風邪は運動で治る?治りかけの時の効果と悪化させないコツ!
風邪の状態から少しでも体調をよくする方法として運動をするのが良いというものがあります。
しかし、この運動をすることには色々とわからないところがあり、
・そもそも運動のどんな効果がプラスに働くの?
・病気中に運動をすると治るの、悪化するのでは?
・もし運動をしていいのならいつからしていいの、治りかけの時?
・運動の強度はどれくらい、汗がちょっと出る程度?
・咳や頭痛が出ている時にやってもいいの?
といった疑問点があるのではないでしょうか。
そこで今回は、風邪は運動で治るのかや上記の悩みなども説明し、治りかけの時の効果と悪化させないコツもご説明します。
風邪を運動で治すことができるの?またNGな行動とは
日本における風邪の対処法は医者に診てもらって薬を処方してもらい、栄養を摂って家で安静にしていることというのが基本となりますが、海外の場合ではジョギング程度の軽い運動をして汗をかいてくださいと言われることがあるようです。
なぜ運動が推奨されているのかというと、軽い運動ならば代謝が上がるようになると自律神経が刺激され、さらには体温も上がって免疫力アップが図れるようになるのでおススメということのようです。
そのため、風邪の引きはじめには効果があると言われていて、体力に余裕があるうちにウォーキング・ジョギング・エアロビクスなどの弱~中強程度の運動を行い、体温を上げて汗を流すようにするとよいと言われています。
NGな行動は何があるの?
風邪の初期段階なら運動をすることが推奨されていることは分かりましたが、その場合には様々な制限が付きます。
まず、咳や鼻水といった症状ならOKですが、腹痛や吐き気がある場合や38℃以上の熱や頭がボーッとするといった状態の時はNGということです。
そのため、軽い咳や頭痛といった症状ならば軽い運動を行うのは問題ないのですが、咳がひどかったり頭痛がひどく動くのも億劫な状態では行わないほうがいいでしょう。
また、行っていいものは軽い有酸素運動だけですが、その中のマラソンなどの高負荷な運動は避けて、また無酸素運動も体を疲れさせるだけなのでやってはいけません。
さらに、野球やサッカーのようなちょっとした待ち時間がある運動も、体を冷やす原因になりかねないので避けたほうがいいと言われています。
それに、風邪をひいている状態で団体競技をやった場合は不特定多数の方に病気をうつす原因になってしまうので避けたほうがいいでしょう。
それ以外にも、運動をしていると自然と口呼吸になってしまい喉を傷める確率が高まってしまうので、マスクやマフラーなどを使って直接外気を吸わないようにしたほうがいいですね。
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風邪の治りかけの時も運動はしたほうがいい?
風邪の治りかけの状態に入った場合は、ウォーキングなどの軽い運動を行って免疫機能を向上させるのは良いことであると言われていますが、無理は絶対にしないようにしてくださいね。
というのも無理をしてしまうと疲労が生じるようになり、負担が大きくなって風邪が悪化する危険性があるからです。
また、治りかけの状態になっていると汗をかきやすくなっているので、必ず着替えをして体を冷やさないようにしてください。
つまり、治りかけの状態なら軽い有酸素運動なら良いが、無酸素運動や激しい運動はNGで、身体を冷やさないように汗をかいたら着替えるようにするということですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
風邪は運動で治るのかや様々な悩みなども説明し、治りかけの時の効果と悪化させないコツもご説明しました。
風邪をひいた初期段階で、症状も軽く腹痛や吐き気といったものが出ていなければ、軽い有酸素運動は効果的であるということでしたね。
しかし、熱が高かったり腹痛といった症状があったら行ってはいけないということでした。
さらに、筋トレといった無酸素運動や激しい運動はNGで、団体競技もしないほうが良いということでした。
また、治りかけの時も有効ではありますが同じく激しい運動や無酸素運動はNGで、治りかけの時は汗が出やすくなっているので運動後は必ず着替えるということでしたね。
最後に、風邪を早く治す方法の一つとして今回は運動を取り上げましたが、しっかりと感染予防をしていれば風邪をひきながらの運動をする必要もないので、うつらないための予防をするようにしてくださいね。
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