アトピーがヨーグルトで悪化する理由!塗る効果や夜食べるのは?

画像1アトピー性皮膚炎は、食べ物やダニなど様々なアレルゲンに対するアレルギー反応によって起こる皮膚の炎症で、繰り返し再発するのでなかなか治りにくい症状です。

そして、アトピーにはヨーグルトを食べると悪化する理由があるらしいのですが、どのような理由なのでしょうか。

また、アトピーでヨーグルトを塗る効果や、夜食べるのはどうなのかといったことや、カルピスについても、知りたいのではないでしょうか?

そこで今回は、アトピーがヨーグルトで悪化する理由や塗る効果、また、夜食べることについて詳しくお伝えしていきます。

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アトピーがヨーグルトで悪化する理由は?

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アトピー性皮膚炎は、様々な食べ物やダニなどのアレルゲンが原因になって起こる皮膚の炎症で、なかなか治りにくく、皮膚に傷跡が残ったりするのでつらいですよね。

そして、ヨーグルトはアトピーを改善する効果があるので、毎日食べる人がいるという一方で、ヨーグルトはアトピーを悪化させるという説もあり、一体どちらが正しいのか気になりますよね。

ただ、この説はどちらが正しいという訳ではなく、人によっては改善する人、悪化する人と真逆になる人がいて、それにはそれぞれ根拠があるようなので、ご紹介していきます。

アトピーはヨーグルトで改善する場合も、悪化する場合もある!?夜食べるのは?

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ヨーグルトが持つアトピーの改善効果は、ヨーグルトによって腸内環境を整えられる働きがあるということに起因しています。

そして、アトピー改善の第一歩としては、皮膚の炎症を改善し肌を再生させる力を持つ免疫機能を強くすることが大切で、この免疫の強さは腸内環境の良し悪しで決まるとされています。

そのため、アトピー改善には、ヨーグルトに含まれる乳酸菌を腸内に届けることによって、腸内フローラを良い状態にすることがとても重要なんですね。

また、この乳酸菌はカルピスにも含まれているので、ヨーグルトより好みの方は、カルピスで試してみるのもオススメですよ。

ただ、一方でヨーグルトを毎日食べたら、腸内環境が整うどころか、逆に便秘になってしまったという方が大勢いるようです。

この原因は、ヨーグルトに含まれる乳酸菌には、実は様々な種類が存在し、ヨーグルトによって含まれている乳酸菌の種類が異なるため、それが人によって合う、合わないがあるようです。

また、アトピー性皮膚炎の方はビオチンというアトピーの炎症を抑える効果を持つ成分が欠乏しているために炎症を起こしやすくなっているのですが、乳酸菌の中にはビオチンを食べてしまう種類もあるようで、そうすると、さらにアトピーが悪化してしまいます。

そのため、ヨーグルトを毎日食べてアトピーを改善したいのであれば、自分の体質に合った乳酸菌を含むヨーグルトを見つけ出さなければならず、様々な商品がある中で探し出すのはやや骨の折れる作業ですね。

ただ、もしも自分の体質に合ったヨーグルトを見つけ、腸内環境も良くなって、肌の調子も良いと感じるのであれば、食べる時間帯は夜にするとより効果的です。

それは、肌が再生したり、臓器が1日の疲れを癒して明日への準備をしているのが夜の22時以降なので、ヨーグルトを晩ご飯のデザートなどに食べるようにすると、効果が現れやすいのですね。

アトピーでヨーグルトを塗る効果は?

一方で、アトピー性皮膚炎の方がヨーグルトクレンジングというのをおすすめしているのを聞いたことはありますか?

これは、肌に直接乳酸菌を与えると、バクテリアの殺菌作用により症状を改善する効果があるためで、乳酸菌はいわば天然の防腐剤として、肌に直接働きかけてくれる作用もあるんですね。

なので、興味のある方は次の通り、ヨーグルトパックを試してみましょう。

一般的なヨーグルトパックの作り方

・ヨーグルト 大さじ2杯

・はちみつ 大さじ1杯

・小麦粉 ヨーグルトが垂れない程度

これを混ぜて顔に塗り、5~10分放置してから、水かぬるま湯で洗い流し、保湿剤を塗るだけでOKで、蜂蜜に含まれるビタミンEが皮膚の新陳代謝を促進し、ターンオーバーを促す効果もあるそうです。

ただし、アトピーは様々な食べ物へのアレルギーで起こると最初に書いた通り、このヨーグルトパックに含まれる小麦粉でアレルギー反応が出る方もいますし、ヨーグルトでも同様のことが言えます。

特に、アトピー性皮膚炎の方は肌のバリア機能が弱く、新しいスキンケアを試すとそれによって症状がひどくなることも多いので、必ず少量を肌につけ、パッチテストを行ってから全体に広げるようにしましょうね。

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アトピーの時に避けた方が良い食べ物は?

アトピー性皮膚炎の方の中には、食物アレルギーを持っている方が多いのですが、アレルゲンを含む食材は多伎に渡り、何が原因で炎症が起きるかは特定がしづらいとされています。

そのため、せっかく炎症が治まっても、ふとした時にまた再発してしまうので、なかなか治らなくなってしまうのですね。

なので、アトピー性皮膚炎の方は、チョコレート、カレー、アルコールなどは特に避けた方が良いとされています。

また、特に避けるべきなのは砂糖、特に白砂糖で、甘味を使うのであればきび砂糖やてんさい糖、メープルシロップなど自然由来のものを少量とるのが良いとされています。

ただ、これら以外の食材でも、アトピーを改善することができるものもあれば、悪化させるものもあるので、自分の体が必要としている栄養素を適度に与え、不要なものは避けるようにしていくなど、細やかな配慮を続けていかなければなりません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、アトピーがヨーグルトで悪化する理由や、塗る効果や夜食べる効果について詳しくお伝えしました。

まず、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内環境を整え、免疫機能を強化することで肌の再生を促し、アトピーを改善させることがありますが、摂るのは夜が効果的ということでした。

ただ、乳酸菌には色々なタイプがあって体質との相性がある上に、ビオチンという炎症を抑える効果を持つ成分を食べる乳酸菌もいて、便秘や炎症が悪化することもあるのでしたね。

そして、ヨーグルトパックを肌に塗ると乳酸菌が肌の炎症を抑える効果がありますが、アトピーの原因となるアレルゲンは多伎に渡るので、細やかな配慮が必要なのでしたね。

また、アトピーは改善だけでなく再発防止も大変なので、予防法や具体的な症状改善方法についてもチェックしましょう!
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「アトピーの予防や掻きたい衝動などの症状を改善する方法!」についての記事はコチラ!?

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