インフルエンザでくしゃみが止まらない時の対処法!感染はする?
インフルエンザウイルスに感染すると、熱やくしゃみや鼻水などのさまざまな症状が現れてきますが、中でも辛いのがくしゃみが止まらない場合だと思います。
しかし、くしゃみが止まらない原因や起こりやすい状況はご存じですか?
また、くしゃみが周りの人にかかってしまうこともありますが、くしゃみを介してウイルスの感染は起こるのでしょうか。
そこで今回は、インフルエンザでくしゃみが止まらない時の対処法や感染の有無、また、起こりうる合併症についてお伝えいたします。
インフルエンザとはどういうもの?
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスにより起こるウイルス性呼吸器感染症なのですが、流行の時期は冬季で全年齢に感染すると言われ、乳幼児や高齢者は重症化しやすいと言われています。
そして、インフルエンザウイルスにはA型・B型・C型があり、A型はウイルスの変異が激しいため毎年大流行しやすいのですが、B型は変異が緩やかなのでA型ほどの流行はありませんが侮れるものではありません。
また、C型は、5歳以下の子供に感染しやすいと言われますが、ほぼ変異をしないと言われており、1度感染すると抗体ができるため2度目の感染は少ないと言われています。
そして、インフルエンザの主な症状はというと、インフルエンザの型により多少の違いが出ますが共通の症状としては、潜伏期間は1~3日ほどで、寒気や悪寒を伴う高熱、くしゃみ・咳・のどの痛み・鼻水、吐き気・嘔吐・下痢、頭痛や関節痛などです。
では、どのくらいの期間で治るのかというと、感染した型や年齢などの要因はありますが、合併症がない場合は1週間~10日ほどで症状が軽快すると言われています。
インフルエンザでくしゃみが止まらない時の対処法は?
くしゃみや咳は、体内のウイルスを排出する作用なのですが、インフルエンザでくしゃみをすると、飛沫感染・空気感染・接触感染という3つのことが引き起こされ、くしゃみをするとインフルエンザウイルスは約5メートル飛散すると言われており、これを吸い込んでしまうことが飛沫感染の原因になります。
また、空気感染はというと、くしゃみの中に含まれるインフルエンザウイルスは実はすぐには死滅せず、乾燥することで形を変えて長時間空気中に浮遊していますので、そのウイルスを吸い込んでしまうことが空気感染の原因になります。
最後に、接触感染はというと、くしゃみを抑えた手にはインフルエンザウイルスがたくさん付いていますが、その手を洗わずに他の人を触ったり、物を触ったりするとウイルスが付着し接触感染を引き起こしてしまいます。
それでは、インフルエンザでくしゃみが止まらない時の対処法はというと、のどが乾燥しているとくしゃみが出やすくなってしまいますので、第一は加湿をするようにしましょう。
その際、加湿器があればもちろん良いと思いますが、無い場合はお湯を入れたタライなどを置いておいたり、その蒸気を吸い込んだり、濡れマスクを着けたり、濡れタオルを干しておくことなどでも簡単に加湿ができます。
また、直接のどを潤すのであれば、体を温めたり殺菌効果のあるとされる生姜やハチミツ入りの温かい飲み物を飲むこともくしゃみを止める対策になりますよ。
そして、ウイルスの排出作用であるくしゃみが止まるまではインフルエンザウイルスが体内に残っているため、感染する可能性が非常に高いので、マスクをするなどウイルスが飛散しないようにしてくださいね。
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くしゃみから考えられるインフルエンザの合併症とは?
インフルエンザで注意が必要なのは合併症で、インフルエンザそのものによる合併症と、細菌感染によって起こる二次または混合感染があり、肺炎・急性脳症・心筋炎・気管支炎・急性胃腸炎などさまざまなものがあります。
中でも肺炎は合併症として最も多いうえに死亡率が高く、インフルエンザの熱がなかなか下がらない場合は、肺炎を発症している可能性が高くなります。
そして、熱が下がってもくしゃみが長く続くようであれば、気管支炎などの合併症を発症している可能性もありますので、病院を受診するようにしてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
インフルエンザは冬季に流行し、インフルエンザウイルスにはA型・B型・C型があるのですが、その症状はというと、寒気や悪寒を伴う高熱、くしゃみ・のどの痛み・鼻水、嘔吐・下痢、頭痛や関節痛などが共通の症状で、1週間~10日ほどで症状が軽快するということでした。
そして、ウイルスの排出作用であるくしゃみは飛沫感染・空気感染・接触感染を引き起こす可能性があり、インフルエンザでくしゃみが止まらない時の対処法は加湿や温かい飲み物を飲んで、のどを潤したたり体を温めたりすることでしたね。
さらに、熱がなかなか下がらなかったり、熱が下がってもくしゃみが長期間止まらない場合は合併症の可能性が高くなりますので注意が必要とのことでした。
インフルエンザは感染すると大変つらいものですので、予防対策もしっかり行って、2度感染しないようにしたいですね。
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