とびひ用の石鹸のオススメと使い方の注意点!洗濯の仕方も!
とびひは、あせもや虫さされの炎症がきっかけになって皮膚の中に細菌が入り込み現れる感染症のため、特に夏に7歳以下の乳幼児がかかりやすいとされています。
ただ、感染力が強く、感染経路も皮膚接触で簡単にかかってしまうため、子供がいる家庭内では大人にも感染することがあるようです。
そのため、こどもがとびひにかかった場合、衣服やタオルの洗濯や、炎症が出ていても使える石鹸などを知っておきたいですよね。
そこで今回は、とびひ用の石鹸のオススメと使い方の注意点や洗濯の仕方について詳しくお伝えしていきます。
目次
とびひ用の石鹸のオススメと使い方の注意点!洗濯の仕方も!
とびひは、あせもなどの皮膚の炎症のかゆみが我慢できず、手で掻くことによって細菌が皮膚の中に入り込み、水疱ができ膿を持ち、やがて破けて体中に広がります。
そのため、体のあちこちにかゆみや痛みが生じ、子供は無意識のうちに掻いてしまうため、早めに対処し炎症のかゆみを抑え細菌を退治する治療を行います。
ただ、治療用の塗り薬を使う時、炎症部位が不衛生の状態ではかえって細菌が繁殖し、広がる可能性があるため、必ずシャワーでよく汚れを洗い流してからにしましょう。
そこで、とびひの症状が出ていても使いやすい石鹸を次の通りご紹介します。
とびひ用の石鹸のオススメと使い方の注意点はコチラ!
・アイボリーソープアロエ
天然油脂のみを使った純度99.44%の低刺激石鹸で、自然な白さのきめ細やかな泡で汚れを優しく洗い流し、絹のようななめらかな肌触りに仕上げてくれます。
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・ラシンシアATPデリケアソープ
肌の弱い方におすすめで、全身を洗うことができるので、頭にとびひが出ているときも使うことができます。
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・パックスベビーソープ
赤ちゃんの皮脂にも含まれるパルミトレイルオレイン酸を含むマカデミアナッツ油に、ハイオレックヒマワリ油などを使用した植物性のベビー石鹸で、しっとり洗い上がります。
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・コラージュD乾性肌用石鹸
肌が荒れやすい方でも使えて、皮脂を洗い落としすぎることがなく、肌に適度なうるおいを残し、つっぱり感のない洗い上がりが特徴です。
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・ソンバーユ石鹸(馬油石鹸)
お肌のうるおいはそのままに、ホコリや汚れをしっかり洗い落とす馬油でつくった化粧石鹸で、全身に使う事ができ、赤ちゃんやデリケート部位にも使用可能です。
ただ、稀に馬油に含まれるタンパク質が子供の肌に合わない場合があるので、炎症が悪化することがあれば使用を中止するようにしましょう。
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このように、とびひの時の石鹸を選ぶ時には次の2点がポイントになります。
1) 低刺激タイプで、炎症部分に刺激を与えすぎない
2) 適度なうるおいを保ち、保湿力がある
つまり、外部からの過度の刺激や乾燥は炎症状態の皮膚の回復を妨げることになるんですね。
なので、低刺激だけでなく、適度な保湿力がある石鹸を選び使うと良く、全身用があると体のどの部位にも使えてオススメです。
また、薬を塗る前には必ず清潔な状態にしてからの方が良いですが、毎回石鹸でゴシゴシ洗っていると、オススメの商品でも皮脂が落ち着いてしまうことがあります。
そのため、石鹸を使って洗い落とすのは1日に1~2回程度にし、他はぬるま湯で優しく洗い落とすか、濡れタオルで拭き取るだけでも良いでしょう。
とびひの時の洗濯についてはコチラ!
また、石鹸で体を洗い、拭いたタオルや、その前に脱いだ衣服にも菌がついているため、タオルについては基本的に共用を避け毎回使い捨てにするとベストです。
ただ、それではもったいないという場合や、衣服については、スーパーの袋などにまとめておき、他の洗濯物とは別々に洗い、しっかりと乾燥させると良いでしょう。
また、とびひに感染した人のシーツや枕カバーにも細菌がついている可能性があり、せっかく治療していても、細菌が繁殖しているベッドで寝ては再発してしまいます。
そのため、できるだけ毎日シーツや枕カバーを取り替え、その都度洗濯すると症状の回復が早くなるでしょう。
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家族みんなで気をつけよう!とびひの予防法はコチラ!
このように、とびひは炎症の刺激に弱く、ちょっとした接触だけで感染してしまう病気で、大人がかかると子供よりも症状が重く、重症化しがちなので注意しましょう。
そのため、そもそもとびひに感染しないよう、家族みんなで実践できるとびひの予防法を4点、ご紹介します。
・爪は短く丸く切り揃え、手洗いを徹底し、消毒も行う
とびひの原因菌は、健康な人の皮膚に日頃から存在する常在菌のため、爪が長く伸びて汚れがたまっていると、細菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。
そのため、家族全員で爪は短く丸く切り揃える習慣を身につけ、手をよく洗い、消毒もするとより効果的です。
・あせもや虫さされの予防のため、汗や汚れはこまめに拭き取り、毎日の入浴で洗い落とす
夏の暑い時期など、汗をたくさんかくと汗がたまり、あせもの原因となるので、汗や汚れはこまめに拭き取り、毎日の入浴で体を衛生的に保つようにしましょう。
また、乳幼児は虫さされの症状が現れやすいので、ベビー用の虫さされ予防スプレーなどを常備し、こまめにチェックしてあげるようにしましょう。
・栄養バランスの良い食事をとり、十分な睡眠をとる
とびひは、免疫力が低下しているときほどかかりやすいため、栄養バランスの良い食事をとり、睡眠も充分にとることで、元気な体づくりにつとめるようにしましょう。
・もしもとびひにかかった家族がいたら、タオルは共用せず、入浴や使用する石鹸も別々にする
とびひの感染経路は「接触感染」なので、タオルの共用はもちろんのこと、入浴などガーゼで炎症部位を保護できない状態でも感染しやすくなってしまいます。
そのため、とびひにかかった家族がいる場合は、一緒にお風呂に入らず、患者は最後に入浴するか、シャワーのみにすると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、とびひ用の石鹸のオススメと使い方の注意点や洗濯の仕方について詳しくお伝えしました。
まず、とびひの時には低刺激で適度に保湿力がある石鹸を選ぶと皮膚の回復が早くなるため、赤ちゃんや敏感肌の方にも使えて、全身用のものなどを4点紹介しました。
また、洗濯についても、タオルや衣服に触れることで他の部位や他の人へ感染するため別々で洗濯し、患者のシーツや枕もできるだけ毎日取り替えてあげると、早く治るのでオススメとのことでした。
さらに、大人に感染すると重症化しやすく注意が必要のため、家族内のホームケアのポイントもお伝えしましたね。
とびひは、気づいた時にはあっという間に広がってしまうため、いざという時対応できるよう、今回オススメした石鹸のうち一つは常備しておき、ホームケアの方法もよく覚えておくようにしましょう!
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