日焼けによる寒気の対処法と注意点!吐き気や高熱や下痢も!
昔に比べて、最近は紫外線がきつく日焼けも気を付けなくてはいけません。
日焼けすると、だいたい体が火照ってしんどいことが普通ですが、ごく稀にひどく日焼けをすると、すごく体が火照っているのに寒く感じる時があります。
不思議に感じますが、そんな時は日焼けの症状が悪化しているサインでもありますので、軽く考えてはいけません。
そこで今回は、日焼けにより寒くなった時の対処法と注意点をまとめてみました。
また、吐き気や高熱、下痢になったときのこともご紹介しますので参考にしてください。
目次
日焼けによる寒気が起きる原因は?
日焼けで寒気を感じるときは、体温の上昇や、体内の塩分やミネラルが不足していることが原因で熱中症になっている可能性があります。
では、どうして体が熱くなっているのに寒いのでしょう。
それは、日焼けによって熱を帯びた体では体温調節が正常にできなくなってしまうのですが、そうなると、脳の視床下部にある体温調節を行う神経が正常に機能しなくなってしまい、寒く感じるのです。
また、そうなると、過剰に汗が出たりして脱水症状になりやすくなるのですが、身体の中から水分が不足すると、血流が悪くなり、血圧が下がります。
そして、この症状が重くなると、意識障害などになることもありますので、体の異変には注意してくださいね。
日焼けによる寒気が起きた時の対処法は?
日焼けによる寒気が起きたときの対処法としては、水分補給と体を冷やすことがあるのですが、水分補給の際は、不足した水分と塩分を補う必要があります。
そのとき、水やお茶だけでは塩分の摂取が難しいので、水、塩、ブドウ糖が体液に近いバランスで含まれているポカリスエットや経口補水液などの飲み物で補給するようにしてください。
もう一つの対処法の体を冷やすことについてですが、冷やす場所は、脇の下、太ももの付け根、首の横の3つの場所です。
冷やしたタオル、保冷剤、氷嚢などでその3か所を冷やすことで、だんだんと体温が下がり寒気がなくなるでしょう。
ただ、冷やすときに急激に冷やさず、ゆっくり冷やすようにしてください。
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日焼けによって起きる吐き気や下痢、高熱が起きた時はどうすればいい?
さきほど説明したように、日焼けがひどくなると熱中症になってしまい、熱中症の症状である吐き気や下痢、高熱といった症状が発生するのです。
そして、水分の補給を必要と説明しましたが、水分のみを補給すると、体の塩分やミネラルの濃度が薄まり、体のバランスを保とうと下痢や吐き気をもよおし、水分を体外へ排出しようとするのです。
したがって、日焼けによって起きる下痢を防ぐためにも、水分のみを摂取せず、塩分、ミネラルも含んだ飲み物を摂取するようにしましょう。
さらに、食事でも海藻入りの味噌汁や塩分とミネラルがバランスよく含まれる梅干を摂るようにすると効果的です。
あとは、体を冷やし、安静にして経過を観察してください。
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日焼けを防ぐには外側からのケアだけでは不十分?
日焼けって外からだけブロックしようとしていると、やはり完全にカバーできなかったり、ちょっと油断して薄着したときに焼けてしまったりなど、なかなか完全に予防するのって難しいですよね。
また、どんなに日焼け止めで紫外線をブロックしようと思っても、もともと体質的に紫外線に弱かったら、外からブロックするだけでは不十分です。
さらに、紫外線はずっと降り注いでいるので、日焼けしやすい人は、実はオールシーズンで気にしないと危ないんですね。
(出典:https://www.kaiteki-eye.jp/mame/32/)
ちなみに、日焼けによる皮膚がんなどの病気は、少しずつダメージが蓄積してから、ある一定のレベルを超えたときに突然発症するので、日頃からのケアが非常に重要です。
特に、女性はお肌のケアに十分なお金をかけられる頃になってから頑張っても、
・遅かった・・・
・もっと早くからケアしておけば・・・
・同い年のあの子に完全に肌が負けてる・・・
という悲鳴をよく聞きますよね。
なので、気になる時期だけ日焼け止めを塗ってケアするのも大事ですが、飲むタイプの日焼け止めも有効に使って、内側と外側からしっかり早めにケアを始めることが、特に日焼けをしやすい方には大切なのです。
ただ、飲む日焼け止めといっても、様々な商品が売られているので、
・もう日焼けに悩まされたくない
・日焼けケアに早いうちから取り組みたい
と思っているなら、しっかり医学的な根拠のあるものを選ぶ必要があります。
なので、もし気になるなら、飲む日焼け止めについて、使用する前の悩みや疑問・使用感について以下の記事で詳しくまとめているのでチェックしてみてくださいね!
医学的な根拠はホント?疑り深いのでいろいろ調べてから使ってみたリアルな感想はコチラ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日焼けによって起きる寒気の原因から対処法、また、下痢や吐き気、高熱になったときのことをご紹介しました。
暑いのに寒いという不思議な現象は熱中症が原因だったわけですが、そういった症状が起きる場合はかなり症状が重いので、経過観察をよく行って、適切な対処をしてください。
そして、あまりにも症状がひどい場合には、すぐにでも病院へ相談することをお勧めします。
最近は、日光の紫外線もきついので難しいとは思いますが、日焼けをしないという予防も大事なことなので、日焼け対策をして外に出るようにしましょう。
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日焼けを早く治すために一番大事なことを忘れていませんか?
日焼けによる様々なトラブルで困っていると、そのときの症状に合わせた処置をすることを考えると思います。
確かに、今起こっている症状に合わせた対症療法が最も効果的なのは事実です。
しかし、それは最も効果的な方法のうち、外側からの効果に目を向けたときです。
では、もう一つの最も効果的な方法が何かというと、それは内側からの効果に目を向けた方法です。
日焼けは皮膚がやけどした状態のことですが、やけどの症状がこれ以上進行しないように抑える処置が外側からの方法にあたり、一方で、やけどした肌の細胞を回復させてあげるのが内側、つまり身体の内側から回復を促す方法なのです。
それでは、内側からの回復を促進するために何が必要かというと、食習慣を含めた生活習慣の改善です。
つまり、肌の細胞の回復を活発にしてあげるためには、それがしやすい環境を作って上げる必要があるのです。
そして、そのために生活習慣を正してあげる必要があります。
しかし、これだけだと回復しやすい環境作りをしているにすぎません。
そこで、大事になるのが、回復しようとしている細胞に直接働きかけることなのです。
そうすることで、肌の細胞の回復を早めることができます。
では、肌の細胞に直接働きかけるためにどうしたら良いのでしょうか。
そこで、近年特に注目を集めているのがビタミンCの効果で、肌の細胞が再生するときに非常に重要な働きをしていることがわかってきています。
ただ、ビタミンCの摂取に効果があるといっても、摂り方を間違えるとかえって逆効果になってしまいます。
そこで、続いてビタミンCを上手に摂る方法についてご紹介いたします。
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「日焼けへのビタミンCの効果と上手な摂り方!副作用に注意!」
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