マイコプラズマのレントゲンの特徴!異常なしは信じて良い?
マイコプラズマでは、気管支や肺に病原体が感染するので、気管支炎や肺炎など呼吸器系の症状が現れます。
そのため、マイコプラズマではレントゲンを撮って状態を確認することが多いのですが、そのレントゲンの見方について、特徴などが知りたいのではないでしょうか?
また、マイコプラズマのレントゲンで異常なしと出たら、感染はしていないと信じて良いのかについても気になりますよね。
そこで今回は、マイコプラズマのレントゲンの特徴や、異常なしは信じて良いのかといったことについて詳しくお伝えしていきます。
目次
マイコプラズマでレントゲンを撮るときのポイントは?
マイコプラズマに感染し、病原体が肺にまで浸食すると、肺炎を起こし、風邪に似たような症状が長引いて、一部の人は胸痛なども感じることがあるそうです。
そのため、マイコプラズマ肺炎を疑って病院を受診すると、まずは胸部レントゲン写真を撮影することになり、感染している場合はすりガラスのような陰影が写ったり、または間質性陰影などという陰影が見られるようです。
これによって、マイコプラズマ肺炎かどうかを大方見極めることができるのですが、これらの陰影はマイコプラズマでなくても、他の細菌による肺炎でも見られる現象だそうです。
そのため、マイコプラズマ感染による肺炎と特定するには、さらにCT検査を受ける必要があるそうです。
マイコプラズマでレントゲンを撮り、異常なしと出た場合は?
マイコプラズマでは、病原体が肺にまで浸食せず、上気道炎、咽頭炎、気管支炎にとどまっていて、レントゲンで異常を示さない場合も珍しくないそうです。
ただ、この場合は、マイコプラズマ肺炎とは言えないだけで、マイコプラズマには感染しているので、注意が必要です。
そのため、激しい咳や熱などの症状が現れている場合は、医師による問診で家族や職場、学校などで周りの人が感染しているかなどを確認したり、迅速検査キットで簡易的な検査を行ないます。
この迅速検査キットは、のどのぬぐい液を採取して検査する方法で、わずか20分で診断結果が出るので便利ですが、偽陰性や偽陽性を示す可能性もあるので、確定診断の手段としては適切ではないようです。
ただし、マイコプラズマ感染症では、こうした検査方法を組み合わせて医師が総合的に診断するので、検査キットとしては急性期にその場で結果を出すことができるので、現在は迅速検査キットが最も多い検査手段となっています。
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マイコプラズマ肺炎の症状はどれくらい続く?レントゲンの陰影も
マイコプラズマ肺炎は、抗生物質の投与など、適切に治療するときちんと健康を回復できる病気だとされていますが、個人差があるそうです。
そして、症状の経過中に、レントゲン撮影を何度か行なうことがありますが、熱が下がってもレントゲンの陰影がなくなるのに1~2ヶ月かかったり、咳が1ヶ月以上続くことも珍しくないそうです。
なので、その場合には、症状がなくなるまで医師の指示に従って、経過を観察すると良いでしょう。
そして、熱が下がれば日常の活動をして良いとされていますが、咳が残っている場合には周りの人へ感染しやすく、激しい運動は体への負担になるので、しばらくの間は無理をしないようにしましょうね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、マイコプラズマのレントゲンの特徴や、異常なしは信じて良いのかといったことについて詳しくお伝えしました。
マイコプラズマに感染し、風邪などの他に胸痛など肺炎のような症状が現れていたら、病院でレントゲンを撮ると磨りガラスのような陰影が写るのですが、マイコプラズマ以外にも現れる陰影なので、確定するにはCT検査が必要になるのでした。
また、気管支炎や咽頭炎にとどまっている場合はレントゲンで異常なしと出ますが、マイコプラズマには感染しているので、他の検査も行い医師が総合的に判断するのでした。
それから、マイコプラズマ肺炎では人によっては長引き、熱が下がっても1ヶ月近くレントゲンに陰影が写るので、しばらくの間は無理をしないようにしたほうが良いのでしたね。
マイコプラズマではレントゲンを何度も撮ることもあり費用もバカにならないので、次の記事で予防法もチェックして2次感染や2度目の感染に備えましょう!
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「マイコプラズマに免疫をつけて感染予防するための効果的な方法!」についての記事はコチラ!?
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