痛風の痛み止めで注射の効果!市販の薬が効かない時の対処法も

%e7%94%bb%e5%83%8f%ef%bc%91痛風とは、風が吹くだけで激痛が走るために痛風と呼ばれるようになったほど、これまで感じたことのない痛みが現れる症状です。

そして、痛風では痛み止めの注射を打つことがあるので、その効果について知っておきたいのではないでしょうか?

また、痛風で市販の痛み止めの薬が効かない場合もあるので、その場合の対処法も気になりますよね。

そこで今回は、痛風の痛み止めで注射の効果や、市販の薬が効かない時の対処法についても詳しくお伝えしていきます。

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痛風の痛みに効く注射の効果とは?

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痛風の発作は、突発的に信じられないほどの激痛が走るので、多くの場合、日常生活に支障をもたらすため、病院へ行くとその激痛を抑える治療として、痛み止めの薬を投与してくれます。

そして、痛風の発作では、非ステロイド系の消炎鎮痛剤を処方し、痛みがひどい場合には短期大量衝撃療法を行い、1日でいつもの常用量の2~3日分の消炎鎮痛剤を使う場合もあるそうです。

つまり、合計6~9錠を服用するのですが、これ以上は絶対に飲んではいけないとされているので、医師の指示に従って服用するよう注意してください。

それから、内服薬ではなく、リポステロイドの注射を静脈に打つか、患部の関節に注射をする方法があり、注射の衝撃で一時的に激痛が走りますが、抜群の消炎効果が現れるとされています。

そして、この方法が行なわれるのは、患部が膝や足首など、大きな関節の場合に限り、指やかかとなど、注射がしづらい部位には使われることはありません。

これによって、痛風の痛みや腫れを一時的に抑制し、日常生活を普通に送れるようにサポートする効果があるのです。

ちなみに、こうしたステロイド剤を何度も使うことで、副作用が現れる恐れがありますし、糖尿病や高血圧症、胃潰瘍などの持病がある場合は、それらを悪化させる可能性があり、精神不安定を助長したり、骨を弱くする作用もあるので、心配ですよね。

そのため、ステロイド注射は痛風で急性関節炎が起き、眠れないほどの痛みが現れている場合にのみ限るので、医師と相談しながら行なうようにしましょう。

痛風に市販の薬が効かない時の対処法は?

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痛風の当座の痛みをしのぐため、市販の薬を使う場合は「ロキソニンS」が最も鎮痛効果が高く、痛風の専門病院でも使われる薬なのでオススメです。

そして、ロキソニンは第一類医薬品に分類されているため、薬剤師のいる薬局でないと購入できないので気をつけるようにしましょう。

一方で、鎮痛薬なら何を使っても良いわけではなく、アスピリン(アセチルサリチル酸)成分が入っている薬は尿酸値を上げる作用があるため、痛風の痛みをかえって増してしまうので、絶対に使ってはならない薬とされています。

そして、こうしたアスピリン成分が入っている鎮痛薬には、バファリンA、ケロリン、エキセドリンAがあるので注意しましょう。

痛風に市販の薬が効かない時はどう対処すれば良い?

痛風の発作で市販の薬が効かないほど辛い場合は、病院へ行くこともできないため、まずは少しでも炎症が和らぐよう、次のような応急処置を行ないましょう。

・患部を冷やして、足の位置を上げる

痛風の発作では痛みや発熱などの症状が現れることから、患部が赤黒く腫れてしまうので、まずは一番痛い部分に対してタオルでくるんだ保冷剤などを当てて冷やすようにしましょう。

そして、血流が滞った足の内部を改善するため、体を横たえ、足を心臓の位置より上に固定すると良いので、足の下にざぶとんなどを敷くと良いでしょう。

・使用している薬を見直す

前述の通り、アスピリン系の消炎鎮痛剤を使うことで症状が悪化することもあるので、使っている市販の薬に間違いはないか確認し、問題があれば薬を取り替えるようにしましょう。

・体内の尿酸値を下げる

痛風は尿酸値が高いために現れる症状なので、痛風発作だ!と思ったら、とにかく水分を摂って体内の尿酸値を下げる方法もオススメです。

そして、この場合、水を飲むのが一番良く、コーヒーや紅茶は該当しなく、もちろんジュースやアルコールもかえって症状を悪化させるので、注意して下さい。

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痛風発作のピークは?

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痛風発作のピークは、痛みが生じ始めてから24時間以内にくると言われています。

つまり、もし、夜中の2~3時に痛みが始まったとすれば、次の午前2~3時までが一番苦しいということになります。

なので、この間は前述のような市販の痛み止めや、オススメの対処法で処置すれば、1~2日ほどで痛みは和らぐとされています。

そして、痛みが治まり、自分で動くことができるようになったら、すぐに病院へ行くようにしましょう。

それから、専門医に診てもらうことで、これからの生活における注意点や、尿酸値や全身状態にとって必要な薬を処方してもらえるので、必ず病院は受診しましょう。

こうして医師による生活指導を受けることで、自分が知らず知らずのうちにしていたことが、実は痛風にとって良くないことだったという気づきなどもたくさんあるでしょう。

そして、前述のような対処法は全て、その場しのぎの応急処置にしか過ぎないので、医師のアドバイスに従って、生活習慣や食生活を見直し、体内にたまった尿酸値を降下させていく努力をしない限りは、痛風を根本的に改善することはできないのだそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、痛風の痛み止めで注射の効果や、市販の薬が効かない時の対処法についても詳しくお伝えしました。

痛風の発作が現れた場合、痛み止めのための対処法にはいくつかありますが、炎症が起きている部位が膝や足首など広い範囲の場合にのみ、ステロイド注射を行なうことがあり、炎症を和らげる効果があるのでしたね。

そして、市販の薬を使う場合は、アスピリンだと尿酸値を上げてかえって悪化する場合や効かないことがあるので、こうした場合はまずは患部を冷やし、足を心臓より高く上げ、正しい消炎鎮痛剤を使って安静にすると良いのでした。

また、こうした痛風の痛みのピークは24時間以内に訪れるので、専門医による生活習慣や食生活に関する指導を受け、尿酸値を降下させていく努力を始めて痛風治療を開始すると良いとのことでした。

さらに、痛風改善には、食生活の見直しが最も大切なので、次の記事で詳しくチェックしましょう!
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「痛風に効く食べ物とダメな食べ物!改善に効果のある成分とは?」についての記事はコチラ!?

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