リンデロンvg軟膏の効能と副作用!あせもや顔のニキビ対策にも

ステロイド配合薬の一種であるリンデロンvg軟膏は、3種類あるリンデロン軟膏のうちのひとつで、よく医療機関で処方される薬です。

しかし、よく処方される薬ではありますが、効能や副作用はあまり知られていないので、なんとなく使用するときのイメージがわかず、使うのが怖い印象があるかもしれません。

そこで今回は、リンデロンvg軟膏の効能と副作用について紹介するとともに、あせもや顔のニキビ対策についてもご紹介いたします。

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リンデロンvg軟膏の効能はコチラ!?

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リンデロンvg軟膏はステロイド外用剤ですが、その効能にはどんなものがあるのでしょうか。

まず、ステロイドとはどんな薬かといいますと、抗炎症作用と免疫抑制作用などの効果があり、具体的には炎症による赤みや腫れ、かゆみの症状を抑えたり改善してくれる効果があります。

そもそも障害を受けた組織は赤くなったり、熱を持ったり、むくんだり、痛みを伴ったりしますが、これが炎症の起こっている状態で、例えるならば火が燃えているような状態です。

そして、このリンデロンvg軟膏をはじめとする、ステロイド外用剤はその火を消して炎症を抑えてくれる効能があり、まるで体の消防士のような働きをしてくれるのです。

そのため、リンデロンvg軟膏は虫刺され、アトピー性皮膚炎や赤ニキビ、皮膚のただれ、やけど、など様々な症状に使用することができます。

さて、リンデロンvg軟膏は上記のような効能があるわけですが、当然薬なので副作用が出る場合もあり、注意が必要です。

そこで次はリンデロンvg軟膏の副作用について見てみましょう。

リンデロンvg軟膏の副作用はコチラ!?

さて、リンデロンvg軟膏の副作用ですが、どんなものがあるのでしょうか。

主な副作用には、

・ 皮膚が薄くなり、傷つきやすくなる

・ 血管が脆弱して、皮膚が赤くなる

・ ニキビや多毛になる

・ 細菌やウイルスの感染にかかりやすくなる

・ 頭痛や発熱、吐き気や発疹など身体的に異常が現れる

などがあるようです。

とはいえ、これらの副作用の症状はリンデロンvg軟膏を使うと必ず出てくるわけではなく、基本的には安全な薬ではありますので、使用量や使用方法をしっかり守って使うようにしましょう。

それでは次に、正しい使い方についてご説明いたします。

リンデロンvg軟膏の正しい使い方はコチラ!?

まず回数は原則として1日2回塗るようにし、1回では不十分ですが、皮膚が回復してきていれば一回でも十分な場合もあります。

また、塗らなくてはならない箇所が広い場合には、指先だけではなく手のひら全体で症状のある部位全般にまんべんなく覆いつくすように塗るようにし、厚くぬらずうっすらと光る程度に塗るようにしましょう。

そして、チューブから押し出すときの軟膏の量は、大人の人差指の先端から第一関節部分までに5gのチューブから軟膏を出すと大体0.5gとなり、この量で大人の手のひら2枚分の面積が塗ることができます。

さらに、一番大切な塗る期間ですが、大体3~4日くらいで症状は改善されてくるように見えますが、ここでやめてしまってはまた症状はぶり返してしまいます。

そのため、5日間~1週間は塗るようにし、そのときの皮膚の状態を見て、次の治療方針を決めるようにしていきましょうね。

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リンデロンvg軟膏をあせもや顔のニキビに使う時の注意点はコチラ!?

まず、基本的にはリンデロンvg軟膏は顔には使わないのですが、使ってダメということではなく、使うことも可能です。

ただ、顔に長期間に渡り大量に使用した場合は皮膚の表面組織が薄くなってしまったり、シワや皮膚のひきつり感が現れる場合や顔の毛細血管が広がってしまうことで赤ら顔になってしまう場合があります。

また、目のまぶたに塗り続けると眼圧が高くなり、それに伴い緑内障を発症してしまう可能性もあります。

したがって、リンデロンvg軟膏よりも、大人であればロコイド軟膏、子供であればキンダベートという、ステロイド外用剤と同じくらいの強さの顔用の薬がありますので、そちらがあればそちらを使うようにしましょうね。

次に、あせもやニキビにリンデロンvg軟膏を使ってもいいのか、ということですが、基本的には使いません。

なぜなら、リンデロンvg軟膏のようなステロイド外用剤を使うと、塗ったところの抵抗力が落ち、できものやニキビがひどくなる可能性があるからです。

ただ、皮膚科の医師によっては、あまりにひどい場合は抗菌剤と一緒にステロイドを出されることもあるのですが、1つ2つの少量のニキビができた程度では余計に症状が悪化する可能性があるため使わないようにしましょうね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、リンデロンvg軟膏の効能と副作用とともに、あせもや顔のニキビ対策についてもご紹介いたしました。

まず、リンデロンvg軟膏の効能には、炎症による赤みや腫れ、かゆみの症状を抑えたり改善してくれる効果がありますが、正しい使用方法を守らないといくつかの副作用があるので注意しましょう。

そして次に、リンデロンvg軟膏は顔にも使用できますが、副作用にも気をつけなければならず、できれば他の顔用の薬の方が良いということでしたね。

また、ニキビやあせもに使うと症状が悪化する可能性が高いので、医者の指示がない限り、基本的には使わない方が良いのではないでしょうか。

最後に、リンデロンvg軟膏は副作用などもあるにはありますが、基本的にはとてもいい薬ですので、必ず用法容量を守って、的確に使うようにしましょうね。

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