流行性胃腸炎で保育園や入浴はいつから?出席停止についても!

画像1胃腸炎の中でも流行性胃腸炎には、細菌性のものやウイルス性のものがあって、原因や症状は様々ですよね。

そして、流行性胃腸炎は感染力が高いため、周りへの感染を考えて保育園へはいつから行って良いのか、また、家庭内での感染も考えて入浴のタイミングも気になりますよね。

それから、流行性胃腸炎の場合、出席停止になるのかなども知りたいのではないでしょうか?

そこで今回は、流行性胃腸炎で保育園や入浴はいつからといったことや、出席停止についても詳しくお伝えしていきます。

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流行性胃腸炎で保育園や入浴はいつから?出席停止も!

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流行性胃腸炎は、またの名を感染性胃腸炎といって、その中でもウイルス性と細菌性に分かれますが、ウイルス性胃腸炎の方が感染力が高く、人と人の間で感染が広がりやすいとされています。

そして、ウイルス性で特に多い原因ウイルスが、ノロとロタで、どちらも冬から春にかけて流行しやすいです。

それから、感染すると突発的に吐き気や嘔吐、下痢の症状が現れて、発熱も現れることが多いそうです。

そして、その症状はとてもつらく、早い方で2?3日程度で治まり、回復するまでは1週間程度で治まるそうですが、ノロウイルスなどは回復しても2週間はウイルスが体の中に残り、感染を広げる可能性があるので注意が必要です。

ただ、流行性胃腸炎の場合、インフルエンザなどの学校伝染病のように出席停止に関する詳しい期間の指定などが定められていません。

なので、出席停止になるかどうかは医師の判断が必要になるので、保育園から学校の低学年など年齢の低い子供の場合は、普通の食事がとれるようになるまで安静にしてあげた方が良く、子供の間での感染率も高いので5日間ほどは出席を控えましょう。

そして、医師の判断以外にも、保育園側で定めている独自のルールがある場合が多いので、必ず入園のしおりなどで確認するようにすると安全です。

感染性胃腸炎の時の入浴は?

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保育園など子供同士の集団行動だけでなく、家庭での入浴でも感染を広げる可能性があり、ついつい見落としてしまいがちです。

そして、胃腸炎の原因となる細菌やウイルスは感染者の排泄物や嘔吐物にたくさん含まれているため、お風呂に入浴することでおしりに付着した便などのウイルスがお湯に流れ出し、感染する原因となります。

ちなみに、ウイルスや細菌が死滅するのに必要な温度は85℃以上とされているので、浴室の温度では死滅することはないのです。

それから、浴室以外でも洗面器やお風呂の床、体を洗うタオルなどにも付着している可能性があります。

そのため、感染者が現れた場合は、入浴を一番最後にし、終わった後は、0.02%に希釈した次亜鉛酸ナトリウム溶液(キッチンハイターなど)を吹きかけてしばらくおいてから、お湯で洗い流すようにしましょう。

特に、お風呂用具は消毒液にしばらく浸けて消毒することをオススメします。

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流行性胃腸炎の時にNGの食べ物は?

流行性胃腸炎の場合は、感染力が高いため家庭内でのケアも大変ですし、感染者は下痢と嘔吐が続いて体力を消耗するため、負担が大きいですよね。

そのため、感染してしまったら1日も早く回復したいと思いますが、消耗した体力を取り戻そうと、精力をつけようとして肉類などを食べるのはNGです。

なぜかというと、胃腸炎の時は胃腸が大きなダメージを負っているため、消化に負担のかかる食材はオススメできず、肉類だけでなく香辛料のたくさん入った辛い物や、食物繊維を多く含む野菜や柑橘類なども刺激が強すぎるので避けるようにしましょう。

そして、水っぽい便が出ている間は無理をして食べなくて良く、2?3日経って便が柔らかくなってきたら重湯などを少しずつ取り始めるようにしましょう。

また、何よりも、脱水症状の危険には注意した方が良いので、経口補水液や、あたたかいほうじ茶と梅干しなどをとって、体液のバランスをとることをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、流行性胃腸炎で保育園や入浴はいつからといったことや、出席停止についても詳しくお伝えしました。

まず、流行性胃腸炎の中でも特にウイルス性のものは感染力が強く、冬から春にかけて流行するロタやノロがあるそうですが、学校指定の出席停止となる病気ではなく、医師の判断で感染の恐れがないとされたら保育園へ行っても良いとのことでした。

なので、大体5日ほどを目安に子供の状態を見て保育園への登園を再開すると良いのですが、園独自のルールを設けている場合もあるので確認すると良いのでしたね。

また、入浴でもお湯やお風呂道具を介して家庭内で感染するので、感染者は一番最後にし、終わった後は消毒液で浸け置き洗いなどをするべきとのことでした。

それから、感染している時は胃腸炎の負担になる肉類や辛い物はNGで、症状がピークの間は無理して食べず、回復してきたら重湯などをとり始め、脱水症への注意が必要なのでした。

胃腸炎を効果的に予防するにはどうしたら?

胃腸炎にかかると激しい症状に襲われ、点滴などを行わないと脱水症状などの危険性もあるので、つらいですよね。

ただし、胃腸炎の原因となる細菌やウイルスが含まれた食材は、見た目では臭ったり色が変化しているわけではないので、分かりづらく、判断することが難しいそうです。

また、いくら手洗いなどで物理的に予防しようとしても、どうしても限界がありますよね。

なので、胃腸炎を予防するには普段から効果的な食べ物を食べて、胃腸の環境を良くしていくことが鍵なので、チェックしてみましょう!
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