクリームを使うと良いそうですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、アトピーが腕にできる原因と、ぶつぶつや色素沈着への対処法をご紹介いたしました。

アトピーが腕にできる場合というのは、内臓の働きが大きく関係しており、新陳代謝を高めることが大切だということがわかりました。

その他にも、紫外線からの影響や、かゆみの無いぶつぶつの場合にはアトピーと併発しやすい他の皮膚病の可能性もあるようですね。

いずれにせよ、アトピーができやすい体質は、日々の生活習慣を変えてみることで改善できる場合も多いようですので、様々な方法を試して自分にあったアトピー予防対策をしていきたいですね。
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「アトピーの予防や掻きたい衝動などの症状を改善する方法!」についての記事はコチラ!?

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