ノロウイルスのピークの時期!三月や五月に発症する原因や対策も

1毎年、気付いた時にはたちまち流行しているノロウイルスですが、いつ頃がピークの時期か把握しておくと事前の予防対策にも役立ちますよね。

そして、ノロウイルスは冬に流行しているイメージを漠然と持っている人も多いと思いますが、意外と三月や五月にも発症するといった噂も耳にします。

もし、ノロウイルスのピークの時期と、そうでない時期で発症する原因が異なるのであれば、予防法や対処法も変わってきますよね。

そこで今回は、ノロウイルスのピークの時期と三月や五月に発症する原因や対策をご紹介いたします。

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ノロウイルスのピークの時期はコチラ!?

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厚生労働省が発表している資料によると、ノロウイルスに感染する患者数は、十一月頃から増え始め、十二月から一月にピークをむかえて、その後は徐々に減少していきます。

この時期にノロウイルスが流行する原因としては、まず食品からの感染があり、特に冬場に人気の牡蠣などの二枚貝の内臓にノロウイルスが含まれていることが多いようです。

なので、この時期の生牡蠣はとても美味しいので残念ですが、ノロウイルスのことを考えると加熱して食べた方が良いかもしれません。

そして、食品からノロウイルスに感染した人から、また別の人へと感染するのですが、冬場の乾燥している時期はウイルスの繁殖も進むため、次々とノロウイルスが流行していくのだとか。

また、統計データによるとノロウイルスの場合、食品からの感染よりも患者からの感染の方が多いそうなので、身近な人が感染した場合は特に注意が必要です。

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ノロウイルスが三月と五月に発症する原因と対策はコチラ!?

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・三月のノロウイルス

ノロウイルスの発生件数は十二月から一月にピークを迎えた後は徐々に減少し、四月にはかなり少なくなりますが、意外と二月より三月の方が患者数が多い年があります。

この理由として考えられるのは、ピークを終えた二月頃にノロウイルスも落ち着いたかのように見え始め、症状が出ている人も減少してきます。

そうなると予防意識が薄れ始めてくるかと思うのですが、ノロウイルスは症状が落ち着いても体内には一か月は生存していると言われています。

そして、三月は送別会などで意外とお酒の場も多いですし、期末で仕事が忙しい人も多いため、身体が疲れて免疫力が低下してきますよね。

そのように疲労した身体はノロウイルスに感染しやすく、二月頃に発症した患者のノロウイルスが入りこんでしまい、三月に発症してしまう場合があるようです。

したがって、ノロウイルスのピークが落ち着いてきたからといって油断せずに、四月頃までは感染する可能性があると思って、抵抗力をつけるために規則正しい生活を心がけましょう。

・五月のノロウイルス

厚生労働省のデータによると、過去十年を遡ってみても五月のノロウイルスの発生件数はさほど多くありません。

ただ、五月は気温もだんだんと温かくなり、そして梅雨にむけてジメジメしてくる時期でもありますので、ノロウイルスとは別の食中毒にかかることは増えてくるようです。

また、五月は「カンピロバクター菌」が原因の感染性胃腸炎が流行する時期でもあるそうで、症状も下痢や嘔吐、発熱、倦怠感などノロウイルスと似ているので勘違いする場合もあるのだとか。

ただ、ノロウイルスと同様にカンピロバクター菌による胃腸炎も基本的には自然治癒で治るそうなので、脱水症状に注意しながら水分補給をきちんとして、治癒を待ちましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、ノロウイルスのピークの時期と三月や五月に発症する原因や対策をご紹介いたしました。

ノロウイルスは冬場に流行し、十二月から一月が感染のピークになりますが、ピークを過ぎた三月も実は注意が必要なことがわかりましたね。

また、五月にノロウイルスを発症する可能性もゼロではありませんが、他の感染性胃腸炎や食中毒の可能性もありますので、原因を特定したい場合は病院で診察を受けるようにしてください。

いずれにしても、不規則な生活などで身体の抵抗力が落ちているとノロウイルスに感染しやすくなりますので、日々の健康管理を大切にしていきましょう。
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「ノロウイルスへの免疫をつける効果的な方法!」についての記事はコチラ!?

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