手足口病の治癒までの期間は?治癒証明は保育園などに必要?

画像1手足口病とは、口や手足に水疱ができてしまう症状のことで、コクサッキーウイルスの一種が原因となって起こるウイルス性疾患です。

特に、乳児や幼児によく見られる疾患で、保育園などではすぐに感染拡大するため子供のうちにかかったことのある方も多いのではないでしょうか。

もしも自分の子供が手足口病にかかってしまったら、治癒までの期間は?治癒証明は保育園などに必要?など様々な不安がありますね。

そこで今回は、手足口病の治癒までの期間や、治癒証明は保育園などに必要なのかどうかなど、気になる部分をご紹介いたします。

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手足口病はどんな病気なの?

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夏風邪ウイルスなどが主な原因の手足口病ですが、これは飛沫や接触で感染する可能性があります。

また、潜伏期間は3~6日間と言われており、子供だけでなく大人もかかる病気です。

その症状は高熱や口の痛み、よだれの大量分泌、また、食欲の低下、手足の発疹などがあるのですが、これが軽症になるか重症になるかは人それぞれ異なりますので、場合によってはとても怖い病気ですね。

それでは、実際に治癒までにかかる期間はどのくらいなのか見ていきましょう。

手足口病の治癒までの期間を知りたい方はコチラ!?

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まず結論から言いますと、

どのくらいで完治するかは人それぞれで異なり、2週間で完治する人もいれば、一ヶ月かかる人もいます。

ただ、目安になる症状の治癒までの期間はありますので、ご紹介いたしますね。

基本的には、発疹や水疱がかさぶたになって、乾燥して元どおりになるまでの期間は感染期間と呼ばれ、注意するべき期間と言われています。

したがって、発症するまでの潜伏期間とこの感染期間を合わせて2週間くらいは完治はしていない状態だと言えるでしょう。

しかし、唾液などからウイルスが消えた後でも便などにはまだウイルスが残っている可能性があるため、油断は禁物です。

そして、糞便による感染が起こりうる期間はウイルスが体内に潜伏してからおおよそ1ヶ月程度と言われているため、発症から1ヶ月くらいはまだ人に感染する可能性があります。

そのため、ハッキリとした治癒までの期間が言えないんですね。

以上のことから、おおよそ、治癒までの期間は2週間から1ヶ月と思っておくと良いかと思われます。

このように、一度かかってしまうと長期にわたって治療しなくてはならない手足口病ですが、では治癒証明は保育園などに必要なのでしょうか?

次はそれについて見ていきましょう。

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治癒証明が保育園などに必要か気になる方はコチラ!?

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まず一般的には学校保健安全法で「感染力が弱まるまでは出席停止」と定められている病気があります。
例えば、インフルエンザやはしか、水疱瘡などの病気です。

しかし、ここには手足口病は含まれておりません。

それでも、手足口病の治癒証明が必要な保育園があるというのも事実です。

つまり、手足口病の治癒証明が必要かどうかは保育園によって異なるということになります。

よって、子供が手足口病になった場合には、まずは通っている保育園などに治癒証明が必要かどうかを確認をするのが良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は手足口病の治癒までの期間や、治癒証明は保育園などに必要なのかどうかについてご紹介いたしました。

治癒までの期間ははっきりしていないものの、大体2週間から1ヶ月が治癒までの目安でしたね。

また、治癒証明の提出は法的には義務づけられていませんが、通っている場所の決まりによって提出が必要になるため、それぞれ確認する必要があるのでした。

手足口病はとても感染力の強い病気の一つで、誰もがかかる可能性のある病気ですが、もちろんかからないのが一番なので、手洗いうがいなどいつでもできる除菌を心がけていきましょうね。

また、どれぐらいで完治するかわからないにしても、感染に気をつけていれば看病や治療は風邪とほぼ一緒で大丈夫とも言われている病気ですので、慌てず適切な治療をしていきましょう。

ただ、少しでも不安であれば迷わず医療機関に受診をしましょうね。

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手足口病の感染や再感染をきちんと防ぐにはどうしたら?

手足口病に感染すると、子供は登園できなくなりますし、大人がかかると仕事に影響が出て大変なことになりますよね。

なので、感染や再感染はできれば避けたいところですが、実際は手洗いやうがいを徹底したところで、ウイルスが体に入ってくるのを100%防ぐことなど、無菌室に入らない限り不可能です。

それでは、どうしたら良いかというと、ウイルスが体に入ってきてもウイルスを退治できる体にしておけばよいのです。

つまり、人間が自然にもっている免疫力をしっかり高めておければ、たとえ手足口病の原因ウイルスに感染しても発症しないので怖くありません。

そこで、続いて免疫をつける上で最も良い方法についてご紹介いたします。

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