目が腫れる原因と病気や治し方!朝や同時にかゆい時や痛い時も!

朝起きて鏡をのぞき込んだら、目が腫れていた!という経験がある方も多いと思います。

なので、目が腫れる原因で、目やにやアレルギーなどの病気、頭痛や泣くことで目が腫れる理由、子供の場合について知りたいのではないでしょうか。

それから、目が腫れるのと同時に痛い、かゆいといった症状や痛くない場合、それぞれの治し方や対処法についても気になりますよね。

そこで今回は、目が腫れる原因と病気や治し方、また、朝や同時にかゆい時や痛い時などについても詳しくお伝えしていきます。

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目が腫れる原因は?朝や同時にかゆい時や痛い時についても!

朝起きたら目が腫れていた!何が原因?対処法も

目が腫れるのには色々な原因があるのですが、朝起きた時に気づいた場合は「むくみ」が原因かもしれません。

そして、このむくみは医学的には浮腫と呼ばれ、皮膚の下に間質液が溜まってしまう状態のことなのですが、間質液は毛細血管から酸素や栄養が含まれた新しい間質液がしみだしたり、古くなった間質液が吸収されたりして入れ替わっています。

ところが、この入れ替えがスムーズにいかずに間質液が溜まる原因には、

・ 疲れ目や睡眠不足で血管の流れが悪くなっている

・ アルコールの飲み過ぎによって水分の処理が間に合わずむくみが生じている

・ うつぶせ寝をしてしまって、水分がたまりやすくなり、特に就寝前に水を飲むことで起こる

などが考えられるそうです。

こうしたむくみによる目の腫れは意外と多く、時間の経過と共に自然と解消されていくのですが、出かける前にどうしても治したい場合はホットタオルを目の上に乗せてしばらく温めると早く解消されるそうですよ。

尚、むくみが頻繁に起こる場合は、腎臓や肝機能の低下によって水分の排出に支障をきたしている場合も考えられるので注意が必要です。

一方で、病気が原因となって目が腫れることもあるので、次の通りチェックしていきましょう。

目が腫れていて、同時に痛い時やかゆい時は?

1、 ものもらい

目が腫れる症状の代表例がものもらいで、まつげの生え際に脂を分泌するマイボーム腺がつまってしこりができる霰粒腫(さんりゅうしゅ)と、マイボーム腺やまつげの根元などに細菌感染が起きて炎症を起こしている場合の麦粒腫(ばくりゅうしゅ)の2種類があるそうです。

そして、この見分け方のポイントは、痛いか痛くないかで、霰粒腫の場合はまぶたにごろごろとしたものができて、あまり痛くないのですが炎症を起こすと痛くなり、麦粒腫の方はまぶたの一部分が赤く腫れて強い痛みを伴います。

それに、感染性のため子供が集団生活などでうつされてくることが多いようですよ。

そして、どちらも自然に治っていくのですが、霰粒腫の場合は放置した結果イボのように硬くなる肉芽に変化してしまうことがあり、こうなると自然に消滅することはなく眼科で手術による除去が必要になることもあるようです。

また、細菌感染の場合は、抗生物質や炎症を抑える内服薬・点眼薬を病院で処方してもらって、早めに膿を出すようにして、まわりの人にうつす可能性があるので、眼帯もつけた方が良いでしょう。

2、 眼窩蜂窩織炎(がんかほうかしきえん

眼窩とは、眼球がおさまっているところで、骨に囲まれていて奥には視神経や血管などを通す裂け目があります。

そして、この眼窩に細菌が侵入して眼球の周囲や後方が化膿してしまうと、眼窩が腫れ強い痛みが起こり、頭痛や吐き気、発熱が現れることもあります。

それから、この部分の血管は脳の血管と直接つながっているので、早めに治療をしないと脳に化膿巣を作ったり、髄膜炎を起こして生命が危険な状態になることもあるそうなので、くれぐれも注意してください。

3、 アレルギー性結膜炎やその他の皮膚トラブル

花粉やハウスダスト、ダニなどに対するアレルギー性の結膜炎が起きると目がかゆく、こすることで余計に腫れて目の充血するなどの症状が現れます。

こうした物質に対するアレルギーでなくても、化粧品やマスカラ、ヘアカラーなどが触れるだけでもアレルギーは簡単に起き、デリケートな目の周りはトラブルが起きやすいので、注意するようにしてください。

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目のむくみを取る時は、温めると冷やすを交互に繰り返す!

目のむくみは、温めることで血管が拡張し症状が改善されますが、かゆみがある時はかえって良くないので、かゆみがある時は氷水の入った袋をタオルでくるんで当てて、冷やすのも効果的です。

そして、かゆみがなくて目が大きく腫れている時には、温めるのと冷やすのを交互に行うことで、まぶたの腫れを短時間で引かすこともできるので、10秒おきくらいに交換してみてくださいね。

また、お茶の成分もまぶたの腫れに効果的で、緑茶や紅茶など、使用済みのティーバッグを目の上におくことで、目の腫れを抑える効果があり、お茶のいい香りでアロマ効果も楽しめるので気になる方はやってみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、目が腫れる原因と病気や治し方、また、朝や同時にかゆい時や痛い時などについても詳しくお伝えしました。

目が腫れている時、朝であればむくみが原因であることが多く、疲れ目や睡眠不足による血行不良、飲み過ぎやうつぶせ寝による水分の蓄積などがあるので、ホットタオルや氷水で冷やす方法をお伝えしましたね。

一方で、目にゴロゴロしたものができていて腫れており、痛くない時は霰粒腫、痛む時は麦粒腫、頭痛がある時は細菌が侵入して現れる眼窩蜂窩織炎、痒みを伴う場合はアレルギー性皮膚炎などについて説明し、それぞれできるだけ早く眼科を受診しないと、重症化した場合視力の低下や脳への影響もあるとのことでした。

このように、目の腫れはむくみも多いのですが、病気が原因の場合、脳への距離も近く直接血管がつながっていることから、油断せずに早めの対処をした方が安全ですね。

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