ウイルス性リンパ節炎の原因や症状と治療期間!うつるの?

リンパ節が腫れる要因にはいろいろなものが考えられますが、そのほとんどが細菌やウイルスへの感染症によるものだそうです。

なので、ウイルス性リンパ節炎の原因や感染経路、高熱などの症状やうつるのか、また、子供の場合などについて知りたいのではないでしょうか。

それから、ウイルス性リンパ節炎の治療期間や血液検査についても気になりますよね。

そこで今回は、ウイルス性リンパ節炎の原因や症状と治療期間、また、うつるのか、といったことなどについても詳しくお伝えしていきます。

スポンサーリンク

ウイルス性リンパ節炎とは?原因や症状など!うつるの?

リンパ節炎の中でも最も多い急性リンパ節炎は、リンパ節に病原微生物が感染することによって発症し、きっかけとなるのは風邪や怪我など日常的なものなのですが、複数あるリンパ節炎の中でも最も症例が多いそうです。

そして、その原因は細菌やウイルスによる感染が多く、リンパ管の間をつなぐリンパ節で炎症が起き、傷みや腫れ、高熱が長く続くなどの症状が現れるそうです。

それから、ウイルス性のリンパ節炎には、急性リンパ節炎のほかにも、風邪や咽頭炎、扁桃炎、怪我した場所からのウイルスや細菌などがリンパ節に近い部分に感染することで現れる急性化膿性リンパ節炎があります。

さらに、慢性のリンパ節炎や、原因によってウイルス性、細菌性、結核性といったように種類があるため、症状が出たら病院で血液検査を行なってもらい、原因を特定してから正しく治療を行なう必要があります。

ちなみに、急性リンパ節炎ならば感染した場所に近いリンパ節が腫れ、首や脇の下、鼠径部などに腫れやしこりができるそうですが、急性化膿性リンパ節炎の場合は、首の片側だけに起こることが多いという違いがあります。

(関連記事:化膿性リンパ節炎の原因や症状と治療期間や抗生剤!小児の時も

スポンサーリンク

ウイルス性リンパ節炎の治療期間は?

リンパ節炎は化膿性、ウイルス性、細菌性、亜急性といろいろありますが、いずれにしてもリンパ節炎自体が他人にうつることはありません。

しかし、何らかのウイルスがリンパ節に入ってしまっており、リンパ節は本来老廃物を排出したり免疫機能を担ったりと、とても重要な機能を持っているものなので、しっかり治療をして早くウイルスを退治する必要があります。

そして、血液検査などを行なって、原因が細菌だった場合は適した抗生物質を投与すると1~2週間ほどで症状が改善することが多いのですが、ウイルス性の場合は抗生物質による効果はなく、原因の風邪や怪我などが回復するのを待つと自然と引いていくこともあります。

ただし、子供など、免疫力が低下しやすく体力がない年齢の場合、ウイルス性リンパ節炎の症状が長引きやすく、熱が続いて辛いことが多いので、きちんと対症療法などの治療を受けて安静にし、体を休めることを優先しましょう。

それから、子供の様子や状態がおかしかったら、できるだけ早く病院を受診し、医師に相談するようにしてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、ウイルス性リンパ節炎の原因や症状と治療期間、また、うつるのか、といったことなどについても詳しくお伝えしました。

急性のリンパ節炎には細菌性や亜急性などもありますが、ウイルスが風邪や怪我などによってリンパ節に入り込み、炎症を起こして腫れや高熱などを起こすウイルス性のリンパ節炎も症例が多く、首や脇の下や鼠径部などリンパ節が集まっている部位に症状が現れやすいのでした。

そして、血液検査を行なって、細菌によるものならば抗生物質などの投与ができますが、ウイルス性の場合は対症療法と、原因の風邪や怪我などの回復を待ちながら安静にすることが第一とされるので、特にうつる心配などはないですが、子供などは様子を見ながら体を休めることを優先して早く治してあげましょうね。

スポンサーリンク

このページの先頭へ