手足口病で完治までの期間や目安は?いつかさぶたがとれる?
手足口病は名前のとおり、手、足、口に発疹ができる感染症で、皮膚や口内にできる赤い発疹がだんだんと水泡になります。
そして、水疱はやがてかさぶたになって完治に向かうのですが、発症から完治までにどれくらいかかるのか気になりますし、目安くらいは知りたいですよね。
また、かさぶたができれば治りかけている気はすると思うのですが、発症からどれくらいでとれるものなのか気になりますよね。
そこで今回は、手足口病の完治までの期間や目安、そして、いつかさぶたがとれるのかについてご紹介します。
目次
手足口病の完治までの期間や目安は?
手足口病の症状は手のひら、足の背、ときに膝や臀部に、3mm~5mmほどの発疹ができます。
まず水疱のような発疹が出て、熱が出る場合は38度から39度の熱が2~3日続くこともあるようです。
手足口病の発疹は1週間程度でかさぶたやカサカサ状態になり、だいたい1週間から1か月ほどで完治すると言われていますが、特効薬がなく、手足口病の完治までの期間や目安ははっきりとしていません。
ただ、注意したいのは、もし合併症を起こすと髄膜炎や心筋炎などを起こしたり、脳炎を起こしたりして死亡することもあるので、手足口病かなと思ったら、病院を受診することをお薦めします。
手足口病のかさぶたはいつとれる?
手足口病の原因となるウイルスが夏風邪の原因になるウイルスとほぼ同じため、夏風邪を患った人からの飛沫感染や経口感染により手足口病を発病しやすいのですが、発病すると主に手や足に発疹ができます。
そして、手や足にできた発疹は水疱のような形状なので、引っかいたりするとかさぶたになりますが、そのままにしておけば、かさかさになって自然に治ることが多いと言われています。
ただ、手足口病のかさぶたが、いつとれのるか、また、カサカサに乾燥した肌がいつ治るのかは、個人の肌質による差があり、一概には言えないようですが、発症してから1ヶ月ほどでかさぶたがキレイにとれる場合が多いようです。
しかし、かさぶたがあるから、幼稚園や保育園に行かれないということではないので、熱や体調の回復状況によって大丈夫そうなら、受診した病院に確認して通園することはできるそうですよ。
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手足口病でかさぶたがキレイにとれるようにするためのポイントとは?
かさぶたがとれた時に跡が残ってしまうのはやっぱり困りますよね。
かさぶたがとれたときの跡の正体は色素の沈着なのですが、これを引き起こす最大の原因は日焼けです。
なので、日焼けには充分に注意する必要があるのですが、もし跡が残りそうなときは、肌の新陳代謝を促す美肌ケアをするとともに、保湿ケアもすると良いようですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は手足口病が完治するまでの期間や目安について、また、いつかさぶたがとれるのかについてご紹介いたしました。
手足口病は個人差はあるものの、早くて1週間、遅くても1ヶ月ほどで完治する場合が多いようですね。
また、かさぶたがとれるタイミングも大体完治するタイミングと同じで、発症から1ヶ月ほどの場合が多いようです。
ただ、素人目でわかる明確な完治の基準があるわけではありませんので、完全に治ったか気になる方は、病院で診察を受けることをオススメいたします。
また、一般的な目安の期間になっても治らない場合は、他の感染症の可能性もありますので、診察を受けた方が良いのではないでしょうか。
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手足口病の感染や再感染をきちんと防ぐにはどうしたら?
手足口病に感染すると、子供は登園できなくなりますし、大人がかかると仕事に影響が出て大変なことになりますよね。
なので、感染や再感染はできれば避けたいところですが、実際は手洗いやうがいを徹底したところで、ウイルスが体に入ってくるのを100%防ぐことなど、無菌室に入らない限り不可能です。
それでは、どうしたら良いかというと、ウイルスが体に入ってきてもウイルスを退治できる体にしておけばよいのです。
つまり、人間が自然にもっている免疫力をしっかり高めておければ、たとえ手足口病の原因ウイルスに感染しても発症しないので怖くありません。
そこで、続いて免疫をつける上で最も良い方法についてご紹介いたします。
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