手足口病は病院に行くべき?大人は何科?タイミングや目安は?
手足口病の90%は子供に発症していますが、中には人込みで感染し抵抗力が弱っている場合などに大人でも発症するケースがあると言われます。
症状は夏風邪のような、熱や咳、手のひらや足の裏の皮膚の発疹、口内炎のような口の発疹などで、子供の場合は小児科か皮膚科を受診しますが、大人の場合は何科を受診すればよいのか迷いますよね。
そこで今回は、大人の手足口病は病院へ行くべきなのか、そして手足口病かもしれないと思った場合の病院へ行く目安は何か、また何科を受診すればよいのかについて紹介します。
目次
手足口病は病院へ行くべき?
手足口病は夏風邪のウイルスが原因の感染症で、流行る時期は4月から11月が多く、潜伏期間が2日から10日と長いため、いつ感染したのか手足口病であると判断するのが難しいと言われています。
特に手のひらや足の裏の発疹が見られないただの風邪のような症状の場合、大人は市販薬で済まそうとすることも多いのではないでしょうか。
しかし、昔から「風邪は万病の元」といわれ、風邪の症状を甘くみて休まずに無理をすると、症状が長引いたり他の病気を誘発したりすることもあると言われています。
また、手足口病は大人の場合は放っておくと、症状が重篤化することがありますので、夏風邪のような症状が出て、薬を飲がほしいと思った場合でも、市販の薬で済ませないで病院を受診し、夏風邪なのか手足口病なのかを診断してもらいましょう。
手足口病って大人は何科?
夏風邪の症状と手や足の発疹があり手足口病が疑われる場合に、何科を受診すればよいのかと迷うところですが、子供の場合は小児科か皮膚科を受診し、大人の場合は内科か皮膚科を受診して対症療法用の処方箋を書いてもらうのが一般的です。
ただ、もしも風邪の症状としての熱や咳などが軽くて、手や足の発疹は見られないのに、口の中の発疹がひどくて食べるのが辛い時には、歯科へ行って口内炎の薬を処方してもらうこともできます。
また、もし大きな病院へいく場合には、総合診療科を受診すれば、手足口病の診察が受けられるそうですよ。
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手足口病で病院へいくタイミングや目安は?
手足口病に感染して、大人が病院へ行くタイミングとして重要なのは、高熱が続いてぐったりしている場合になります。
特に、大人の場合は、髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症のほか、心筋炎、神経原性肺水腫、急性弛緩性麻痺など合併症も疑われるので至急病院で受診してくださいね。
また、そこまで症状がひどくなくても、やはり熱や咳がひどい場合や、口の中の発疹がただれて痛くて食べられない場合、発疹の跡が残りそうな場合には、「お薬がほしい」と思うタイミングを目安にして、病院で受診し症状を緩和する薬を処方してもらいましょう。
まとめ
いかがでしたでしょか?
今回は大人の手足口病は病院へ行くべきなのか、そして手足口病かもしれないと思った場合の病院へ行く目安は何か、また何科を受診すればよいのかについてご紹介いたしました。
大人はかかりにくいと言われている手足口病ですが、大人の場合はかかってしまうと症状が重篤化することが多いので、あまり軽視せず、念のため病院を受診した方が良く、その際は内科か皮膚科、あるいは総合心療内科での受診が良いということでした。
また、必ず行くべきタイミングとしては、熱が予想以上に上がったときでしたね。
したがって、夏風邪の症状がひどい場合は手足口病に関わらず、病院で受診して安静にすると治りが早いですし、もし、手足口病が疑われる場合は感染を防ぐためにも、病院の診断で薬を処方してもらい早めに休養をとりましょう。
また、手足口病はその症状自体は、安静にしていれば自然に治ると言われていますが、一度感染すると「夏風邪は長びく」とも言われているように、症状が治まらず辛い期間が長くなってしまこともあるので、まずは感染しないように手洗いうがいなどの予防をしっかりとして、体力をつけ、疲れをためないようにしましょう。
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手足口病の感染や再感染をきちんと防ぐにはどうしたら?
手足口病に感染すると、子供は登園できなくなりますし、大人がかかると仕事に影響が出て大変なことになりますよね。
なので、感染や再感染はできれば避けたいところですが、実際は手洗いやうがいを徹底したところで、ウイルスが体に入ってくるのを100%防ぐことなど、無菌室に入らない限り不可能です。
それでは、どうしたら良いかというと、ウイルスが体に入ってきてもウイルスを退治できる体にしておけばよいのです。
つまり、人間が自然にもっている免疫力をしっかり高めておければ、たとえ手足口病の原因ウイルスに感染しても発症しないので怖くありません。
そこで、続いて免疫をつける上で最も良い方法についてご紹介いたします。
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「手足口病の再感染を防ぐために免疫力をつける最良の方法とは?」