目が赤い時の原因と病気の種類!痛くない時と痛い時の事例別に!
ふとした瞬間に鏡をのぞきこむと、目が真っ赤に赤くなっていたら、びっくりしてしまうのではないでしょうか。
なので、目が赤い時の原因でコンタクトや風邪などの病気についてや、充血や目やに、痛い、痛くない、ゴロゴロする、熱や頭痛などの症状がある時についても知りたいですよね。
それから、目が赤い時の症状で治すための目薬などの対処法や、治らない場合や子供についても気になるのではないでしょうか。
そこで今回は、目が赤い時の原因と病気の種類を痛くない時と痛い時の事例別について詳しくお伝えしていきます。
目次
目が赤いのはなぜ?原因の病気や症状について
目が赤い時、痛い場合と痛くない場合がありますよね。
そこで、事例別に考えられる症状や病気について確認していきましょう。
目が赤くなっていて痛い
目の充血を伴い、目の痛みや違和感がある目が赤い症状としては、次のものが考えられます。
結膜炎
目がかゆく、赤くなっていて痛みがあり、充血し、目やにが多いといった症状の場合、目の粘膜やまぶたに細菌やウイルスが感染して起こる結膜炎にかかっている可能性が高く、結膜炎には次の通り5種類あります。
・ ウイルス性結膜炎
激しい充血と目やに、痛み、涙がでるなどの症状で、他人に感染する確率が高いので手はきれいにし、目は触らず、タオルなども家族と別にする対策が必要になります。
そして、発熱も伴うので、幼稚園や学校などは症状が回復するまで休みをとり、眼科で処方された抗生剤やステロイドの点眼で治療を行います。
・ 細菌性結膜炎
ぶどう球菌の細菌に感染したことが原因なので、抗生剤の点眼で治療を行います。
・ アレルギー性結膜炎
目がかゆい、ゴロゴロするといった症状の場合は、花粉やハウスダスト、ペットの毛、コンタクトレンズの汚れが原因で、季節性もしくは慢性的なアレルギー性結膜炎にかかっている可能性があります。
そして、ステロイドの点眼薬を使って治療を行います。
・ アトピー性角結膜炎
アトピー性皮膚炎に合併して起こる結膜炎で、アレルギー性結膜炎と同様に目のかゆみや充血、目やにも現れるのですが、角膜にも炎症が起こることが特徴で、白内障や緑内障を合併して重度の視力低下を起こすことがあります。
・ 乾性角結膜炎
重度のドライアイが原因で起こる結膜、角膜の障害なので、人口涙液やヒアルロン酸の点眼治療を行い、点眼のみでは改善できない時には涙点プラグの挿入を行うそうです。
角膜腫瘍、角膜びらん、角膜炎
角膜(黒目の部分)の障害は、けがなどの外傷やコンタクトレンズの使い方を誤っていたり、細菌やウイルス感染、ドライアイによる乾燥、その他様々な原因で起こり、目の痛みや充血、目やにや涙、視力低下などの症状を起こします。
そして、角膜混濁を起こして治療後にも視力の障害が残ると、最悪の場合角膜の移植が必要になることもあるので、早期の治療が何よりも大切です。
まぶたの炎症
まぶたは、化粧品などが原因で接触性皮膚炎を起こし、ただれてかゆくなったり、かさぶたが生じることもありますし、子供から成人までかかることの多いものもらいの症状もあります。
そして、ものもらいには2種類あり、麦粒腫はまぶたが赤く腫れがあり、強い痛みがあり膿が溜まっている状態なので、抗生物質の点眼や内服で治療するか切開で出すこともあるそうです。
それから、霰粒腫は目を保護するための脂を分泌するマイボーム腺に脂肪が詰まり、まぶたが腫れたりしこりができる病気だそうですが、痛みがさほどないのが特徴なので、放置していると悪化してイボが巨大化してしまうので早めに治療を行いましょう。
逆さまつげによる結膜や角膜の障害
特に小さな子供に多い症状ですが、まつげが逆さを向いていて目にささってしまい、それによって結膜や角膜に障害をもたらしている可能性もあります。
この場合、成長するにつれて自然と回復していくのでほとんど問題ないですが、あまりにひどい場合は眼科を受診すると対処してくれるそうです。
眼精疲労
目が赤くなり、痛みは特に目の奥に感じ、頭痛なども併発している場合は眼精疲労の可能性が考えられます。
そして、眼精疲労は単なる目の疲れとは異なり、パソコンやスマートフォンの見過ぎ、室内の乾燥などによって極度の疲労が溜まり、少し休ませたくらいでは回復しない目のかすみ、視力の低下などのことを言います。
それから、重症化すると、眼精頭痛といって眼精疲労が原因の頭痛が起きたりもするので、日頃から目は休み休み使うようにしましょう。
痛み、違和感がないのに目が赤い
目が充血しているのにゴロゴロとした違和感もなく、痛みもないのであれば、何らかの衝撃で結膜下の細い血管が破れて出血している可能性が考えられます。
そして、自覚症状がほとんど現れないので、人に指摘されて初めて気づくことが多く、稀に全身性疾患を伴うこともあるので、気づいたらその時点で病院を受診するようにしましょう。
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目が赤い時の対処法は?治らない場合も
目が赤い時の原因の症状や病気について一通り説明しましたが、目の充血は、白目の部分が赤くなりますよね。
この白い部分は、結膜という薄い膜に覆われていて、普段は白く見えますが、実際にはその表面の近くにたくさんの細い血管がたくさん通っているので、この血管が前述のような症状や病気によって膨らみ、浮き出ると赤く見えるということになります。
そのため、こうした目の充血に気づいた時には、ひとまず1時間ほどはパソコンの使用をやめるなど、目を休めて、目の緊張を和らげるために遠くを見つめてみてください。
それでも治らない場合は、目薬を差すと良いのですが、ものもらいや結膜炎など抗生物質でないと治らない病気の場合は市販薬を安易に選ぶと危険です。
そのため、あくまでドライアイや眼精疲労など日常の疲れからくるもののようであれば、市販で販売されている次のような充血を解消する効果のある目薬をさしてみてください。
・ サンテピュア8ml
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それから、目の充血は毛細血管がふくれあがることで起きるので、冷たいタオルなどをまぶたの上から当てて冷やしたり、乾燥した眼を潤すため市販の人口涙液をさしたり、部屋を加湿するのもオススメです。
・ ソフトサンティア 5ml×4
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そして、日頃から目はくれぐれも休み休み使うようにし、コンタクトレンズは決められた時間を超えて連続使用するなどしないようにして、目を大切にしてあげましょうね。
また、こうした一通りの対処をしても治らない場合や、原因が自分では判断がつかない時は、早めに眼科を受診しましょう。
前述でもお伝えしましたが、症状によっては重症化すると視力低下につながる恐れもあるので、早期の対応がとても大切です。
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眼精疲労や目の充血予防にはサプリもオススメ!
目の充血や眼精疲労は、目が乾燥し、栄養が行き届かないことが原因なので、普段から目は休み休み使う方が良いですが、仕事が忙しいと途中で休憩を入れるなんてことができない場合もありますよね。
そんな方には、サプリで目の疲れや充血予防に効く栄養分を摂取するのもオススメです。
・ さくらの森 めなり 28.20g(470mg×60粒)
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例えば、眼精疲労予防に効果があると話題の「めなり」は、目を健やかに保つアスタキサンチンや、ルテインやゼアキ?チンという瞳を有害な光から守ってくれる成分も豊富に含まれています。
こうした成分によって、日々酷使する目の疲れを緩和させる効果があるので、1日2粒飲む習慣を身につけて、目を労ってあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、目が赤い時の原因と病気の種類を痛くない時と痛い時の事例別について詳しくお伝えしました。
目が赤く充血していて、痛くてかゆい、目やにがついているといった場合、ウイルス性や細菌性、アレルギー性結膜炎のことが多く、その他にもまぶたの炎症や逆さまつげ、ものもらいや眼精疲労などによるものもあり、発熱があるのはウイルス性結膜炎とのことでした。
そして、目の充血があるのに痛みなどの自覚症状がない場合、結膜下の細い血管が破れて出血している可能性があるので、眼精疲労などであれば人口涙液や充血をとる市販の目薬で対処しますが、原因が分からない場合や治らない場合は眼科を受診すると良いのでしたね。
こうした眼精疲労や目の病気を予防するために、目は休み休み使った方が良いですが、そうもいかない場合は目の疲れに効果的な「めなり」などのサプリを飲んで目を労るようにしてくださいね!
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