中耳炎で大人の原因や症状と自然治癒の可否!治療と薬についても

%e7%94%bb%e5%83%8f%ef%bc%91中耳炎といえば、幼児の病気というイメージが強いですが、実は大人がかかることもあります。

そして、大人の中耳炎は重症化しやすいので、その原因や熱、痛い、耳だれ、難聴などの症状について知りたいのではないでしょうか。

それから、大人の中耳炎で治療方法として手術や薬についてや、自然治癒の可否についても気になりますよね。

そこで今回は、中耳炎で大人の原因や症状と自然治癒の可否、治療と薬についても詳しくお伝えしていきます。

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中耳炎で大人の原因や症状!自然治癒は可能?

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中耳炎は、大人は子供よりかかりにくい一方で、罹患すると重症化しやすいので注意が必要です。

そして、中耳炎が起きる原因は細菌やウイルスが鼻の奥から耳につながっている「耳管」という管を通り、中耳に入り込んでしまうことだそうです。

それから、こうした細菌やウイルスの侵入の原因は、主なものが風邪で、次に心理的なストレスも関連しているそうで、特に大人はストレスが原因となって中耳炎を発症することが多いそうです。

ちなみに、大人と子供では形状が違い、子供の耳管は大人と比較すると短くて太く鼻から中耳への距離も近いことから、中耳に細菌が入りやすいので中耳炎にかかりやすいのです。

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中耳炎の種類

中耳炎の種類は大きく分けて次の2つがあります。

1、 急性中耳炎

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中耳が炎症を起こし膿がたまり、耳の痛みや耳の穴から膿が出るなどの耳だれの症状があり、耳が詰まっているような感じがします。

2、 滲出性(しんしゅつせい)中耳炎

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中耳に滲出液と言われる体液がたまる中耳炎で、耳がつまっているような感じがしますが、基本的に耳の痛みや耳だれの症状はありません。

さらに、この二つの中耳炎が悪化すると、以下のような中耳炎に発展し、聴力低下やめまい、顔面神経麻痺などを引き起こす可能性があり、手術が必要になることもあるそうです。

1、 慢性中耳炎

鼓膜に穴があいた状態が続くため、周囲の音を充分に聞き取ることができず、聴力が低下します。

また、鼓膜の穴から細菌などが入りやすくなってしまうので、頻繁に耳だれの症状が起こります。

2、 癒着性中耳炎

鼓膜が中耳の壁とくっついてしまい、中耳の空間がなくなってしまう病気で、聴力が低下し耳だれや耳の痛みだけでなく、耳鳴りやめまい、頭痛なども併発します。

3、 真珠腫性中耳炎

鼓膜の奥に真珠腫ができる病気で、耳管の働きが低下することが原因で、自動的に排出されるはずの耳あかが固まって塊になったものです。

そして、慢性中耳炎と同様に聴力が低下し、耳だれや耳の痛み、耳鳴りやめまい、頭痛などの症状が出てきて、さらに症状が悪化すると顔面神経を破壊して、顔面神経麻痺を起こしてしまうそうです。

自然治癒はするの?

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中耳炎といっても、様々なタイプがあることをお伝えしてきましたが、急性中耳炎は自然治癒する可能性があり、傷みや腫れが1週間程度で治まった後、膿が完全に出れば完治となるそうです。

そのため、次で紹介する通りホームケアをすれば、病院へ行かなくても治すことが可能です。

一方で、滲出性中耳炎は急性の時と違って激しい痛みなどがないため自覚症状が薄く、大人がなりやすい症状だそうで、難聴になってしまうことがあるので病院での治療が必須となります。

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大人の中耳炎の治療方法!薬なども

まずはホームケア

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自然治癒が可能な急性中耳炎であっても病院へは行った方が良いですが、行く前にまずはホームケアを行なって少しでも傷みを緩和させましょう。

1、 耳のまわりを冷やす

耳の回りを冷やすと中耳の炎症を少し抑えられますし、その他にも部屋を涼しくしたり冷水を少しずつ飲むのもおすすめです。

2、 上半身を起こす

夜中に急性中耳炎を発症して、耳の痛みがあるという場合はまずは上半身を起こして座るか起立すると、鼻の通りが良くなるのでおすすめです。

そして、耳管から膿が排出されやすくなり、傷みが和らいでいくそうです。

3、 鼻づまりを解消する

鼻が詰まっている場合は優しく鼻をかんだり、小さな子供の場合は鼻水を吸引してあげるようにしましょう。

4、 耳だれは耳の外側だけを拭く

耳だれが出ている場合は耳の中はできるだけ触らないようにして、耳の外側を柔らかいガーゼなどで優しく拭いてあげてください。

なぜかというと、耳の中に触れてしまうことで、膿や不純物が鼓膜に空いた穴から中耳へ逆流してしまったり、外耳に傷がついて外耳炎を引き起こしてしまう恐れがあるからだそうです。

こうしたホームケアを行なった上で耳鼻科を受診し、痛み止めを処方してもらって対処するようにしましょう。

薬の注意点は?

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市販の鎮痛剤を飲む場合は、飲み慣れたものを使用条件を守って飲むようにし、傷みが治まらない時であっても、飲む間隔を最低5~6時間は空けるようにしましょう。

また、鎮痛剤を購入する時はアセトアミノフェンなどの単剤を選ぶようにすると無難で、病院へ行くときは飲んでいる薬を持参し、医師に改めて処方してもらってください。

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入浴やシャワー、運動は?

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体が温まって血流が良くなると痛みも悪化しますし、耳だれが起きて鼓膜が破れている時は耳の中に水が入ってしまうこともあるため、入浴やシャワーはできるだけ控えるようにしましょう。

また、運動も体温が上がって血流を促すので控えるようにし、安静にして過ごしてください。

大人の中耳炎が治るまでの期間は?

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大人の急性中耳炎の場合、発熱や耳傷は2~3日で引くことが多く、その後も抗生物質などを服用してきちんと治療を続ければ1週間から10日ほどで治ると言われています。

ただ、数日で傷みや熱が引いてしまうとつい治ったと勘違いしてしまいますが、実際には炎症が治まっているわけではないので、必ず処方された薬などは最後まで飲みきるようにしてください。

一方、滲出性中耳炎や慢性中耳炎の場合は、症状や体質、年齢によって完治までの期間が異なるため一概には言えず、一般的に大人の滲出性中耳炎は完治までに最低1ヶ月は必要と言われていますが、これはきちんと病院で治療を続けた場合だそうです。

それから、慢性中耳炎に至っては個人差が非常に大きく、完治には数ヶ月から中には何年もかかるケースがあり、治った後も定期的に通院し経過観察を欠かさないようにすることをおすすめします。

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大人の中耳炎の予防法は?

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中耳炎は風邪とセットでかかりやすいため、風邪を引いてしまった時には、急性中耳炎の予防を行いましょう。

そして、予防法は「鼻の中をきれいにする」ことで、風邪を引いた時の黄色や緑の鼻水は中耳炎の原因になる細菌が混ざっていることが多いので、なるべく鼻水をすすらないでこまめに鼻をかむようにしましょう。

それから、鼻をかむ時には、両方同時ではなく、片方ずつしっかりかむと効果的です。

ちなみに、鼻をかめない乳幼児には、鼻水吸引器を使ってくださいね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、中耳炎で大人の原因や症状と自然治癒の可否、治療と薬についても詳しくお伝えしました。

大人が中耳炎になる原因は風邪やインフルエンザによる細菌やウイルスの侵入で、耳の痛みや耳だれが起こる急性中耳炎と耳がつまった感じがする滲出性中耳炎の2種類があり、重症化すると聴力低下やめまい、顔面神経麻痺などを引き起こす可能性があり、手術することもあるのでしたね。

そして、急性中耳炎であれば自然治癒も可能ですが、滲出性中耳炎は難しいとのことで、まずはホームケアを行ない、お風呂は控え、耳鼻科で処方された薬を最後まで飲みきってウイルスや細菌を退治するとの注意点がありました。

それから、大人の中耳炎は大体1週間程度で治りますが重症化する危険性があるため、油断せずに風邪を引いた時には鼻水をしっかりかむなど予防にも努めてくださいね。

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