インフルエンザへのダイアップ座薬の使い方!効果と副作用も!

画像1小さいお子さんをお持ちのお母さんなら一度は名前を聞いたことがあるかもしれないのが、ダイアップ座薬というお薬です。

そしてそのダイアップ座薬ですが、名前は聞いたことがあってもどのような薬でどのような効果があるのか、さらには副作用があるのかも気になるところだと思います。

そこで今回は、実はインフルエンザの時にも使用でき、効果を発揮するダイアップ座薬の使い方やその使用間隔などについても合わせてご紹介していきたいと思います。

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ダイアップ座薬とはどんな薬?

ダイアップ座薬(坐薬)はその有効成分のジアゼパムから別名ジアゼパム座薬(坐薬)とも呼ばれ、小児の熱性けいれんに対して医療機関で処方されますが、日本国内では市販はされていません。

ちなみに、ジアゼパムが1個中に何mg含有されているかによってダイアップ坐薬4、ダイアップ坐薬6、ダイアップ坐薬10の3種類があり、主に処方されているのがダイアップ坐薬4とダイアップ坐薬6とされています。

インフルエンザへのダイアップ座薬の使い方とは?

それでは、インフルエンザへのダイアップ座薬の使い方はというと、これは通常の発熱時の使い方と同じですのでご説明していきたいと思います。

用法容量は、小児に1回0.4~0.5mg/kgを1日1~2回が通常で、症状によっては使用量が増減する場合がありますが1日1mg/kgを超えないようにしてくださいね。

そして、投与するタイミングは37.5℃以上の発熱を目安にまずは1回、熱が下がらなければ8時間後に2回目の投与というのが正しい間隔になります。

しかしながら、使用量や間隔はあくまで目安ですので、必ずお医者さんに相談をして使用するようにしてくださいね。

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ダイアップ座薬の効果と副作用は?

ダイアップ座薬の効果は脳の神経を鎮めることによりけいれんを抑える作用があることから、小児の熱性けいれん(ひきつけ)やてんかんのけいれん発作の予防や改善に効果を発揮します。

しかし、ダイアップ座薬を熱性けいれんが起きた時に使うこともありますが、主な作用は熱性けいれんを予防することに効果を発揮する薬であることを覚えておいてくださいね。

ただ、熱性けいれんが起きてから投与しても効果がないというわけではなく、すぐにけいれんを止めるほどの効果はないと言われてるだけですので、自然に止まった後に繰り返し起こることを抑えることはできるそうです。

そして副作用ですが、一番多いとされているのが眠気やふらつきで、次いで多かったものに興奮状態になることがありますが、基礎的な疾患がなく用法容量を守れば重い副作用の心配はないとされています。

まとめ

いかがでしたか?

ダイアップ座薬はジアゼパム座薬とも言われ、ジアゼパムの容量により3種類があり小児の熱性けいれんに対して医療機関で処方されるのでした。

そして、インフルエンザに対しての使い方は、使用量は1回0.4~0.5mg/kgを37.5℃以上の発熱を目安にまずは1回、熱が下がらなければ8時間後に2回目で、1日に2回までが上限でしたね。

さらに、ダイアップ座薬の効果は小児の熱性けいれんの予防で、その副作用は眠気やふらつきや興奮状態になることでした。

このように、インフルエンザは子供にとってなかなか辛い病気ですが、きちんと予防しないと1年のうちに2回かかることもありますので、感染対策を十分になさってくださいね。
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「インフルエンザに二回かかる人に共通している人の特徴と予防法」についての記事はコチラ!?

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