アトピーの傷跡を消す方法!レーザーの効果や薬のオススメも!
アトピー性皮膚炎にかかると、一時的に治まっても痒みによって掻いた肌がダメージを受け、跡ができてしまうので残念ですよね。
そして、アトピーでダメージを受けたところが色素沈着を起こし、他の肌の色とは違う浅黒い肌になってしまうので、肌をなかなか露出できなくて寂しい思いをする方も多いのではないでしょうか。
なので、アトピーの跡を消す方法や、レーザーの効果や薬のオススメなども知りたいですよね。
そこで今回は、アトピーの傷跡を消す方法や、レーザーの効果や薬のオススメについて詳しくお伝えしていきます。
目次
アトピーの傷跡を消す方法はあるの?
アトピーで炎症を起こしている肌は、自信を守ろうとしてメラニンという色素を分泌するので、これが皮膚に沈着して黒ずみとなってしまいます。
そして、炎症を繰り返すことで肌は疲れ切ってしまい、肌の再生、つまりターンオーバーが正常に働かないために、細胞が生まれ変わって新しいキレイな肌へ戻ることができなくなります。
さらに、乾燥による肌荒れを繰り返したり皮膚を繰り返し掻いてしまうことで、肌を守る角質層が乱れて、バリア機能が低下している状態です。
そのため、アトピーでできた傷跡を消すには、ダメージを受けた肌をケアし、肌のバリア機能を回復させることで可能になるということになります。
アトピーの傷跡を消す方法!
アトピーでダメージを受けて乾燥した肌のバリア機能を回復させるには、まずは次の3つの方法を試しましょう。
1) 水分とクリームで保湿する
乾燥してカサカサになった肌にも、丹念に化粧水の水分と、保湿クリームを塗り込んでいけば、肌の角質層に吸収され徐々に保湿されていきます。
2) 夜22時以降は良質な睡眠をとる
体の細胞が生まれ変わるのは夜22時以降から2時までの間とされているので、22時以降はできるだけ早くベッドに入り、良質な睡眠をとることを心がけるようにしましょう。
3)バランスのとれた食事をとる
ビタミンやミネラルなど、必須栄養素が満たされたバランスの良い食事をとることももちろん大切なので、栄養素が偏っていないか見直し、無理のない範囲で意識してみましょう。
レーザーの効果や薬のオススメは?
基本の対処法を丹念に行うことによって、傷跡が徐々に薄くなっていくのを実感できると思いますが、同じ場所に何度もできた傷跡は、皮膚の深いところまで傷ついてしまっているので、なかなか治らないですよね。
こういった傷跡には「Qスイッチビーレーザー」というレーザーがオススメで、美容外科のある皮膚科を受診すると、2mm以下のサイズの傷跡なら、2,500円程度で施術をやってくれるそうです。
ただ、痛みはないかなど気になる方は、まずは医師に相談してみるところから初めて見ましょう。
それから、市販で購入できる薬の中にも「アットノン」などは、保湿成分が配合されていて、血行促進効果や抗炎症作用のある傷跡を消すために特化した薬なので、オススメです。
そして、アットノンに含まれているヘパリン類似物質は、「抱水力」が魅力で、水分を外へ逃さないように抱え込む力に優れているのです。
また、クリームタイプとジェルタイプがあり、ジェルの方がよりさらっとしていて使用感が良く、人気があるようです。
なので、クリームタイプは夜眠る前に使い、日中はジェルタイプをこまめに塗るなど、使い分けるようにすると良いでしょう。
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アトピーには先天性と後天性があるの?
アトピーは、生まれ持った先天性の「体質」である場合と、後天的に突然発症する2つのパターンがあるそうです。
そして、原因はダニや食べ物などが多いとされていますが、中にはストレスなど、特定要因が曖昧なこともあり、何らかのアレルギー反応による皮膚炎としてひとくくりにされています。
そのため、大人になるまでアトピーではなかった人も、ある日突然発症する可能性があるので、アレルギー食材はもちろん、家の中のダニ対策などはこまめに行い、清潔な環境で通気性の良い衣服を身につけるなど、日常的な工夫が大切です。
そして、もしもアトピーを発症してしまったら、ひどくならないうちに傷ついた肌を保護して再生を促すことができるようにし、傷跡が深くなる前に対処するようにしましょうね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、アトピーの傷跡を消す方法や、レーザーの効果や薬のオススメについて詳しくお伝えしました。
まず、アトピーで傷ついた肌は、メラニンが色素沈着を起こし、深く傷跡ができて乾燥しているので、傷跡を消す方法としては肌の再生を促すために保湿、睡眠、栄養の基本の対処法を行うのが良いのでした。
ただ、何度も繰り返し掻いて傷が深くなっている場合は、レーザー治療がオススメで、美容外科で比較的安価で施術が受けられますし、市販薬でもアットノンなどをオススメしました。
アトピーには先天性と後天性があるため、ある日突然発症することもあるので、普段から予防に努め、万一発症したら早く肌を保護し、再生をサポートできるようにしましょう!
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