コロナウイルスと風邪の関係や消毒の仕方!感染経路は猫?
コロナウィルスは、世界中で呼吸器系の症状を引き起こすウイルスで、その多くは風邪のような症状となります。
しかし、コロナウイルスは時に命を奪う程の重篤な症状を引き起こす可能性もある、とても恐ろしいウイルスです。
ただ、コロナウイルスの感染経路は猫という噂があるのですが、本当なのでしょうか。
そこで今回は、コロナウイルスと風邪の関係や消毒の仕方はどうすればいいのか、また、感染経路は猫なのかどうかについてご紹介します。
目次
コロナウイルスと風邪の関係や消毒の仕方!感染経路は猫?
コロナウイルスと風邪の関係とは?
風邪は、医学的には風邪症候群と呼ばれており、症状を引き起こす原因となるウイルスは、1種類だけではありません。
そして、コロナウイルスは、風邪症候群を引き起こしている代表的なウイルスのひとつで、さらに、15~20%の人がコロナウイルスが原因で風邪を発症するのです。
つまり、4人に1人がコロナウイルスによって風邪を発症したことがあるということになり、またコロナウイルスによる感染は何度も繰り返し起こります。
コロナウイルスの消毒の仕方とは?
コロナウイルスに限らず、ウイルスを消毒するには、家具やドアノブなど、手が触れることが多いものを消毒液で拭き取る必要があります。
そして、コロナウイルスの消毒に適した液体は、アルコール消毒や塩素系漂白剤などに含まれている次亜塩素酸ナトリウムです。
ところで、正しいアルコール消毒の方法としては、濃度70%の液体でウイルスを拭き取る必要があります。
なぜならば、アルコール濃度が高すぎると、ウィルスを除去できないまま液体がすぐに気化してしまう可能性があるので、アルコール濃度は70%程度にした方がいいでしょう。
また、次亜塩素酸ナトリウムで消毒するときは、消毒液で拭き取った後、水で拭き上げる必要があります。
さらに、この次亜塩素酸ナトリウムは腐食性が高く、皮膚に付着すると健康を害する恐れがありますので、20ml次亜塩素酸ナトリウムを5Lの水で薄めて使用しましょう。
コロナウイルスの感染経路は猫?
ところで、コロナウイルスは基本的にヒトからヒトへ感染しますので、猫からヒトへ感染するということはありません。
但し、猫同士での感染が認められる「猫コロナウイルス」というウィルスも存在します。
そして、猫が感染する猫コロナウイルスは、猫の糞便を通して猫に感染しますので、猫を飼っている家庭は注意が必要です。
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新型コロナウイルスと風邪の関係や消毒の仕方とは?
ところで、コロナウイルスに新型のウイルスもあるということはご存知でしたか?
この新型のコロナウイルスは、別名「中東呼吸器症候群コロナウイルス」という名称で、普通の風邪症状だけでなく、SARSという重症急性呼吸器症候群などの病気を引き起こす可能性があります。
その症状は、発熱やせき、呼吸困難を伴う重度の呼吸器系の症状がみられ、多くの患者が肺炎を発症した結果、新型コロナウイルスに感染した患者の約半数が死亡するいう最悪な結果になりました。
そんな新型コロナウイルスの感染経路は、ヒトからヒトへの感染のみであり、また空気感染例はありませんが、感染者の2メートル以内に近づくなど「濃厚接触感染」で発症することがあります。
したがって、このように新型コロナウィルスに感染しないようにするためには、咳やくしゃみなどの症状をもつ感染者にできるだけ近づかないようにすることと、消毒液などで接触した部分を消毒し衛生を保つことが重要です。
また、新型コロナウィルスが流行している地域への渡航はできるだけ控えた方が賢明でしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、コロナウイルスと風邪の関係や消毒の仕方、また感染経路などについてご紹介しました。
コロナウイルスと風邪の関係とは、4人に1人がコロナウイルスによって風邪を発症したことがあるほど、コロナウィルスは代表的な風邪ウイルスです。
また、コロナウイルス消毒の仕方とは、アルコール消毒や塩素系漂白剤などに含まれている次亜塩素酸ナトリウムでの拭き取り消毒が有効的ということがポイントでしたね。
そして、コロナウイルスは猫からは感染せずに、ヒトからヒトへと感染するので、感染しないためには、できるだけ発症者に近づかないことが重要でしょう。
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