インフルエンザの検査結果が外れる確率!いつから受けるべき?

画像1毎年流行するインフルエンザは検査する方法も昔と比べたら非常に簡単になって、簡易キットによる短時間の検査ですぐ終わり、保険点数もだいたい決まっています。

では、このインフルエンザ検査はいつから受けるのが正解なのか、検査によって正しく結果が出る確率ははたしていくつなのでしょうか。

実際、インフルエンザの検査を受けた人は痛いと感じる人も多く、受ける回数は減らしたいもの、1度受けて陰性と出たのに日を置いたら陽性となるのでは料金ももったいないですし、なにより痛い経験を2回もすることになります。

そこで今回は、インフルエンザの検査結果が外れる確率や、いつから受けるべきかについてお伝えしたいと思います。

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インフルエンザの検査はいつ受けるべき?

まず皆さんに最初にお伝えしたいことは検査を受けるタイミングが早すぎると、たとえインフルエンザにかかっていたとしても検査結果が陰性となってしまうことがあるということです。

もし、検査結果が陰性となってしまった場合、病院側では風邪としか判断できないためインフルエンザに対する薬を処方してくれません。

ここで医師による見解を確認したところ、検査を受ける時間帯について多少意見が割れているようですが、概ね発症から12時間以上経過すれば陽性として出るようになるというものが多かったです。

そのため、再検査とならないようにするためには発症後12時間以上経ってから検査を受けるのが良いと言えるでしょう。

また、検査を受けるにあたってのいくつか注意点があるのでご説明いたします。

◇注意点① 重症化しているなら早めにつれていく

たしかに検査が二度手間とならないようにするためには、発症してから12時間以上経過させることが大切ですが、あまりにも症状が重かったらその限りではないです。

そのような場合は一刻も早く病院に連れていくべきなのですが、下記に重症だと判断する基準を記載しますので参考にしてくださいね。

・痙攣があり、意識混濁状態で呼びかけに応じることができない

・顔が青白くなり、顔色が悪い

・ひどい下痢や、嘔吐が続く

・通常のインフルエンザよりも高い熱、40℃以上の高熱がでる

・息苦しそうにしていて呼吸が早くなっている

もし、上記のような症状が出ているのであれば再検査のことを気にするよりも、体の方に気を付ける必要がありますが、この時事前情報として発症してからどれくらいの時間が経過したのかを必ず把握しておき、それを医師に伝えるようにしてください。

◇注意点② 遅すぎてもダメ

ある程度の経過時間は必要ですが、それでも遅すぎると抗インフルエンザウイルス薬が効かなくなってしまいます。

具体的な時間は48時間以内と言われているため、つまりベストな検査時間帯は発症から12~48時間ということになりますね。

◇注意点③ 検査内容を確認する

もし、12時間後の良いと言われる検査時間よりも早く検査を受けることになる場合には検査内容を確認してください。

というのも、インフルエンザの検査には簡易キットによる検査と分析装置による検査があり、分析装置による検査ならば発症初期でもウイルスを検出しやすいという特徴があるからです。

インフルエンザの検査方法には簡易キットと分析装置がある!?

インフルエンザ検査における注意点でも簡単に触れましたが、インフルエンザの検査には簡易キットによる検査と分析装置を用いた検査があります。

◇簡易キットによる検査

簡易キットの最大の特徴は検査キットが小さくどこでも検査ができるため、どこの医療機関にも常備されていることです。

こちらの検査結果はだいたい10~15分程度で出るとされていて、陽性と出た場合はもう少し早く検査結果が出るようです。

◇分析装置を用いた検査

こちらの最大の特徴はインフルエンザウイルスの数が少なくても検出できるため、発症初期でもウイルスを検出しやすいことです。

そのため、発症してからの時間が短くても陽性と判断される確率が簡易検査キットよりも高く、判定失敗による2度の検査を避けることができます。

また、こちらの検査結果も10~15分で出るとされており、簡易キットによる検査と変わらないものとなっています。

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インフルエンザの検査で正しい結果が出る確率や料金について

インフルエンザにおける検査方法は鼻の奥に綿棒を入れて鼻の粘膜を採取する方法ですが、この検査方法は痛いとか辛いと感じる人が結構いるようですね。

なぜ、このような方法をとっているかというと、一番インフルエンザが検出されやすいのが鼻の奥の粘膜だからという単純な理由があるからで、他にも口や喉から擦り取るという方法もありますが、これでは検出率が低くなり正確な検査結果が出ないことがあります。

また、鼻や口以外でもラップを使って鼻をかむという検査方法がありますが、こちらの検査確率はさらに低いものとなっていてあまりお勧めできません。

そして、正しい検査結果が出る確率がどうなっているかというと、鼻による検査は約85%、口や喉の検査は約70%、鼻水を使った検査は約40%と言われています。

このように検査確率を考えると、間違いなく鼻による検査が一番良いのですが、本当に痛いため涙が出ることもあり、人によっては鼻血が出ることもあります。

なので、この痛みを少しでも回避したいのならば、まず検査を行う前に麻酔をするかどうか確認すると良く、麻酔をすれば痛みや不快感が減るため簡単に検査することができますよ。

インフルエンザの検査料金について

インフルエンザの検査料金は、全国どこでもあまり変わりはないようで、初診料込みの健康保険3割負担で約2000円となっています。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか?

今回は、インフルエンザの検査結果の確率や受ける時期などについて詳しくお伝えしました。

インフルエンザの検査時期は12時間以上経過してからが良いけれども、抗インフルエンザウイルス薬の効く時間を考えると12~48時間がベストということでしたね。

そして、検査の確率を考えた場合は鼻が一番良いのですが、喉や口または鼻水といった方法もあり、鼻水による検査の確率はかなり低いものとなっているようでした。

また、鼻の検査による痛みがひどい場合には検査前の麻酔の有無を確認することが大切で、麻酔さえあれば痛みや不快感が減るため検査も楽になるということでした。

なかなか時間をつくるのが難しい社会人の方でも検査はかなり早く終わるため、あやしい症状が出たなら他の人にうつしてしまう前に必ず病院による簡易キットによる検査か分析装置による検査を受けるようにしましょうね。
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