熱中症で発熱が続くときの対処法!冷却部位や座薬について!
夏の暑い時期には、体温よりも気温が高くなることや、湿度が高くなることにより、熱中症にかかりやすくなります。
特に日中、外にいることが多い方や、体力のない高齢者や子供は熱中症にかかりやすいのだとか。
そして、この熱中症は様々な症状を引き起こしますが、そのうちの一つに発熱が挙げられます。
しかし、熱が下がらない場合どうすれば良いのか、どこを冷やすのかなど意外と知らないことって多いですよね。
そこで、熱中症で発熱が続くときの対処法や冷却部位や座薬についてご紹介していきたいと思います。
目次
熱中症で発熱が続くときの対処法はコチラ!?
熱中症になると何故、発熱したり、またそれが続いてしまうのでしょうか。
まず熱中症の場合の発熱の原因は、風邪の時などとは違い、体温調節機能に異常が起きたためか、体の水分が失われ発汗が止まってしまったためだと考えられます。
ですので、熱中症で発熱があった場合の対処法としては、体温調節機能を失っているので、どんどん体温が上がってしまい42度以上になってしまう可能性がありますので、とにかく体を冷やしてくださいね。
また、発熱により意識が朦朧(もうろう)としている人には無理に水分を飲ませると誤飲の可能性があるので避けなければいけませんが、発熱があっても意識がしっかりしている人には、スポーツドリンクや経口補水液などを少しずつ飲ませてあげると良いでしょう。
しかし、意識があったとしても、熱中症の場合の発熱は体温調節ができなくなることで引き起こされていますので、非常に危険な状態だと言えますね。
なので、熱中症で発熱が続く場合は、体温調節機能が回復していないということですので、応急処置をしてすぐに病院で受診するようにしてください。
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熱中症で発熱が続くときの冷却部位や座薬について!
また、熱中症で発熱が続く場合の対処法として、体を冷やすことをご紹介いたしましたが、具体的に体のどこを冷やせば最も効果があるのでしょうか。
よく、風邪を引いたときなどに頭を冷やすことはありますよね。
しかし、頭を冷やすという行為は熱中症の発熱の時に限らず、あまり意味がないのです。
というのも、頭や額には小さな血管しか通っていないので、体を効率的に冷やすことができませんね。
特に、熱中症での発熱の場合は、一刻も早く体温下げなければいけませんので、体の中の太い血管が通っている首すじ、脇の下、足の付け根の3点を重点的に冷やすようにしましょう。
そうすることで、冷やされた血液が体中を巡り、効率的に体温を下げることができます。
次に、座薬についてですが、風邪を引いた時などの発熱時には座薬を用いて体温を下げますよね。
しかし、熱中症での発熱と、風邪などの発熱は大きな違いがあり、風邪などの時の発熱はウイルスが原因で引き起こされ、体が命令してウイルスと戦っている状態なので、座薬の成分が有効的に働きます。
ですが、熱中症での発熱は、体温調節機能が失われているので座薬を使用しても体が言うことを聞きませんし、それどころか座薬の成分のために代謝が促され余計に体温を上げてしまう可能性があるので、絶対に使わないようにしてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は熱中症で発熱が続くときの対処法、冷却部位や座薬についてご紹介いたしました。
熱中症で発熱した場合は、風邪などのいつもの発熱とは、仕組みがだいぶ違うので、むやみに薬や座薬を使うことで逆に危険な状態になってしまうことが分かりましたね。
ですので、熱中症で発熱がある場合は、とにかく体を冷やして、飲めるようでしたらスポーツドリンクや経口補水液などで水分補給をしましょう。
また、熱中症で発熱がある時は、体温が維持できなくなっている危険な状態ですので、意識があり大丈夫そうに見えても、急変する場合がありますので応急処置をした後は、必ず病院で受診するようにしてくださいね。
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熱中症に繰り返しならないために本当に必要なこととは?
熱中症を軽く見ていると、重症化し、命を失う危険すらありますが、重症化しやすい人とそうでない人の違いは身体が弱っているかとうかです。
確かに、熱中症になりやすい夏は、暑さで食欲も落ち、生活習慣も乱れやすく、免疫力を含め身体の防御力が著しく低下していますよね。
そんなときに熱中症になってしまうと、身体の中のあらゆる調節機能が乱れ、重症化してしまうのです。
では、どうしたら熱中症になりにくくなるかというと、身体の防御力を高めておけば良いのです。
しかし、ここで何か特別な薬が必要というわけではありません。
要は、夏バテに負けない身体になるよう、きちんとした生活習慣、特に身体を弱らせない食生活を続けていれば良いのです。
でも、ここで最大の問題は「継続する」ということではないでしょうか。
正しい食生活を毎日続けるのは、思っているより大変です。
では、どうすれば簡単に栄養バランスの摂れた正しい食生活を送れるかというと、飲み物を有効に活用すると良いのです。
つまり、毎日の中で不足しがちな栄養をうまく飲み物から補ってあげれば良いのです。
それに、飲み物ならば、食事を用意するより手間がかからないので、継続しやすいですよね。
そこで、続いて夏バテに効くオススメの飲み物をご紹介いたします。
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