熱中症に効く漢方3選と飲み方や注意点!ツムラのオススメも!

1真夏に注意が必要な熱中症は、気温や湿度などの急激な変化に身体が対応できないことで、めまいや吐き気、意識障害や失神を引き起こします。

熱中症の原因は、真夏日で高温が続いて汗をかき、体内の水分や塩分が失われてしまうこと、また湿度が高い場合には汗が蒸発せず、身体に熱がこもり放出されないためなのだとか。

そんな熱中症を予防するには、水分補給をこまめにすることや、気温や湿度に注意することはもちろん、漢方を飲むことで身体の内面から働きかけることができるそうです。

そこで今回は、熱中症に効く漢方3選と飲み方や注意点について、代表的な漢方であるツムラのオススメもご紹介いたします。

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熱中症に効く漢方3選はコチラ!?ツムラのオススメも!

熱中症になりやすい状態は、夏の熱さで身体が虚弱になっている時と、体内の水分バランスが崩れている時だと言われています。

したがって、ここでは身体の水分循環を促すための漢方と、夏の熱さでダメージを受けた身体を回復してくれる漢方3種をご紹介いたします。

・熱中症に効く漢方その1:「五苓散(ごれいさん)」

五苓散は、水分循環を改善して無駄な水分を取り除く漢方で、具体的には、はき気や嘔吐、下痢、むくみ、めまい、頭痛などに効果があるそうです。

主薬の猪苓(ちょれい)や、桂皮(けいひ)のほか5種類の生薬が相互的に働くことから効果を発揮するため、五苓散と呼ばれるようになったのだとか。

ツムラの漢方では「ツムラ五淋散(ごりんさん)エキス顆粒(医療用) 」があり、他メーカーではクラシエ、コタロー、三和から発売されているようです。

また第二類医薬品であれば通販やドラッグストアで購入でき、「ツムラ五淋散料エキス顆粒」、「クラシエ漢方五苓散料エキス顆粒」をそれぞれ出しています。

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・熱中症に効く漢方その2:「清暑益気湯(せいしょえっきとう)」

清暑益気湯は、夏の暑さで弱った胃腸を丈夫にし、体力の回復を助ける作用がある漢方で、熱中症にならないための身体づくりにおすすめのようです。

名前の「清暑」には、暑さから来る病の原因を清涼するという意味が込められているそうで、まさしく夏の弱った身体のための漢方ですね。

ツムラの漢方では、「ツムラ清暑益気湯エキス顆粒(医療用)」という種類があり、他のメーカーからは発売されておらず、ツムラも医療用のみなので病院で処方してもらう必要があります。

・熱中症に効く漢方その3:「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」

補中益気湯は病院でもよく処方される代表的な漢方薬で、補中益気湯の「中」は胃腸のことを指すそうで、すなわち胃腸の働きを補助するという意味があるのだとか。

補中益気湯は10種の生薬が配合され、滋養強壮作用のある「人参」と「黄耆(おうぎ)」、水分循環を促す「蒼朮(そうじゅつ)」、血行を良くして貧血を改善する「当帰(とうき)」など、様々な作用で身体を守るようです。

ツムラの漢方では「ツムラ補中益気湯エキス顆粒(医療用)」があり、他メーカーではクラシエやコタローからも発売されています。

またツムラでも第二類医薬品の「ツムラ漢方 補中益気湯」であれば、通販やドラッグストアで購入でき、クラシエも錠剤タイプの「補中益気湯エキス錠クラシエ」を出しています。

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熱中症に効く漢方の飲み方や注意点はコチラ!?

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熱中症に効く漢方はドラッグストアで購入するのも手軽で良いですが、病院で処方してもらえば保険が適応されるので、最終的に価格が安くなる場合もあるようです。

そして漢方薬の飲み方ですが、1日3回に分けて食前や食間の空腹時に白湯で飲む方法が、最も効果を発揮すると言われています。

白湯が用意できない場合は水でも良いですが、お茶やジュースなど別の成分が含まれているものは効果が変わってしまうので避けるようにしてください。

また、漢方は西洋医学の薬に比べて副作用が少ないと言われていますが、まったく副作用が無いわけでもないようです。

個人差はあるそうですが、服用後に胃がむかむかしたり、食欲がなくなる場合もあるそうですが、飲み続けているうちに慣れて、それらの症状が無くなることもあるそうです。

そして、漢方薬は種類がたくさんありますので、できれば医師に相談しながら自分の身体に適したものを処方してもらうことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、熱中症に効く漢方3選と飲み方や注意点について、また、代表的な漢方であるツムラのオススメをご紹介いたしました。

熱中症が発症してから漢方を飲んでもすぐに効果を発揮するわけではありませんので、あくまで予防のために飲むことをおすすめします。

また、漢方薬以外の薬を服用している方や、すでに他の病気で漢方を飲んでいる方は、飲み合わせによって副作用が出ることもありますので、必ず医師に相談するようにしてくださいね。

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熱中症に繰り返しならないために本当に必要なこととは?

熱中症を軽く見ていると、重症化し、命を失う危険すらありますが、重症化しやすい人とそうでない人の違いは身体が弱っているかとうかです。

確かに、熱中症になりやすい夏は、暑さで食欲も落ち、生活習慣も乱れやすく、免疫力を含め身体の防御力が著しく低下していますよね。

そんなときに熱中症になってしまうと、身体の中のあらゆる調節機能が乱れ、重症化してしまうのです。

では、どうしたら熱中症になりにくくなるかというと、身体の防御力を高めておけば良いのです。

しかし、ここで何か特別な薬が必要というわけではありません。

要は、夏バテに負けない身体になるよう、きちんとした生活習慣、特に身体を弱らせない食生活を続けていれば良いのです。

でも、ここで最大の問題は「継続する」ということではないでしょうか。

正しい食生活を毎日続けるのは、思っているより大変です。

では、どうすれば簡単に栄養バランスの摂れた正しい食生活を送れるかというと、飲み物を有効に活用すると良いのです。

つまり、毎日の中で不足しがちな栄養をうまく飲み物から補ってあげれば良いのです。

それに、飲み物ならば、食事を用意するより手間がかからないので、継続しやすいですよね。

そこで、続いて夏バテに効くオススメの飲み物をご紹介いたします。
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