熱中症の時の水分補給の量の目安とタイミング!飲み物の種類も!

画像1熱くなってくると頻発してくるのが熱中症ですが、よく分からないのが熱中症になった時の水分補給の目安と量、そのポイントやタイミングではないかと思います。

そしてもう一つの疑問は、熱中症の水分補給にはどのような飲み物が適しているのかということと、コーヒーやお茶などは飲んでもいいのかということではないでしょうか?

ですので、熱中症とはどういったものなのかということも合わせて、熱中症の時の水分補給の量の目安とタイミング、飲み物の種類はどういうものが良いのかをご紹介したいと思います。

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熱中症とはどういうもの?

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熱中症は、運動や暑熱から起こる体の障害の総称で、人は皮膚からの放熱や汗をかくことによって体温を下げますが、外気が皮膚温以上の時や湿度が非常に高いと、放熱や汗をかくことができにくくなり、熱中症になると言われています。

そして熱中症は、屋内・屋外を問わず高温や多湿などが原因となって起こり、21~25℃あたりから要注意になるといわれ、国立衛生研究所によると、25℃あたりから発生しはじめ、31℃を超えると急増するそうです。

そして、主な熱中症の症状は、脱水による40℃以上の高熱と、めまい、失神、頭痛、吐き気、強い眠気、気分が悪くなる、異常な発汗(または汗が出なくなる)などがあり、熱中症が原因で死亡する事もありますので注意が必要ですね。

また、熱中症は2つに分けることができ、高温障害で日常生活の中で起きる「非労作性熱中症」と、スポーツや仕事などの活動中に起きる「労作性熱中症」に分けられるそうです。

熱中症の時の水分補給の量の目安とタイミングは?

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熱中症になった時の水分補給のタイミングですが、まずは涼しい環境への避難と衣服を脱がせて体からの熱の放散を助け、なおかつ体の冷却を開始させてからになります。

そして、水分補給の量と目安ですが、スポーツをしていて脱水症状になった場合は特に、できるだけたくさんの量を自分で飲んでもらってください。

この水分補給の際のポイントは、体内からも冷却ができるように、できるだけ冷たいものを飲んでもらうことと、大量に汗をかいた場合は、塩分などのミネラルの補給も重要になると思います。

また、もし呼びかけに対しての反応がおかしかったり、吐き気などで自分で飲むことができない場合は、口からの水分補給が危険な場合もありますので、すぐに病院へ搬送するようにしてください。

熱中症の時の飲み物の種類は?

熱中症になった時にどの飲み物が良いのかというと、大量の発汗があった場合には、汗で失われた塩分も適切に補える経口補水液やスポーツドリンク、食塩水などが良いと思います。

それでは、お茶やコーヒーなどはどうなのかというと、お茶は麦茶であれば原料となる大麦にはカフェインが入っておらず、利尿作用はありません。

さらに麦茶には体を冷やす作用があり、ミネラルも豊富に含まれていますので、熱中症の時の飲み物には向いていると言えます。

ではコーヒーはというと、こちらにはカフェインが大量に含まれており、利尿作用がありますので熱中症の時の飲み物には不向きですね。

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(関連記事:経口補水液の作り方と飲み方や効果!中毒など飲み過ぎの注意点も

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熱中症予防のための水分補給の量の目安とタイミングは?

熱中症予防のための水分補給の量の目安とタイミングは、

①運動をしない場合

②運動をする場合

で違ってきますので、その2つに分けてご紹介いたします。

①の運動をしない場合は、人は1日に必要な水分摂取量が約2リットルと言われていますので、運動をしない場合はそれが摂取量の目安となり、3回の食事と別のタイミングで合わせて摂る必要があります。

②の運動をする場合は、運動をしない場合の摂取量に加えて運動前に200 mlくらい、運動中は30分おきに200 mlくらい・運動後は減った体重分の量を数回に分けて摂取するのが良いと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

熱中症は運動や暑熱により、体から熱の放散ができなくなることが原因で、室内外を問わず高温多湿の環境下で起こり、最悪の場合は死にいたってしまいます。

そのため、もし熱中症になった場合は、涼しい場所に移動して、衣服を脱ぎ体を冷却しつつ、できるだけ冷たい水分をどんどん補給することが大切ですね。

さらに熱中症になった時の飲み物は、冷たい水や経口補水液・スポーツドリンク、お茶であれば麦茶が良いということでした。

そして熱中症は、普段からしっかりと水分補給をしておけば予防できるものだということもご紹介しましたので、熱中症の水分補給の量の目安とタイミング共々ご参考になさってくださいね!

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熱中症に繰り返しならないために本当に必要なこととは?

熱中症を軽く見ていると、重症化し、命を失う危険すらありますが、重症化しやすい人とそうでない人の違いは身体が弱っているかとうかです。

確かに、熱中症になりやすい夏は、暑さで食欲も落ち、生活習慣も乱れやすく、免疫力を含め身体の防御力が著しく低下していますよね。

そんなときに熱中症になってしまうと、身体の中のあらゆる調節機能が乱れ、重症化してしまうのです。

では、どうしたら熱中症になりにくくなるかというと、身体の防御力を高めておけば良いのです。

しかし、ここで何か特別な薬が必要というわけではありません。

要は、夏バテに負けない身体になるよう、きちんとした生活習慣、特に身体を弱らせない食生活を続けていれば良いのです。

でも、ここで最大の問題は「継続する」ということではないでしょうか。

正しい食生活を毎日続けるのは、思っているより大変です。

では、どうすれば簡単に栄養バランスの摂れた正しい食生活を送れるかというと、飲み物を有効に活用すると良いのです。

つまり、毎日の中で不足しがちな栄養をうまく飲み物から補ってあげれば良いのです。

それに、飲み物ならば、食事を用意するより手間がかからないので、継続しやすいですよね。

そこで、続いて夏バテに効くオススメの飲み物をご紹介いたします。
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