手足口病で保育園を何日休むべき?登園やプールまでの休み期間!

画像1夏場に流行する夏風邪の一つとして、手足口病が知られています。

手足口病は、5歳前後の子どもが発症することが多く、夏場の保育園など、集団行動を行う場を介して広がる事例が多くみられる感染症です。

そして、感染してしまうと、熱が上がり、手や足に水泡ができる他、しばらくはウイルスを他者に移してしまう恐れがあります。

したがって、保育園に通う子どもが、手足口病を発症した時は、保育園を休ませる必要がでてくるでしょう。

それでは保育園を休ませた場合、どれくらいの期間の休みが必要になるのでしょうか?

そこで今回は、手足口病で保育園を何日休むべきか、登園やプールに入れるようになるまでの休み期間についてご説明いたします。

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手足口病で保育園を何日休むべき?登園はいつ頃から?

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手足口病で保育園を休むべき日数は、公的な基準で定まっているわけではありません。

しかし、他者にうつす可能性がある段階では、登園してはいけないことは当然ですよね。

したがって、手足口病が完治するといわれている約35日程度は休むのが好ましいでしょう。

なぜなら、手足口病のウイルスは7〜10日で症状が収まった後も、唾液などの粘液には14日ほど、排便には約20〜35日ほどの期間、ウイルスが排出されると言われているからです。

一方で、保護者にも仕事があるため、長い間子どもに合わせて休むことが難しいなど、どうしても完治まで休ませることができないこともあります。

その場合は、保育園に相談し、何日休みが必要か、対策を行うことで登園が可能かどうかの相談をしてみるといいでしょう。

また、20〜35日ほどの期間が経過していなくても、医師の診断次第では、登園が許可されることもあります。

手足口病に感染後、プールに入れるまでの休み期間は?

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手足口病を発症した後、プールに入るまでの休み期間は、最低でも発症後14日以上は経過してからがいいでしょう。

なぜなら、14日程度経過するまでは、鼻水や唾液に含まれる手足口病のウイルスが、プールを介して広がってしまう可能性が高いからです。

さらに、病み上がりの身体の免疫力は低下しているため、別のウイルスに感染することを防ぐためにも、完治を確認できるまではプールは休むことをおすすめします。

どうしても、プールに入りたい場合は、通っている保育園に相談したり、医療機関の診断を受けたりするなど、対策を考えたり、完治を確認したりしてからにしましょう。

迷ったときに最も気をつけるべきなのは、軽く考えて行動し、感染を拡大してしまうことなので、他の人のことも考えて行動するようにしましょうね。

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手足口病の登園やプールの休み期間の基準は保育園ごとで異なる!

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手足口病には、水疱瘡やおたふくのように、国が休むことを規定した基準はありません。

そのため、判断は保育園ごとで異なり、独自の規則で厳格に登園を規制している保育園もあるそうですよ。

さらに、保育園によっては、登園するのに医師の許可証を取ることを要求するところも増えているようです。

したがって、保育園やプールを休む期間は、それぞれの状況により異なってくるというのが現状なので、明確な基準がない中では、医療機関の診断を元に判断することが、最も安心で間違いのない方法になるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、手足口病で保育園を何日休むべきか、登園やプールまでの休み期間についてご説明いたしました。

登園可能になる目安はありますが、明確な基準がないため、あくまで通っている保育園の規則などに沿って行動するしかありませんし、そのような規則が無い場合は医療機関での判断に従いましょう。

そして、もし今後、手足口病を発症した時は、熱や水泡などの症状が治まったからといって、安易に登園したり、プールに入ったりすることのないように気をつけましょう。

一人ひとりが、感染症に対して慎重に考え、保育園や医療機関に相談しながら行動するようになると、毎年の感染症の流行は防げるかもしれませんね。

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手足口病の感染や再感染をきちんと防ぐにはどうしたら?

手足口病に感染すると、子供は登園できなくなりますし、大人がかかると仕事に影響が出て大変なことになりますよね。

なので、感染や再感染はできれば避けたいところですが、実際は手洗いやうがいを徹底したところで、ウイルスが体に入ってくるのを100%防ぐことなど、無菌室に入らない限り不可能です。

それでは、どうしたら良いかというと、ウイルスが体に入ってきてもウイルスを退治できる体にしておけばよいのです。

つまり、人間が自然にもっている免疫力をしっかり高めておければ、たとえ手足口病の原因ウイルスに感染しても発症しないので怖くありません。

そこで、続いて免疫をつける上で最も良い方法についてご紹介いたします。

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「手足口病の再感染を防ぐために免疫力をつける最良の方法とは?」

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