ディートが虫除けに危険な3つの理由!副作用や妊娠中の使用など

蒸し暑い季節になると手放せない虫除けですが、虫除け成分といえばディートが入っているかどうかが気になる方が多いですよね。

そのため、ディートが虫除けに危険なのかといったことや、副作用や妊娠中の使用などについて知りたいのではないでしょうか?

また、ディートフリーの虫除けについても気になりますよね。

そこで今回は、ディートが虫除けに危険な3つの理由や、副作用や妊娠中の使用についても詳しくお伝えしていきます。

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ディートが虫除けに危険な3つの理由!副作用は妊娠中の使用は?

虫除けにはスプレータイプやクリームタイプなど様々な種類が出ていますが、その多くに配合されている「ディート」という成分は国民生活センターによって「一般的には毒性は低いとされているが、稀に体への影響がある」とされています。

そのため、使用にあたっては6ヶ月未満の乳児への使用や、顔や目の周りなどへの使用には制限があったりと、注意するべき点が商品のパッケージなどにも記載されていますよね。

そして、この「ディート」とは虫などの忌避剤として使用される化学物質のことで、虫除けスプレーなどに使われているのですが、蚊やダニなど吸血タイプの昆虫に対して高い効果があり、比較的安価なことから世界中で使用されている成分なんです。

それから、ディート濃度12%であれば、蚊をはじめノミやダニなど様々な虫除けに最適で、ディートの成分が蚊の触覚を麻痺させることで、人間を吸血対象として感知できなくしてしまう効果を発揮させるとされています。

こうして殺虫剤ではなく、あくまでも忌避剤であることがディートが安全であるとされている一つの理由ですが、その安全性を疑う動きもあり、使用の仕方によっては危険なので、次の通り詳しくチェックして行きましょう。

ディートが虫除けに危険な3つの理由は次の通りです。

1、 子供への副作用のリスク

大人よりも体の発達が未熟な子供の場合、使い方を誤ると次のような副作用が現れる場合があります。

・発疹

・ただれ

・かゆみ

・頭痛

・めまい

・筋肉の硬直

・息苦しい

ディート濃度の高いスプレーは、防虫効果が高くて長持ちしますが、同時に皮膚刺激性も高まるので、使用部位に灼熱感や発赤、水泡などの副作用が現れることはよくあるそうです。

それから、このうち、頭痛、めまい、筋肉の硬直、息苦しいといった症状は、誤ってたくさん吸い込んだり、大量に塗ったりした場合に起こります。

2、 神経障害や皮膚炎などの恐れ

神経障害や皮膚炎なども、特に子供に事例が多いようですが、実際は数ヶ月にわたり毎日使用したり、1日に10回以上使用、飲み込むなどした結果引き起こされたアメリカ国内の事例だそうです。

そして、アメリカではディート濃度が30%まで許可されているので、ディート濃度12%の日本の商品と比較して同じように危険と言い切るのは難しいですが、過度に使用し続けると神経障害などが現れる可能性はゼロではないそうです。

3、 胎児への影響

外国で、妊娠時にマラリアを避けるために毎日クロロキン(マラリア予防薬)とディートを使っていた女性から、知能発達障害と運動障害、顔面奇形の赤ちゃんが生まれたとの報告があるそうです。

そして、ラットを使用した実験で、ディートは胎児を通じて容易に母体から胎児へ移行することも明らかになっているため、妊娠中の方はディートの使用は控えた方が良いですね。

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ディートの虫除けは絶対に使用しない方がいい?

このように、ディートの危険性については大きく分けて3つの指摘がありますが、これは商品に記載されている使用方法、使用量の範囲内であれば、起こりえない副作用だそうです。

ただ、虫除けスプレーは日用品だからといって、使用上の注意を守らずに過度に使用したり、顔に吹きかけたりする結果、こうした副作用などが起きてしまうのです。

だからといって、ディート不使用のものを選ぶため、ノンケミカル商品を使おうとすると、別の化学物質が配合されていることが多いので、ディート不使用であれば絶対に安全かというと、そうではないです。

そして、特に子供は虫刺されによる皮膚炎やとびひも心配ですし、最近では大人も含めてデング熱なども心配ですよね。

そのため、ディートはできるだけ使用せず、ノンケミカル商品でもなく、天然ハーブだけできている虫除けも最近では販売されているので、体質に合った商品を色々と試して、効果があり肌にも安全なお気に入りの一品を見つけたいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、ディートが虫除けに危険な3つの理由や、副作用や妊娠中の使用についても詳しくお伝えしました。

まず、ディートが虫除けに危険な3つの理由として、皮膚の炎症など特に子供に起きやすい副作用や、神経障害などの恐れ、そして妊婦や胎児への安全性が確実に立証されてない点についてお伝えしました。

ただ、これらはディート使用商品にも明記されている使用上の注意を守れば起きにくい事例なのですが、ディート不使用でも他の化学物質が入っていたり、全く虫除けを使わないとデング熱なども心配なのでしたね。

そのため、ディート配合の虫除けを使う場合は必ず使用上の注意を守り、どうしても心配な方は天然成分だけでできている効果的な虫除けのアロベビーについて、次の記事をチェックしましょう!
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