アトピーで粉を掃除するコツ!そもそも粉を吹かせない対処法も!

1アトピーの症状として、かゆみだけでなく肌が粉を吹いてしまう「落屑(らくせつ)」と呼ばれる状態になると、見栄えの面でも気になりツライですよね。

また、アトピーで粉を吹いてしまう場合の多くは、床や机やソファなど、動くたびに粉が大量に落ちてしまいます。

そうなると、アトピー患者である本人だけでなく、毎日のように大量に落ちてしまう粉を掃除するご家族にとっても、大きな悩みの種だと思います。

そこで今回は、アトピーで粉を掃除するコツと、なるべく粉を吹かせない対処法をご紹介いたします。

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アトピーでなるべく粉を吹かせない対処法はコチラ!?

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・保湿をする前に

アトピーの場合、乾燥を避けてとにかく保湿をすることが重要という意見もありますが、あまりにも肌の状態が悪い時は、保湿をする以前に適切な処置をする必要があります。

例えば、アトピーで粉を吹いている状態でも、赤く炎症している場合には、保湿よりも炎症を抑えることが先決のようです。

その場合、病院ではステロイドやプロトピックなどの軟膏を処方されることが多く、それらを使いながら症状が改善されてきて軽度の粉吹きになれば、保湿をした方が良いみたいですよ。

したがって、アトピーで赤みがある場合の粉吹きの場合は、まず医師に相談して薬を処方してもらいましょう。

・保湿におすすめのクリーム

「保湿力」をうたったクリームには様々な種類がありますが、アトピーの人には「セラミド」が配合されたものが良いと言われています。

このセラミドとは皮膚の角質層に元々存在する保湿成分で、健康な肌に必要な脂分や水分を蓄える役割をするそうです。

そして、アトピーの人は健康な人と比較してセラミドが足りていない場合が多く、粉を吹く原因にも繋がるので、セラミドが配合されている保湿クリームを使うとよいでしょう。

また、セラミドが配合されているクリームは幾つか種類がありますが、弱酸性で無香料、無着色、アルコール無添加の「Curel(キュレル)」は、低刺激でおすすめです。

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アトピーで粉を掃除するコツはコチラ!?

アトピーで粉を吹いてしまう人が家族にいる場合、掃除をしては粉が落ち、また掃除をしてと、いたちごっこになりますが、本人もつらいので何も言えない人も多いと思います。

ただ、皮膚の粉はダニの餌になると言われていますし雑菌も繁殖しやすいので、やはりこまめな掃除は欠かせません。

さらに、小さなお子さんがいる場合は、その粉が原因で何らかのアレルギー症状が出てしまうこともあるそうです。

なので、アトピーの粉の掃除をする際に気を付けるポイントを幾つかご紹介していきますね。

・床はフローリングで

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床にはカーペットや絨毯を敷かずに、なるべくフローリングにしておく方が良いそうで、なぜならカーペットだと粉が落ちていても気付かない場合が多く、ダニなどが繁殖しやすいのだとか。

そのため、フローリングのままにしておき、アトピーの粉が落ちていたらさっと、コロコロやクイックルワイパーなどで取りましょう。

また、コロコロの代わりに使えるものとして「ガムテープ」も粘着力が強く、意外と重宝するようですので、ぜひ試してみてください。

さらに、空気清浄機を置いておくことで、空気中に舞ってしまったダニやほこりなどを除去してくれるのでおすすめです。

・換気を良くする

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日中、家に人がいて換気ができる場合は空気循環を良くして日光を入れることで、ダニや雑菌の繁殖を減らすことができます。

また、ひとり暮らしの人で窓を開けていけない場合でも、カーテンを開けていくだけでもかなり違うそうですので、実践してみてくださいね。

・寝具をこまめに洗濯や日干しする

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ただでさえ布団や枕などの寝具にはダニが集まりやすいので、これらもお天気の良いにはこまめに洗濯や日干しをしましょう。

そして、敷き布団の場合は下にしている面に湿気が溜まりやすいので、干す時にはそちらの面をまず上にして干すと良いそうです。

・アルコール消毒は使わない

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掃除の際の消毒と言うと一般的にはアルコールを使うことが多いですが、アトピーの人がいるご家庭には向かないようです。

なぜならアルコールは刺激が強いため、アトピーの粉吹きを悪化させる可能性があるので、弱酸性などの低刺激のものを探すようにしてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、アトピーで粉を掃除するコツと、なるべく粉を吹かせない対処法をご紹介いたしました。

アトピーは薬を塗ればすぐに治るものではなく、本人もご家族も長い期間付き合っていく必要があります。

そのため、ご紹介した方法で、なるべくアトピーの粉吹きが悪化しないように気を付けながら、大変ですがお掃除を頑張っていきましょう。

また、アトピーは生活習慣を改善することで症状も変わってくる場合が多いので、なるべく掻きむしらずに済むようなアトピー対策をしていきたいですね。
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