花粉症で病院に行くタイミングと費用の目安!治療内容についても

元々花粉症である人は毎年の対策に慣れているものですが、それまで症状がなかった人でもある日突然花粉症になることがあるので、とりあえず市販薬で対応していないでしょうか。

なので、花粉症で病院に行くタイミングはいつなのか、何科なのか、検査の費用や治療にかかる料金、注射や薬について知りたいのではないでしょうか。

それから、花粉症の場合に病院で行われる治療内容も気になりますよね。

そこで今回は、花粉症で病院に行くタイミングと費用の目安、また、治療内容などについても詳しくお伝えしていきます。

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花粉症かも?!病院に行くタイミングはいつ?検査など

花粉症は、それまで症状がなかった方でもある日突然なることもありますし、症状の出方や重度は人によって異なるので、とりあえず市販薬だけで対処するのは危険です。

そのため、これまで花粉症の症状は感じたことがなかったのに、花粉症かも?と思う方は、できるだけ早く病院を受診した方が良いですし、元々花粉症であると自覚している方は花粉が飛散し始める2週間前までには病院を受診しましょう。

そして、原因である花粉はスギ以外にも色々あるので、その花粉が飛散し始める時期をニュースの予報でチェックして、前もって病院へ行くことをオススメします。

それから、花粉症で病院を受診するときには、

・ 耳鼻科

・ 耳鼻咽喉科

・ アレルギー科

・ 眼科

のいずれかを受診してくださいね。

そして、原因の花粉が何かまだ分かっていない場合はアレルギー科を受診すると、問診と次の検査で原因のアレルギーをチェックすることができ、費用は保険適応となり、5,000円ほどで行えるそうです。

・ 皮膚反応検査

皮膚をスギ、ダニ、ヨモギ、イネなど原因と考えられるアレルゲンのエキスで刺激し、反応を見ると15分ほどで反応が出て、皮膚が大きく腫れればそれがアレルゲンと診断するテストです。

・ 血中IgE検査

血液検査で原因となるアレルゲンに対する抗体を明らかにするテストです。

・ 鼻粘膜誘発テスト

原因となるアレルゲンを鼻の粘膜につけて、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状が出るかを見て診断するテストです。

それから、問診では自分の症状を正確に伝えることが大切なので、受診時にはそれほどつらくなくても、自分が一番辛い時の症状や何に一番困っているのかを、正確に医師に伝えるようにしてくださいね。

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花粉症の病院での治療法は?薬や費用の目安も

花粉症と診断されると、病院では次のような治療を行います。

1、 薬物療法

花粉症の治療では、鼻水やくしゃみなどの症状を軽減するため、ヒスタミンの働きを抑制する薬としてアレジオン・ジルテック・アレグラ・アレロック・ザイザルなどの抗ヒスタミン薬を処方されます。

もしくは、症状が重度の場合は即効性のあるステロイドのセレスタミン錠などの内服薬や、点鼻薬、点眼薬を処方されることもあるので、医師の指示に従って使用するようにしてください。

それから、注射一本で数週間に渡って症状を抑えることができる治療として一時期話題になった「ステロイド注射」もありますが、効果が強い反面、副作用も強く出るので、日本の学会では推奨されていないとのことです。

2、 レーザー治療

治療用のレーザーで鼻の粘膜を照射しアレルギー反応を抑制する治療法で、炭酸ガスレーザーや高周波ラジオ波、半導体ダイオードレーザーなど数種類があり、症状によって適切な治療法を選択の上実行します。

そして、治療は保険適応内で行うことができますが、施術によって痛みや出血が現れたり、鼻粘膜のかさぶた形成や癒着、萎縮などの副作用が現れて、かえって鼻閉塞が強くなることもありますし、治療効果は永久的ではなく3~4年で再発するとされています。

そのため、薬の投与をしても効果がない場合は、薬の副作用が強く現れる場合にのみ適応となる治療法で、医師とよく相談してから決めた方が良いそうです。

3、 アレルゲン免疫療法

アレルゲン免疫療法は、アレルギーの原因物質を少しずつ体内に入れ、抵抗力をつけながら改善していく治療法で、薬による治療とは違って体質を改善することで完治を目指す治療法なので、長期間(2~3年)にわたって継続的に治療をすることになります。

治療費の目安は?

花粉症の治療は保険が適応になり、3割負担の場合でそれぞれ以下が費用の目安となるそうです。

・薬の投与を行う場合は保険

7,000円~12,000円/1シーズン

・レーザー治療

初診時5,000円程度、手術は9,000円程度

・アレルゲン免疫療法

月に3,000円程度かかり、2~3年ほど継続

このように、一見すると高く見えますが、花粉症の症状を抑えようとして市販薬を購入し続けるよりは、病院で治療を行った方が確実に軽減でき、長い目で見ると費用が抑えられるという考え方もありますよね。

何より、原因の花粉を特定せずに自己判断で治療を行っても、症状が改善されるどころかかえって悪化してしまう危険性もあるので、できるだけ早く医師に診断してもらうと良いでしょう。

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症状のセルフチェック表を作ってみよう!

花粉症の症状は風邪とよく似ているので、間違えないように、次の通り花粉症かどうかを事前にセルフチェックしましょう。

・ 鼻水やくしゃみが続けて出る

・ 鼻水が透明でサラサラしている

・ 微熱が出ている

・ 目がかゆくなる

・ 毎年同じ時期に症状が出る

以上がほとんど当てはまるようなら、花粉症の可能性があるので早めに病院へ行くことをオススメします!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、花粉症で病院に行くタイミングと費用の目安、また、治療内容などについても詳しくお伝えしました。

花粉症では、ある日突然症状を感じたらできるだけ早く、花粉症の自覚がある方は花粉が飛散し始める2週間前を目安として病院の耳鼻科・耳鼻咽喉科・眼科を受診し、アレルゲンが分かっていない方はアレルギー科を受診して、問診と皮膚反応検査などで診断し、検査の費用は5,000円程度なのでしたね。

そして、抗ヒスタミン薬かステロイドの内服・点眼・点鼻薬を投与する治療が多く、薬の投与が難しい場合はステロイド注射か、根本的に改善したい方はアレルゲン免疫療法というのもあり、それぞれの費用もお伝えしましたが、市販薬の継続購入よりも結果的には安く済むのでした。

というわけで、花粉症かも?と悩んでいる方はお伝えした事前のセルフチェックを行い、早めに病院で治療を開始して、次の記事で体質改善法もチェックしてみてくださいね!
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「花粉症を体質改善で治す方法!効果的な食べ物や食事と漢方など!」についての記事はコチラ!

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